【明日の警鐘】老後貧乏が密かに忍び寄って

今日は｢敬老の日｣、昔と比べ若々しいアクティブシニアも老人と呼ぶのでしょうか？後期高齢者(シルバー世代)が対象ですよね。先日の講習会で中高年の受講者に高齢者の実態を話したら他人事ではないと皆さん真剣に聞き入ってくれました。

日本の人口１億２千７百万人の内、６５歳以上の比率は２６.７％、実に３.７人に一人が高齢者です。悠々自適の年金生活と思い際、老後貧乏が密かに忍び寄っているそうです！？
相続すれば遺産も残さねば、どれ程あっても時間の問題の預貯金？断トツ４０歳ニートは親に寄生、年金を食い潰す。現在も老後破綻は２百万人、生活保護も百万人、独居老人は６百万人に達しています。介護・保険料値上げ、年金基金運用は赤字、国の年金制度も破綻状態？因みに高齢者の自殺者は年間３万人(交通事故死は年４千人)、いかに多いことか！年金収入だけでは余裕などないのです。

誰しも死に向かって生きるのではなく元気に愉快に生きたいと願うのは世の常。先進国のはずなのに社会福祉が充実されていない日本では、どんなに身体が健康でもある程度の経済的な健康がなければ生きていけないようです。とにかく個人の責任なんですからね。