現在、町田市では新たなごみ資源化施設の建設が議論されています。
先日の市長記者会見で、「新たな『ごみの資源化施設』の建設地周辺にお住まいの皆さんと話し合いをすすめます。」ということが発表されました。
2012年町田市議会第4回定例会(12月議会)には、「新しいゴミ処理施設計画(バイオ化施設)の再検討を要求し、小山田地域への建設に反対する請願」が提出され、建設常任委員会で採択されましたが、本会議では不採択に(日本共産党は賛成、表決結果はコチラ)。「家庭系『生ごみバイオガス化施設』計画の再検討を求める請願」は、継続審査となっています。
町田市廃棄物減量等推進審議会で、議論されてきた到達点はありますが、バイオ施設など大きな課題が山積しています。また、小山田地域に一極集中状態であったごみ関連施設をどうしていくのか。しっかりと市民のみなさんとの対話を積み重ね、議論していきたいと思います。
◆施設建設問題とと合わせて、「ごみ問題」の市民的議論を
2011年度の決算を審査した、決算特別委員会では市内で普及されている大型生ごみ処理機について、ごみ減量や生ごみの資源化では一定の効果があるものの1台あたり66万1352円/年(光熱費は1台あたり9万1765円/年)とあまりにも高額であることや集合住宅以外には導入が困難であることをあげ、抜本的に見直しが必要だと求めました。
とりわけ、24時間365日の稼働が必要であり環境負荷も大きく、電力を再生可能エネルギーで賄うなどの工夫をすすめるべきです。また、ゴミ袋は有料であり不公平感があるのも事実です。
市の政策ですすめる以上、しっかりと検証することが求められています。高すぎるゴミ袋の値下げも検討することが必要です。
日本は、大量生産、大量消費、大量廃棄というゴミをたくさん出すための仕組みになっています。出たゴミをどう処理するのかという発想ではなく、どうしたらゴミを出さないかということが議論の中心にならなければならないと思います。まちづくりと一体で、ごみ問題をしっかりと議論していく時にきています。
┏┓池川友一|日本共産党町田市議会議員
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