徳ちゃん繁昌リポート

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【現役奮闘記】二度と御免!恐怖の強盗体験

2014年03月24日 | ひとり言
サラリーマン人生も20年するといろんな出来事もあるもので、その中でも二度と遭遇したくない恐怖の体験。当時は会社の財産守った凄いことと秘かに思い込んでいたのですが、会社から労いや表彰もなく、結局はこの事件を他人に自慢どころか話すこともできないままでした。振返ってみるとひとり奮闘したほんと恐ろしいことだったんですね。

あれは昨日までのような3連休の最終日、まだ夜間金庫など利用していない頃で店の金庫には恐らく数千万円の売上金が入っている日でした。当日は夜間責任者を店長や副店長、グロサリーのチーフなどが交代で行う決まりで、昼過ぎに本部の人事担当者から今晩の夜間責任者は誰かという問い合わせがあったそうです。夕方もう一度、今度は当日責任者の私に電話があり、人事の件で内密な話しがあり夜間終わったらひとり店で待つようにとの連絡でした。
夜間終わってバイトの学生達を帰してから急に変な予感と胸騒ぎが?どうせ待つなら裏出口のシャッター閉めて通りで待っても同じことと思い付いたのでした。
約束の時間を少し回った頃、目出し帽かぶって上から下まで黒ずくめの男が何処からとも現れ鍵締めたシャッター口を叩いていました。手提げ袋には長い棒のような物が?いま考えると日本刀か猟銃だったんでしょうかね。勇気を振り絞ってこの不審な男に声を掛けると男は店内で話そうと要求してきて、私は私で隣のファーストフードで珈琲飲みながら話そうと提案し押し問答して、結局は明日本店に来るようにと捨て台詞を吐いて闇夜の中に消えて行ったのでした。人払いした夜に黒覆面で人事の話しがあるなんて誰が考えても異様なこと、機転が難から救ってくれたんでしょうね。

同じチェーンのスーパーに強盗が入ったのはそれから間もなくしてのこと。猟銃を持った強盗が夜間責任者の副店長を縛り上げ、脅して金庫の番号を聞き出し売上金を盗んだのでした。同一犯かどうか定かではありませんが、単独犯の仕業だったそうで社内の業務の流れを承知している者の犯行のようでしたね。そうそう、その時初めて売上金に盗難保険なるものが掛けられていたことを知ったのでした。どうりで待てど暮らせど会社から表彰などある訳ないですよね。


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