聖賢の集会続く。残りの根本原理。聖賢一同イエスを祝す!!
ずいぶんと間が空いた連載となった。地震や似非右翼やいろいろ、先んずることあった分けである。
また、頑張ろう。
人間の本質は、魂である。肉体は長くて、100年と永らえることはないが、魂は永遠である。そのために、肉体に於いて魂修行をしている。そう考えることが出来る。そう考えないと、聖書は読めないし、読んでもチンプンカンプン、ちっとも有り難くも何もない。ましてや、この物語など、馬耳東風であろう。
根本原理が根本たる所以は、その事を前提に読解しないと意味がない。永遠の魂の目的が書かれているからである。魂そのものはそれだけで偉大である。如何に偉大であろうとも、自覚しない魂では、真の喜びは無かろう。
人生の目的は、気づきにある。気付くから喜びが生まれるのである。信仰の目的もそれと何ら変わりがない。神はいないとも考えられる。それでも魂は生きている。生かされていると言っても良いであろう。神がいてもいなくても、魂は存在するのである。
<檜葉:記事に無関係>
魂というと、拒絶するする向きもあろうから、肉体は存在するではないか。そして、斯く思う、我は存在する。故に我ありではない。これがそもそもの間違いである。我あり、故に我は思うではないか。その我とは、魂である。思うのは魂に住まう意識である。
まあいい。肉体が、脳が考えるとでもしておこう。意識が脳に宿るとでもしておこう。それが事実であり、実体であるなら、肉体の死と共に意識は無くなるか。脳の崩壊と共に意識はなくなるか。それでは信仰は成就し得ない。当たり前の話ではないか。
信仰とは、希望である。そして、永遠であらねば、根本原理など胡散霧消する。喜びなどとうていあり得ようはずがない。根本原理がたかが100年の肉体生命に故にあろうはずが無く、神無くして永遠があろうはずが無く、真の希望があろうはずがないと言うことを、必然的に感ずるのであって、キリスト(愛のエネルギー)が全ての心の裡にあることを断言するする事が出来る。
聖賢の集会続く。残りの根本原理。聖賢一同イエスを祝す。七日間の瞑想。
アポロは第5条を書く。
「魂は四頭の白馬に乗って完全なる光に向って曳かれ行く。これは意志、信仰、援助、愛の四頭である。
人間が自ら成さんと欲する意志あれば、これを成す力がある。
その力を知ることが信仰である。信仰が動けば魂は飛翔し始める。
利己的信仰は光に導かぬ。光に行く道を辿るに孤独の巡礼者はない。人々が高きに達し得るためには、他の人々をも高きに達するよう助くるにある。霊生活に行く道に導く駿馬(しゅんめ)は愛である。純無私なる愛である。」
マセノは第六条を書く。
「アポロが語る普遍愛は智恵と聖意の子にして、神はこれを人間が知るため、肉体として地上に送った。聖賢が語る普遍愛とはキリストである。
すべての時代の最大の神秘はキリストがいかにせば心に住むかにある。
キリストは肉類の冷湿(れいしつ)なる洞窟に住むことが出来ない。恐怖、自我、肉欲の如きすべて肉につけるものが放棄されるまで、七たび戦って七たび勝たねばならぬ。
これが完成すれば、キリストは魂を持ち、その働きが完成して人間と神が一つとなる。」
次ぎにファイロが第七条を書く。
「完全な人間よ!自然が造られたるは、三位一体なる神の前にかかる人間を連れ行くためである。この完成は神秘なる生命の最高の啓示である。
肉なるものすべてが悉く魂に化し、理の本質が聖気に帰し、かくて人間が完全な神とされれば、天地創造劇は幕をおろして万事終わる。」
聖賢一同はアーメンと唱和した。
その時メングステは言った、「聖なる方は人々の思想を指導するため、無数の歳月の努力によって啓発されたひとりの人間をわれわれに送った。
この人物、ガリラヤ生れのこの人物、全世界の聖賢の首領たるこのイエスを、われわれは喜んで承認する。イエスが人々に携えて来たこの智恵を認めて、われわれは蓮華の花輪をその頭上に献げる。
われわれは世の七聖賢一同の祝福を以て彼を見送る。」
それから、聖賢一同はイエスの頭上に手をおき、異口同音に、「神をほめたたえよ、智恵、名誉、栄光、権力、富貴、祝福、威力は、ああ、キリストよ、未来永劫あなたのものである」と言った。
すると、生きとし生けるものは悉くアーメンと言った。
それから、聖賢一同、七日間瞑想した。
【宝瓶宮福音書:栗原 基訳】
第十二部 世界の七聖賢の評議会
第五十九章 聖賢の集会続く。残りの根本原理。聖賢一同イエスを祝す。七日間の瞑想。
1)アポロは第5条を書く。
2)「魂は四頭の白馬に乗って完全なる光に向って曳かれ行く。これは意志、信仰、援助、愛の四頭である。
3)人間が自ら成さんと欲する意志あれば、これを成す力がある。
4)その力を知ることが信仰である。信仰が動けば魂は飛翔し始める。
5)利己的信仰は光に導かぬ。光に行く道を辿るに孤独の巡礼者はない。人々が高きに達し得るためには、他の人々をも高きに達するよう助くるにある。
6)霊生活に行く道に導く駿馬(しゅんめ)は愛である。純無私なる愛である。」
7)マセノは第六条を書く。
8)「アポロが語る普遍愛は智恵と聖意の子にして、神はこれを人間が知るため、肉体として地上に送った。
9)聖賢が語る普遍愛とはキリストである。
10)すべての時代の最大の神秘はキリストがいかにせば心に住むかにある。
11)キリストは肉類の冷湿(れいしつ)なる洞窟に住むことが出来ない。恐怖、自我、肉欲の如きすべて肉につけるものが放棄されるまで、七たび戦って七たび勝たねばならぬ。
12)これが完成すれば、キリストは魂を持ち、その働きが完成して人間と神が一つとなる。」
13)次ぎにファイロが第七条を書く。
14)「完全な人間よ!自然が造られたるは、三位一体なる神の前にかかる人間を連れ行くためである。
15)この完成は神秘なる生命の最高の啓示である。
16)肉なるものすべてが悉く魂に化し、理の本質が聖気に帰し、かくて人間が完全な神とされれば、天地創造劇は幕をおろして万事終わる。」
17)聖賢一同はアーメンと唱和した。
18)その時メングステは言った、「聖なる方は人々の思想を指導するため、無数の歳月の努力によって啓発されたひとりの人間をわれわれに送った。
19)この人物、ガリラヤ生れのこの人物、全世界の聖賢の首領たるこのイエスを、われわれは喜んで承認する。
20)イエスが人々に携えて来たこの智恵を認めて、われわれは蓮華の花輪をその頭上に献げる。
21)われわれは世の七聖賢一同の祝福を以て彼を見送る。」
22)それから、聖賢一同はイエスの頭上に手をおき、異口同音に、「神をほめたたえよ、
23)智恵、名誉、栄光、権力、富貴、祝福、威力は、ああ、キリストよ、未来永劫あなたのものである」と言った。
24)すると、生きとし生けるものは悉くアーメンと言った。
25)それから、聖賢一同、七日間瞑想した。
【原文:The Aquarian Gospel of Jesus by Levi H. Dowling 】
SECTION XII<o:p></o:p>
LAMED<o:p></o:p>
The Council of the Seven Sages of the World<o:p></o:p>
<o:p> </o:p>
CHAPTER 59<o:p></o:p>
Meeting of the sages, continued. The remaining postulates. The sages bless Jesus. Seven days' silence.<o:p></o:p>
APOLLO
wrote the fifth:
2) The soul is drawn to perfect light by four white
steeds, and these are Will, and Faith, and Helpfulness and Love.
3) That which one wills to do, he has the power to do.
4) A knowledge of that power is faith; and when faith moves, the soul begins
its flight.
5) A selfish faith leads not to light. There is no lonely pilgrim on the way to
light. Men only gain the heights by helping others gain the heights.
6) The steed that leads the way to spirit life is Love; is pure unselfish Love.
7) Matheno wrote the sixth:
8) The universal Love of which Apollo speaks is child
of Wisdom and of Will divine, and God has sent if forth to earth in flesh that
man may know.
9) The universal Love of which the sages speak is Christ.
10) The greatest mystery of all times lies in the way that Christ lives in the
heart.
11) Christ cannot live in clammy dens of carnal things. The seven battles must
be fought, the seven victories won before the carnal things, like fear, and
self, emotions and desire, are put away.
12) When this is done the Christ will take possession of the soul; the work is
done, and man and God are one.
13) And Philo wrote the seventh:
14) A perfect man! To bring before the Triune God a
being such as this was nature made.
15) This consummation is the highest revelation of the mystery of life.
16) When all the essences of carnal things have been transmuted into soul, and
all the essences of soul have been returned to Holy Breath, and man is made a
perfect God, the drama of Creation will conclude. And this is all.
17) And all the sages said,
Amen.
18) Then Meng-tse said,
The Holy One has sent to us a man illumined by the
efforts of unnumbered years, to lead the thoughts of men.
19) This man, approved by all the master minds of heaven and earth, this man
from Galilee, this Jesus, chief of all the sages of the world, we gladly
recognize.
20) In recognition of this wisdom that he brings to men, we crown him with the
Lotus wreath.
21) We send him forth with all the blessing of the seven sages of the world.
22) Then all the sages laid their hands on Jesus' head, and said with one
accord, Praise God!
23) For wisdom, honor, glory, power, riches, blessing, strength, are yours, O
Christ, for evermore.
24) And every living creature said,
Amen.
25 And then the sages sat in silence seven days.
【続く】