5万円「アルマーニ」なぜ公立小で標準服に
2/8(木) 19:28配信
日テレNEWS24
東京・銀座の“公立小学校”が導入する予定の児童の「標準服」、いわゆる制服が波紋を呼んでいる。デザインしたのは高級ブランドの「ジョルジオ・アルマーニ」。今までの標準服の2倍以上、およそ5万円の価格に様々な声が上がっている。
◇
都内にある公立の学校がこの春、入学する新入生に着用を推奨する「標準服」。男女ともに紺と白で統一されたシンプルなもの。イタリアの高級ブランド「ジョルジョ・アルマーニ」がデザインしたという。
その値段は、男子の場合では上着が2万5920円、ズボンと帽子はそれぞれ夏と冬用があり、すべてそろえると2万3976円となり、総額は5万円ほどになる。女子の場合は5万円以上となる。
この標準服を中央区銀座にある区立「泰明小学校」で導入しようとする動きが出ている。対象となるのは今年4月から入学する新1年生で標準服の価格は、今の標準服の2倍以上になる。
世界の名だたるブランドが新作を発表するファッションショーでも、その「デザイン」が注目されているアルマーニ。公立の小学校で導入することについて、子どもを持つ親は「すごいかっこいいなと思うんですけど、5万円はちょっと高い」「ちょっと高いと思いますね。普通に考えて」などと話す。
さらに、この話題は国会でも…
麻生副総理「アルマーニの話は今、初めて聞いたんで。高いにしちゃ、高いだろうなって感じはします」
◇
アルマーニデザインの標準服、導入のワケとは―?8日午後、小学校を所管する中央区の教育委員会が会見を開いた。
中央区教育委員会「9月22日に新入学を予定している保護者向けの説明会で、具体的に『標準服を変えます』『デザインについてはアルマーニに監修していただいたものにします』と説明した」
去年9月に保護者に伝えたという。導入する理由について小学校は、去年11月、保護者に配布した文書の中でこう記していた。
学校の文書「銀座の街のブランドと泰明ブランドが合わさったときに、もしかしたら潜在意識として、学校と子どもらと、街が一体化するのではないかと、また銀座にある学校らしさも生まれるのではないかと考え、アルマーニ社のデザインによる標準服への移行を決めました」
PTA関係者によると、導入が決まってからは「仕方がない」と賛成している人がほとんどだというが、中には「アルマーニである必要はあるのか」「負担が増える」といった意見も出ている。
◇
校長は8日、ホームページ上でコメントを発表した。
校長のコメント「説明が足りなかったこと、タイミングが遅かったということについて謙虚に受け止め、今後、関係者には丁寧に説明していく」
*******************
先生の劣化も、とうとうここまできたかという感じ。
銀座=ブランド=高級=アルマーニという、極めて下衆で俗っぽいバブリーな意識を
もしかしたらという程度の確証の無いまま、親に負担を強要し
無限の可能性を秘めた子供達一律に植え付けようなんて学校へは、私が親なら絶対行かせない。
しかも育ち盛りの子供たちだから、卒業までに何着も買うことになる。
経済的にあまり豊かでない家庭のお子さんの入学はご遠くださいと言ってるに
等しい差別的学校だと思う。
銀座の森友学園だと言っても過言ではないだろう。