徳ちゃん繁昌リポート

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【一年の一日】高千穂の旅、神武天皇の足跡

2022年02月11日 | 遠きにありて

平成22年、今から22年前の50歳代後半、愛車ローレルで阿蘇内牧温泉前泊後に宮崎県西臼杵郡の高千穂峡を旅した写真フォルダーを見つけた。遠出の目的はもちろん日本国の祖、秘境の地で生まれた神武天皇の若かりし頃の足跡を巡ることだった。

 

今日2月11日は「建国をしのび 国を愛する心を養う日」として1966年に定められた「建国記念の日」、戦前までは「紀元節」と言っていたらしい。日本書記によれば日本国を統一した初代天皇の神武天皇が辛酉元旦(紀元前660年2月11日)に大和の橿原の宮で即位したとされ、そこから2月11日を「建国記念の日」に定めたそうだ。ただ歴史学上では神武天皇は実在の人物ではないとの諸説もあり神話域を脱していない。

 

神話の国・高千穂峡の真名井の滝」に心打たれ、「高千穂神社」と「天岩戸神社」に参拝後は天安河原へ下りて鬼八の力石」を探索、夜は厳かな「高千穂神楽」を観劇したものだ。明朝、小高い丘に登ると神々が高天原の天孫降臨した地から遠く山々を見下ろし、日本統一と建国の野望に燃える神武天皇にいつの間にかなりきっていた。フリーランス最盛期の頃、ストレスだらけの日々で唯一のリフレッシュ解消法が夫婦で出掛ける旅だった。

帰りしな地元「がまだせ市場」に立ち寄り渡す相手もない土産品を買ったことを思い出す。

 

 


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