飄(つむじ風)

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織田(おりた)邦男 元空将による明晰な国防論!

2018-01-17 14:41:44 | 動画

これ程明晰な国防論を聴いたことが無い・・・!
元パイロットにして、
スクランブル飛行隊の隊長を歴任・・・。
司令官を経て2007年退職!
元空将と言えば旧軍の中将である!

だからといって、

単に素晴らしいというつもりはない。

氏は米国空軍大学に留学し、

日米の軍事情報に精通している・・・。

そこから出た情勢分析は

現在、

超一級と言っても過言ではあるまい。


論理が素晴らしいから氏は素晴らしい。

 

北朝鮮もさることながら、

来るべき国難は中国(中共)である。

いみじくも、

「日本が戦争を放棄しても、戦争が日本を放棄しない」

と仰る。

至言である。

又、

非武装で侵略を受けた国家は

事実上数多い。

チベット・ウィグルがそうであるし、

かつての植民地のほとんどはそうであった。

 

日本が「非武装・中立」等と言っても、

事実そうなれば確実に侵略され奴隷国家となる。

これは日を見るより明らかなことだ。

「攻められたら、降参する」等と戯言は公言すべき言葉ではない。

自分でこっそり言うのは仕方がないが、

公言すれば独り歩きし、

悪くすれば相手の諜報に利用される。

 

「私は自殺する」と公言すれば、

直ちにケアーが入るか、

少なくとも公にはその言葉は封殺されるのがオチだ。

本気度が高ければ拘束されるだろう。

絶対多数は健やかな生存を望んでいる。

しかも、

奴隷ではなく自由な共同体を守り、

その破壊を命を賭けて守ろうとしている。

 

それに、

砂をかける行為は許されない。

 

国家はある意味で大きな共同体なのだ。

国体とは、

その共同体を存立せしめる理念である。

それに反する行為は許されない。

どうしても反抗したいというなら、

一人で出ていくか、

「攻められたら、降参する」というなら、

チベットかウィグルに行って暮らせばよいのである。

 

言論は自由であるかもしれないが、

国体(共同体の理念)を逸脱する公言は、

指弾されるのは当然であろう。

一介の市民であれば

誰も咎める者はいないだろうが、

社会的影響力のある人間であれば、

その責任ある説明責任があって然るべきものと思う。

 

誰とは言わない。

 

明らかに中国(中共)は、

平和攻勢の衣の下に覇権攻勢を強めている。

韜光養晦」は鄧小平の言葉だが、

もはや、

その時期はとうに過ぎて、

尖閣・沖縄そして日本本土に対する侵略攻勢が明快になった。

 

それを防ぐことが出来るとすれば、

国防しかない。

自衛隊を正式に国軍に昇格して、

「軍からの安全」から「軍による安全」への構えが必要だ。

もう自虐史観から脱却すべきである。

自虐史観は「WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)

に依って仕組まれたものだと気づくべきだ。


<滅多なことでは飛び上がれない最高時速19ノットの空母遼寧>

 

当然、

憲法改正は目下の急務である。

先にも書いたが

「日本が戦争を放棄しても、戦争が日本を放棄しない」

という現実を見据えるべきだ。

それを止めることのできるのは武装である。

武装して国体(共同体の理念)を守るのは、

人間としての普遍の誇りである。

軍人はその誇りの先兵である。

これが世界の共通認識だということを

日本は立ち返らなければならない。

 

それこそが戦争を防止する第一義の方策だ。

 

織田(おりた)邦男 元空将講演『尖閣の空は守れるのか 〜「5条適用対象」で浮かれている場合か』② 吉田康一郎政治経済勉強会/日本のこころタウンミーティング 2017/3/22

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