徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

博多祇園山笠「オイッサ、オイッサ」の夏

2011年07月15日 | 出張先々
夏本番、山笠の季節がやってきました。なんか眠ってた男魂に火がついて何とも知れぬ興奮を覚えています。祭りは観るものじゃなく参加するものでしょうが、この年齢では雰囲気が伝わってくるだけでも感動しますね。しかし今年も仕事(出張)で残念ながら追い山のライブは味わえませんでした。

ちなみに「博多祇園山笠」とは福岡市の博多区で毎年7月1日から15日にかけて開催される770年の伝統のある祭。櫛田神社の素戔嗚尊(すさのおのみこと)を祀る祇園祭のひとつで、正式には櫛田神社祇園例大祭と言うそうです。GWの「博多どんたく」とともに福博(福岡&博多)を代表する祭りで、この時ばかりは博多っ子(正確には福岡市南区出身で博多区の隣り町)であることを誇りに思いますね。
箱崎浜のお汐井取りに始まり、12日の追い山馴し、13日の集団山見せ、そして今朝(15日早朝4時59分)の追い山のクライマックス、一番山西流れが山留めをスタート、博多の総鎮守櫛田神社境内の清道を回って山を奉納するのです。狭い境内が大舞台に、「オイッサ、オイッサ」の掛け声が響き渡り、その時の興奮たるはひと言では表現できない凄まじさ、見物客も武者震いする瞬間です。
山笠に参加する舁き手たちは水法被に締め込みという伊達姿で貫かれ、ステータスシンボルといえる赤手拭(てのごい)に足元は地下足袋と脚絆。やっぱり博多近辺に住む男衆なら誰もが憧れる晴れ舞台です。福博に生まれたからには一度は舁き手を夢見るものですが、どうして成れるのか?未だ定かではありません。この時季、街角界隈ではこんな姿の大勢の男達をよく目にします。

この祭りが終わると福博の街も厳しい夏が訪れるのです。今年も猛暑どころか酷暑の夏。すでに気温は35℃を超え、夕方には決まって雷と激しい夕立が襲っています。電力不足の節電対策と熱中症予防の狭間で寝苦しい夜はまだまだ今からのようです。
環境破壊の代償が大きすぎて、地球の未来は大丈夫なのか!?不安に駆られるのは私だけではないでしょうね。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 当たるはずもない庶民の夢を... | トップ | 道の駅ブーム!生き残りと淘... »
最新の画像もっと見る