飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

北朝鮮の実態?! -中丸 薫氏の北朝鮮訪問-

2010-10-24 19:56:48 | 国際・政治

北朝鮮の実態について、
知るものは少ない!
知っている者で、語るものはもっと少ない!!
それで、拉致家族が帰ってくる見通しが付くはずがない?!


 

 果たして、悪の帝国か? これはブッシュの決めつけた台詞である。それを真に受けてしまうわけにはいかない。最近、その決めつけ台詞は取っ払われたが、とにかく、悪の帝国になってもらわないと、都合が悪いらしい。

Noexplosion12


 韓国哨戒艦撃沈事件は、北朝鮮の所為にされたが、事実は違う。米国の原子力潜水艦の反撃で撃沈されたとの説が、信憑性がある。今は、論議も沈静したが、どう考えてもそうとしか云えない情報しかない。


 最新の情報によると、北朝鮮『残置国家』説なるものもある。『残置国家』とは、簡単に言うと、地政学的に戦略上必要により、誰かが据え置いた国家と言うことである。その昔、日本の統治下であったのであるから、日本が無関係であったとは、云えない。しかし、その誰かとは、はっきりと断言するのは控えたい。


 検証中である。


 驚くべき事に、金正日日本人説もある。おそらく、金正日=済州島=日本、の図式に中でそれは仕組まれたのであろうが、ちょっと驚きである。そういえば、金正日はマグロと、寿司が大好物であると言うことは間違いないから、無関係とも云えない。

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 その話は、さておいて、彼の中丸薫女史が、過日、北朝鮮を訪問したことは知る人ぞ知る話である。金正日に招請されたということは間違いない。明治天皇の落胤と本人が公言してので、それに抗う論拠があるわけではない。


 寧ろ、その事を追認する考察は、随所で散見している。しかし、ここでは深く立ち入らない。


 女史が、各国首脳と会見しているのは確かであるから、今回の北朝鮮訪問は驚くに価しないが、驚いたのはその件で、船井幸雄氏がブログでその事に触れている点だ。いつものヨッシーさんから、その情報を知った。


 船井氏の見解は、尤もなところである。我々がマスコミ・メディアで得ている情報は、かなりフィルターが掛かっている。日頃、マスゴミと評しているわけであるから、事ここだけ真実だというわけにはいかないのは当然であるが、次第に真相が暴かれていくような感じがする。


 大体、北朝鮮がなければ、はたして日本が斯くまで復興を遂げていたかというと、疑わしい。というのはドイツと同じで、西ドイツの目覚ましい復興は、東西分裂にあったと考えることが出来る。南北朝鮮が共産国家として統一されていたり、その逆だったりしても、日本の目覚ましい復興は果たして、と思われなくもない。

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 又、中国との関係性は、今に増して直接対決を生んだ可能性がある。たかが尖閣であれほど揉めているのであるから、きっと、竹島も含んでずっと前から大揉めしていたに違いない。この『残置国家』の真の目的を思案している最中である。


 ところで、金日恩の母親が実は誰かが問題だ。云われている在日朝鮮人高英姫という説には、異説もある。金正男は別の話をしたとかしないとか。俄には信じれないが、謎の国北朝鮮、そして、『残置国家』という概念は、ひょっとしたら、これまでの印象を大きく塗り替える話に発展するかも知れない。


【転載開始】

Funaiface

                             まだ、つい最近のことです。

 

 中丸薫さんからつぎのような手紙と2枚のDVD(1枚1時間半)と1冊の彼女の近著『アジア発・世界平和は日本が興す』(9月25日 ベストセラーズ刊)が送られてきました。

船井幸雄 様

 ご無沙汰していますが、お変わりございませんか。
  私は元気にしていますが、4月に2週間ほどカメラクルーと北朝鮮を訪問し、のべ30時間のビデオに収めてきました。2枚のDVDにまとめたものをお送りさ せていただきますのでご覧下さい。それから、同封の本は私の最新刊です。日本の国体を守るにはどうしたらよいかを書き記したものです。こちらもご一読くだ さいませ。
では、又お目にかかる日をたのしみにしつつ
                                      中丸 薫


 中丸さんは、私と親しい人ですが、有名な女性です。
 というのは、彼女は正真正銘の明治天皇のお孫さんで、明治12年(1879年)8月31日にお父上の堀川辰吉郎氏は明治天皇と千種任子(ちくさことこ)さん(権掌侍)の間に生まれた人だからです。堀川さんの活躍ぶりは、私ぐらいより年輩者ならたいてい知っています。
  明治天皇は皇后との間には、お子さまはいなかったようですが、葉室光子、橋本夏子、柳原愛子、千種任子、園祥子という5人の側室に15人の子供を生ませた ことは皇統譜の上でも明らかです(これは前記の著書内にも書かれていますし、文藝春秋の1974年9月号の「明治天皇の落し胤」というタイトルの文章にも 記されています)。
 中丸薫さんは、名文家で、思ったとおり行動し、文章も書きます。しかし、彼女の本の内容が「すべて正しい」とはいえませんが、ほとんど事実であり、彼女の確信していることだとは言えそうです。国際問題の評論家、提案者として、みごとな活躍をされている女性です。
 ところで、私がびっくりしたのはピョンヤンの街を主として撮った2枚のDVDを見てのことです。
 われわれは「北朝鮮は、貧しい国で、自由はなく金正日の完全な独裁国家だ」と思っています。
 ところが、このDVDを見ると、どうやらこれはまちがいのようなのです。
 そんなに貧しくもなく、国民はそこそこいまの生活に満足しているように思えるのです。
 もちろん、幼稚園児から小中学生あたりのマスゲームなどを見ると、私は戦前や戦中の日本を思い出しました。
 とはいえ、あの当時、大多数の日本人の満足していたレベルよりは、現在の北朝鮮の方がはるかに良いように思えたのです。
 はじめてカメラクルーを連れて行った……と彼女が言っていますように3時間に編集されているのですが、決して上手な編集ではありません。
 が、保育所、産院、学校、地下鉄、公園、アパート、商店、人々の表情などを見ると、みんな生き生きしています。
 私は小中学時、強制されたマスゲームが大嫌いで、昔を思い出して、「枠にはめられてかわいそうだな」と思ったのですが、これも一つの国の方針と受けとれないことはなく、街は清潔で、国民はきびきびしていました。
 物資はそんなに豊かでないようです。これは肥った人がいないことからも分かりますが、決して明日の喰べものに困る、着るものや履くものがないというようなことはなく、逆にピョンヤンという首都だからかも知れませんが、国民はかなり満足しているように見えました。
 ともかく世の中で報道されている北朝鮮のことと、中丸クルーの撮影したこのDVDのちがいにびっくりしました。
 詳しくはDVDを見てもらうのがもっともよいと思います。
 ぜひ中丸さんが主催する国際問題研究所(http://nakamarukaoru.com/index.html)(TEL:03-5976-5772 FAX:03-5940-6481)に御連絡のうえ、DVDを入手してご覧ください。
 とともに、前記の本もいろいろ参考になりました。一部私とは意見のちがいがありますが、ともかくよい本です。すいせんいたします。

                                           =以上=