東日本大震災と原発事故が起こった年、息子が生まれました。
「放射能から子どもを守ろう」と、放射能測定調査、内部被曝の勉強会など、いろいろなことをやってきました。
いろいろなことをやるなかで、「原発利益共同体」(=原子力ムラ)という巨大な相手に対して、自分の子どもを必死に守ることだけでは限界があるということも、子育て仲間とともに学びました。
それは、自分の子どもだけでなく、子どもたちを守るには政治や社会がまともでなければならないということです。
鹿児島県の九州電力・川内原発一号機が再稼動されました。
使い古された言葉を使って、政府は再稼動は必要だといいますが、まったく心に響きません。
私たちは、福島第一原発事故を目撃し、いまなお故郷に一歩も踏み入れることができない状況を知っています。
「世界最高水準」の安全基準といいながら、過酷事故を想定した訓練をやるという矛盾。
二酸化炭素の削減だといいながら、使用済み核燃料の処分については見て見ぬ振りをする矛盾。
地震と火山噴火を予知することは困難です。そして日本列島は、地震と火山とうまく付き合っていかなければならない島なのです。
そんなに「原発利益共同体」のもうけが大事ですか。原発しがみつかなければ、日本の前途が開けないのでしょうか。国民の声は聞こえていますか。
私は、原発を再稼動する無謀な決断をする政治よりも、すべての原発を廃炉にする現実的な決断ができる政治をつくりたいと思います。
最後に、日本共産党の志位和夫委員長の声明「川内原発の再稼動に断固抗議し、停止を求める」のリンクを貼っておきます。
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