霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

右手と左手 ー転載ー (1/6)

2017-06-26 22:42:54 | つぶやき
8年前に職場の広報紙のコラム欄に投稿したものですが、つぶやきとして転載します。
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野球の王選手に代表されるように、スポーツ界では左利き選手の割合が多く活躍も目立つ。自分はというと極端な右利きで、見た目は同じこの左手のぎこちなさは自分でも呆れるほどである。
小学生のころ運動神経抜群の同級生がいてやはり彼も左利きだった。自分も左利きになればきっと運動神経が良くなるはずとの単純な思いから左手の訓練もしたが全然だめだった。それ以来右手は優等生で左手は劣等生との烙印を押してしまった。

土地神話

2017-06-26 22:06:14 | マイホーム建築の思い出
30年前に千葉県のマンモス団地のアパートに住んでいた頃のことですが、時はバブル真っ只中で、ことに不動産の値上がりは常軌を逸していました。ついこの間まで坪数万円の土地が、みるみる間に10万、20万となり、あっという間に50万、70万円となっていて、とてもサラリーマンには手が届くものではなくなりました。
隣近所の奥さん方の話題も「今買わなければもう一生買えない」というもので、「何時かは下がるはず」と思いつつも、その強迫観念に縛られていました。

荒野の呼び声 & 白い牙

2017-06-26 18:04:35 | 読本
少年時代に夢中になって何回も読んだ本です。作者は同じで内容も似ていて、狼と犬の血を引く主人公が、いろんな人間から虐待や愛情を受けながら、闘い続けて強くなっていく物語です。ただ結末は正反対で、荒野の呼び声の方は人間社会から離れ荒野の狼の群れに戻って行くのですが、一方の白い牙の方は飼い主の愛情に包まれ南国の地で穏やかな余生を送るのです。
私は荒野の呼び声のバックに憧れを持ちましたが、雪国育ちのせいか南国への憧れをこの時から抱きました。