実力の拮抗したチーム同士の対戦では、ちょっとしたミスや
監督の采配が大きくものをいう訳で、送りバントさせるか、
強打にするのか、代打や継投、交代のタイミング等々、
様々な場面で色んな選択肢がある中から監督は一つの作戦を決断しますが
結果論でしか評価できないけど、その時の監督の判断で勝ったり負けたりするわけです。
国政選挙も同様で、今回の場合、与党の失態生産工場状態に、野党の勝てる要素が
多分にあると思われるのに、これまでの経緯を見てると、残念ながら監督の采配が
名監督とは言い難く、勝てる試合を勝てなくしてるように見えます。
民進党の公認放棄、希望への編入指示もそうですし、
希望の党の選別排除もそうですし、政策や信条の枠を越えて一枚岩になれない
知恵の浅さが政権交代をより困難にしてるように思えます。
私の希望としては、最大限、譲れるところは譲歩し、譲れないところも棚上げにしてでも、
野党が連合して安倍内閣の暴走を止めなければ、近い将来
取り返しのつかない事態になるのではないかと危惧するのですが。