日本刺繍の宿題で、笹の葉を刺しています。
葉一枚の中に、グラデーションで必ず3色使わなければならない。
アップに耐えられない出来栄えですなー…。
フランス刺繍のサテンステッチの要領だが、
糸のねじれがないよう、一針刺すごとに“てこ針”でしごく。
こうすることで艶も出る。
刺しては納得いかずほどき、
ほどいては刺す。
フランス刺繍の何倍も手間暇かかる。
こんな小さな葉をたった一枚刺すのに一日がかり。
あー、先は長いー。
刺繍教室の近くの銀杏並木。
厳しい冬がすぐそこまで来てますなー。
2年後の娘の成人式までに、手刺繍の半衿を作ることを目標にしている。
図案のイメージを固めるめに、
「池田重子コレクション 半衿のおしゃれ」
という本を買ってみた。
大正、昭和初期のものを中心に、300枚余りの半衿が紹介されています。
(著作権を侵害しないよう、写真は敢えてぼかしています。)
ため息が出るほど美しい手刺繍の半衿。
こんな作品を仕上げるには一生かかりそうだ。
娘の成人式に間に合わせるにはかなりの妥協が必要だな。