毎年1月1日に運転される初日の出号。今年は犬吠初日の出3号と外房初日の出3号が両国発で設定されました。
かつては房総へのターミナル駅だった両国駅ですが、今は総武線各駅停車の駅となり国技館最寄り駅となっています。そして地上ホームへ通じる開かずの扉が開いて、レトロな通路が姿を見せていました。その通路に敷かれた赤絨毯を歩きホームにあがると、
これまたレトロなホームに先発の犬吠初日の出3号が停車していました。こちらは房総特急で使われているE257系です。
ホームの駅名標もレトロ感なものになっており、その下に駅員手作りの記念撮影用の表示がありました。
3時過ぎに乗車予定の外房初日の出3号が入線。幕張車両センター虎の子のニューなのはなです。この電車はお座敷電車ですが、座席車にも転換できる車両で、当列車では海側がお座敷、山側が座席になっていました。しかし指定された席はお座敷になっていました。どうしたものかと思いとりあえず畳に腰掛けていると、車掌さんがお座敷、座席どちらもお好きにお使いくださいとのこと。座席に早速移動しました。
この外房初日の出号、千葉までは錦糸町、新小岩、市川、船橋、津田沼、稲毛、千葉と快速電車と同じ停車駅ですが、外房線に入ると特急わかしおの止まる大網、上総一ノ宮を通過し、485系特急電車の足回りを存分に披露してくれます。若い頃に体験した夜行列車スタイルを思い出し、座席に横になってすごしました。
安房小湊発車後に起き出して、5時32分に安房鴨川に到着。初日の出まで時間があったので、待合室であったまって時間をつぶしてました。