徳ちゃん繁昌リポート

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【商店街探訪】長崎の「浜んまち」も人の分散

2011年07月03日 | 出張先々
竜馬が愛した町・長崎。ここには学生時代の思い出がいっぱいあります。大学休みや卒論を書き上げる口実に連泊続けた出島近くの古びた旅館。もう今は整備され跡かたもありませんが、ここを訪れる度に懐かしさに浸っています。ちょっと心が折れそうな時、挫けそうになったり、傷を癒したくなった時にもなんとなく足が向く町、その度にいつも元気取り戻して帰っていきます。

今日紹介するのは長崎市内でも一番のファッションとショッピングタウンの「浜んまち」です。長崎俵物発祥の築町、いこかもどろか思案橋、ちょっと覗いて銅座町、そして新地・中華街・・・・・・・ぶらぶら「さるく」という方言がぴったりの長崎市内の中心地です。
「浜町商店街」は浜市、観光通り、鍛冶屋町、電車通り、万屋町からなる長崎を代表する商店街で、愛称として「浜んまち」とも呼ばれています。長崎市は市街地の周囲が山に囲まれているという地形的要因から郊外型の大規模店舗が少なく、他の都市の商店街がシャッター通り化している中にでは比較的賑わいを見せて、離島からも大勢の客を集めて頑張っている商店街です。ただ、大波止に「夢彩都」、長崎駅前に「アミュプラザ長崎」と相次いで大型商業施設が進出して人が分散化、以前に比べ集客数もかなり激減して楽観はできない状況のようです。まして157年の歴史を刻む長崎大丸が今年のゴールデンウィーク期間中に閉店し、いよいよ「浜んまち」自体が厳しい商環境に陥りつつあります。どうも鹿児島の天文館を視てるようで何とも危機感を感じますね。
それにしても益々、買い物は博多・福岡へ流出する様相。これで長崎新幹線?でも開通したらと思うと恐ろしくなりますね。

ちょうど昼時で、西浜通り商店街のダイエーを過ぎの「新地中華街」に向いました。名店はいろいろですが、やはり本場華僑の料理人のいる店がいいですね。お勧めは長崎ちゃんぽんより皿うどん!?柔らかなちゃんぽん麺を香ばく焼いて海鮮類具沢山の特製はもう堪りません。絶対に概念など取っ払って惑わされず皿うどんに決めた方が得策と思いますよ。

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