徳ちゃん繁昌リポート

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【現場実録記】魚の釣り方を習って自力本願!

2014年05月29日 | 仕事モード
他力本願という言葉は元々仏法用語でして、一般的には自分では何もせずに他人の力を当てにすること、人任せにする、他人の力によって望みをかなえようとすることだそうです。他人の力を借りたり頼るのは決して恥ずかしいことではないのですが、自力を忘れてこの状態がずっと続くようならちょっと困ったものですね。

先日のテレビのドキュメンタリー番組、砂漠のど真ん中の汚水で呑み水にもことを欠くアフリカ大陸に日本人の技術者が単身渡り、全て現地にある資材を使って井戸を掘ろうという実話です。もちろん現地住民の人出が必要でしたが何度と失敗を繰り返し最後にやっとの思いで井戸水に辿り着くノンフィクション、その度に日本人技術者は井戸の掘り方を現地住民達に身振りで手取り足とり教えていました。やり方さえ分かれば技術者の力ではなく自分達の力で乾いた地に次から次へと井戸が掘れるという訳なのですね。
他力本願の方がそれは楽でしょうし、言われるままにやって失敗しても言い訳ができる、第一リスクなどないんですからね。しかしそれではいつまで経っても他力に頼まなければなりません。旧態依然の動かない体質であることは百も承知しています。しかし、自力では無理だと決め付けずにとにかく勇気もって他の真似事でもいいからやってみることですよ。駄目だったら他力に聞けばいいじゃないですか。

アメリカの世界的モテイベーターのジグ・ジグラーはこう言っています。腹が空いたからと言って魚を釣ってもらうばかりでは空腹の度にいつまでも頼らなければならない。だから早い内に魚の釣り方を習うべきではないか。これこそが自力で自立できる極意だと。でしょうね。

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