含み益が消えたということだが・・・!
それも19兆4000億円だから、半端じゃあない。
年金資金も風前の灯火だろう・・・?!
利益確定しなければ、実損はないとしても、
今後の見通しから、甘くないだろう・・・。
その金はどこに流れたのだろう・・・?
別の市場に決まっている・・・。
別の市場・・・?
デリバティブ市場だろう。
さらに、リターンを求めて規制の少ないデリバティブ市場だ。
今日は、11日だから、もっと含み損は膨らんでいるだろう。
が、
株式市場に数百倍した賭博場はあるのであるから、
博徒には関係のない話だ。
失う者は、
閉鎖系の株式投資家、即ち、ファンド投資家は並べて討ち死にする可能性・・・。
信用取引も含めてである。
利益確定を迫られるからである。
そこでかどうかは知らないが、大統領予備選候補トランプ氏は、
ウォール街に爆弾を落とした。
【転載開始】
トランプ氏:ウォール街に課税する-米株急落受けアイオワ州で発言
(ブルームバーグ):2016年米大統領選の共和党候補の指名獲得争いでトップを走るドナルド・トランプ氏が、「ウォール街への課税」を明言し た。同氏はアイオワ州オタムワで9日開いた集会で、米国株の急落という機会を捉えて有権者に新たな不安の種を植え付ける働き掛けを行った。
トランプ氏の集会での発言は、共和党大統領候補の指名を争う資産家というよりも、民主党の大統領候補の1人でウォール街を批判してきたバーニー・サンダース上院議員に近い響きがあった。
トランプ氏は米株式市場の混乱に言及し、このような困難な時期こそ自分の金融に関する経験が生きてくると発言。「それは私の得意分野だ。私はウォール街と そこで働く人々を熟知しており、最高の交渉人を得ることができるだろう。だが私はウォール街の逃げ得を許すつもりはない。ウォール街はとてつもない問題を 引き起こした。われわれはウォール街に税を課すことになろう」と述べた。【転載終了】
何れにしても、経済指標は最悪である・・・。
何しろ、
太平洋上には、物流の貨物船が消えたと言われている・・・。
一体何が起こっているのであろうか?
実体経済のモノが流れないから、
いくら金融緩和しても経済に実体経済に金も流れない。
証券市場に流れるだけである。
その証券市場も、いくら何でも先行き不安を隠せなくなった。
総撤退が始まっているわけである。
その金は、どこに流れるだろうか?
それが問題である。
ゼロサムの世界は、
勝つか負けるかの世界であるから、
負けるものが居れば、同じ数(質量)勝つものが居る。
当然の理屈だ。
撤退して、どこの市場に向かうか?
それだけの話である。
【原油の暴落】
【アメリカ株式市場暴落】
【転載開始】
最も多い59億ドルを失ったのは世界第4位のお金持ちでアマゾンの創始者ジェフ・ベゾス氏。世界第1位のビル・ゲイツ氏は45億ドルを失い、氏に続くアマンシオ・オルテガ氏は34億ドルを失った。
この1週間で、47人の億万長者が、10億ドル以上の損失を出した。
ブルームバーグが作成する億万長者リスト掲載者の総資産額は3.7兆ドル(ドイツのGDPに匹敵する)で、昨年のそれは4兆ドルだった。