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Musica♪(^ 0^)ノ⌒☆Todos os dias

18世紀のロンド・アラ・トゥルカ

2007-01-22 | おきらくClassc♪
今日、デイサービスの音楽療法セッションでモーツァルトのトルコ行進曲を弾きました。いやぁ、人前で弾くとやっぱり緊張しますなー。指定されたテンポはAllegretto(やや速く)なのに、焦って完全にAllegro(速く)で弾いてしまいました。そう、オスマン・トルコ軍がダッシュで行進・・・そして、つまずいてドドドーっとなだれ込んでしまった様を表現したかのような演奏に・・・。

モーツァルトがなぜ?トルコ風の曲を作ったのか、調べてみました。時は16世紀初頭、オスマン・トルコがヨーロッパに勢力を拡大したことで、オリエンタルな文化をヨーロッパ各地にもたらしました。18世紀になると、トルコ軍楽が注目を浴びるようになってトルコ・ブームに発展!モーツァルトもこのブームにのった!のった!っということだそうです。なーるほど!

トルコ軍楽の特徴は打楽器が刻む力強いリズム。[ドンドンドン・]っと3拍打って1拍休むスタイルが基調です。このリズムってすごく心地よいんですよ。音楽療法のセッションで、おじいちゃん、おばあちゃんに自由に太鼓を叩いていただくと、おもしろいことに自然と[ドンドンドン・ドンドンドン・]のリズムに落ち着いていくんです。普遍的な何かあるんですかねぇ~、三本ジメも[チャチャチャ・チャチャチャ・チャチャチャ・チャ]だし、花笠音頭に出てくるリズムも「ヤッショー マカショ シャンシャンシャン」鈴をシャンシャンシャンと鳴らしたりします。東京音頭も「ヤーットナー ソレ ヨイヨイヨイ・」っと、西条八十、中山晋平先生も上手に使っておられる。お!「おもちゃのチャチャチャ」やズンドコ節の「き!よ!し!」も[123・]のリズムだわ!この「123・」のリズムって、自然と息が合いますねー!ふーむふむ、これから意識して考察してみることにします。

参考文献
『さわりで癒される天才!モーツァルトの名曲25選』 中経出版
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Sonata in A,K.331A“Rondo Alla Turca”
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2 コメント

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ふむふむ。 (タイコンオロシ)
2007-01-22 23:53:52
ぱ!や!こ! も 123・ 

ですな。

そういえば、本屋でズンドコ節の踊りの本を発見しましたよ。
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踊りの振り付けは、 (mucky☆kiyoshi)
2007-01-23 23:47:04
毎回、きよしちゃん本人が考えているらしいね!
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