年寄りに縁薄の「バレンタインデー」、チョコ選択と妻の支払いパターンは変らず酒のつまみがまた増えることになる。なぜチョコレート?昔のスペインの上流階級の間でカカオが食されココアで飲むと体が温まる効果のある「恋の媚薬」と称されていた。
3世紀のローマ、近隣との争いが頻繁に起こり時のローマ皇帝が戦争へ行く若者に家族のために命を懸け戦うことを躊躇しないようにと、若者に結婚してはならないと命を下した。愛し合う恋人達の結婚は許されず?そんな状況を見かねた聖バレンタインが密かに結婚の手伝いをしていた。そのことが皇帝にばれて2月14日にバレンタインは処刑されてしまったのだ。
それから時は流れ200年後のローマではクジ引きで恋人を選ぶ風潮がはやり社会が乱れきっていた。懸念したキリスト教会が愛し合う恋人達のため命を張ったバレンタインにちなんでこの日を「恋人達が贈り物をし合う日」として、これが「バレンタインデー」の誕生秘話と伝えられている。尚、日本ではこの日に女性が好きな人にチョコを送り、アメリカでは男性が女性を喜ばすために何かしてあげる日として定着している。それにしても巣ごもり生活で異変?本命は別として義理や友チョコ、逆チョコが目減り、ファミチョコやパパチョコ、それにマイチョコが健闘しているらしい。