飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

鋭い観察、爽快な陰謀俯瞰-転載-

2007-11-27 16:38:06 | インポート

 驚いた。鋭い。凄い。この観察、是非、ご高覧頂きたい。

【東京タワーと六本木ヒルズを見下ろしながら世界と日本について考えた(@w荒】
http://blog.livedoor.jp/tokyokitty_seed_destiny/archives/51274664.html
東京kittyアンテナ(@w荒2007年11月19日 より転載

<前に用があってマンダリン・オリエンタルホテルに行ったことがあったが、今回もちょこっとした用があって、最近開業した東京ミッドタウンのリッツ・カールトンホテルに行ってみた(@w荒

部屋のレベル的にはこの前のマンダリン・オリエンタルのときと同じくらいである。

目の前に東京タワーが見え、
「2016」とかいう数字が見える。

どうやらオリンピック招致のデモンストレーションのようである(@wぷ

六本木ヒルズを眼下に見下ろしながら、53階のラウンジで撮影した。
ヒルズを見下ろすのは気分いいな(@wぷ
 
  勝ったな(@wぷ

まあ景色はリッツカールトンの方がマンダリンより良かったな(@wぷ

ただ、風呂はマンダリンの方が高級感がある。

マンダリンと同じレベルの部屋に泊まったが、満足感の対比をわかりやすく言うと、近くに日銀を見下ろしたマンダリンと六本木ヒルズと東京タワーを見下ろしたリッツカールトンということになるな(@wぷ

部屋に置いてある板チョコが2100円だってさ(@wぷ

無論高級なサービスとかはあっていいし、
部屋もすばらしい眺めなのは否定しない(@w荒

だが板チョコが2100円なんてどう見てもをかしいね(@wぷ

それから下の売店では「ビバリーヒルズウォーター」とかいう神戸の水が、2リットル程度なのに1万円で売ってた(@wぷ

たとえ対象購買層がどんなに金を持っていようが、
あれは客をヴァカにしているとしか思えんな(@wぷ

たまにこういうサービスとか部屋に触れるのも気分転換になり、豊かな時間の過ごし方であるとは思うが、無意味な贅沢に常にどっぷりと浸かりたくはないな(@wぷ

まあそもそもヴァカな富裕層をいい気にさせて金を巻き上げて金を社会全体に回すためにこういったヴァカ高いサービスがあると達観すれば達観することもできるがね(@wぷ

物質的贅沢などというものは所詮快楽の程度も限られている(@wぷ

それよりも予言した通りに世界が動いていくをもしろさとか、先を考える興奮とか、新しいアイデアを考える楽しさといったらないな(@wぷ

そういうわけで下界を見下ろしつつ考えてみた(@wぷ

さて、守屋問題ではアメリカが相当神経を尖らせているだろうな。その矛先は検察庁だろう。どういうことかというと、現在の防衛疑獄というのは無論 防衛利権を津島派から町村派(清和会と言ったほうがいいか)に移すためにヲッスヲッスしているわけだが、検察庁の針がほんの少しでも間違ったところにヴス リと刺されば米国の軍産複合体がヲッスヲッスされるところまでになっているからだ。つまり沖縄基地のグアム移転問題@3兆円が問題になっているわけだが、 検察が沖縄基地問題にまで手を伸ばそうとしている段階でアメリカの軍と軍事産業およびCIAは最高度の警戒状態に入っているだろう。

わかりやすく言うと、久間だけでなく小泉までいつ検察のミサイルが届くかわからない状態ということだ。ひょっとして久間や額賀はダミーで小泉が本命かもと疑われる事態になっているのかもしれない。

傍証は幾つかある。小池百合子大臣が守屋事務次官を更迭してしまったので、問題企業と自衛隊との契約は締結されておらず、このままでは久間まで手が伸びることは刑法上極めて難しくなる。

そして小泉が皇室典範を改変して、女系天皇制を導入しようとしたが秋篠宮殿下に皇子がお生まれになり、ヴザマな失敗に終わったということだ。

また、小泉チルドレンが反小泉の旗幟鮮明な古賀選挙対策委員長の下でますます苦しい立場に置かれ、小泉の政治的立場が危機に晒されている。

検察および法務省は極めて穏便に言えば日米安保同盟を維持することを至上命題の一つとして今まで行動していたが、どうもそれと齟齬する動きが少し出てきているということだろう。

わかりやすくいうと、小泉を使って皇室まで変えてしまおうとしたアメリカからの影響力を減少させ、中国との関係も考慮すべきという動きが政府部内に台頭しているのではないだろうか。

アメリカとしては小泉や竹中まで手が伸びれば、軍産複合体が危機に晒されるというだけでなく、郵便貯金でアメリカ経済の危機を救うという当初の計画自体が危機に陥るわけだ(@wぷ

この前の訪米における福田とブッシュの会談は事実上の決裂に終わったと見るべきなのかもしれない。>

 さらに、もう一つ。

【東京タワーと六本木ヒルズを見下ろしながら世界と日本について考えた-(2)(@w荒】
http://blog.livedoor.jp/tokyokitty_seed_destiny/archives/51275534.html
東京kittyアンテナ(@w荒2007年11月20日 より転載

<リッツカールトンの夜景を見ながら次に考えたことは、現在の世界情勢の淵源を探ることだった(@w荒

無論それは欧米社会を事実上動かしているかのように見える中核的勢力の狙いが何かということに他ならない(@w荒

広瀬隆のロスチャイルド家に関する著作である「赤い盾」は労作ではあるが、想像力に欠けた部分も存在している。

彼らが誰で、どこから来たのか?
そして何を、どのように、なぜ目指しているのか?

それにはまず中国の歴史から見なければならない(@wぷ

吉川英治の「三国志」は、「そして三国は晋一国となった」という印象的な一行で締めくくられているが、かといってそこで中国の歴史が終わったわけではない。

司馬氏が治める晋においては恵帝の皇后である賈氏の専横から八王の乱が起こった。この時、諸王が北方の異民族の兵を中原に呼び寄せたことが中国に混乱を生む。以後、中国中原は遊牧民族が跋扈することになる。いわゆる五胡十六国の時代である。

五胡十六国の戦乱を終えて登場した隋はあっという間に倒れ、李淵(高祖)が唐を打ち立てた。彼は自らを老子の「李氏」と出自を同じくするとし、老 荘思想を「弁正論」において激しく批判した僧の法琳を詰問したが、逆に彼は老子の「李氏」とは全く関係無く、五胡の一つである鮮卑族の出身であると証拠を 挙げて喝破されてしまった(@wぷ

「この野蛮人が!(@wぷ」と僧から皇帝が面と向かって言われたようなものである。

鮮卑はトルコ系とも、モンゴル系とも、ツングース系とも言われている(@w荒

後述する突厥が倒れて後、北方の遊牧民族が唐の皇帝を「ハーン(可汗)」と称してそれに服属することになるのは、唐の皇室が鮮卑であることを考え れば極めてわかりやすい。ちなみに、モンゴルのチンギスハーンが遊牧民族を支配したのもこの「可汗」の位を持っていたからであり、そして後の清の太宗が遊 牧民族を支配できたのもチンギスハーンの子孫のチャハル部から可汗の位を譲り受けたからである。

唐の時代には鉄勒などのトルコ系部族が北方で覇を唱え始めたが、阿史那氏に率いられた同じトルコ系の突厥が勢力を伸ばした(@w荒

突厥は国家運営を行える内治制度の不備などから東西に分裂した。同じトルコ部族系国家でもウィグルは比較的整った統治制度を採用し、マニ教の採用 (上層部だけだが(@wぷ)、交易重視(ソグド人の重用)、農耕定住などを行っている。結局東突厥は最終的にこのウィグルに滅ぼされるが、問題は西突厥だ (@wぷ

ハザール帝国に極めて大きな影響を持っているからだ(@wぷ

ハザールは6世紀末に西突厥の宗主権のもとでカスピ海沿岸から黒海沿岸に進出したが、7世紀の中ごろ西突厥が衰退すると独立した。西突厥の阿史那氏の一族がハザールの可汗(皇帝)になったと思う(@wぷ

10世紀のペルシア語の地理書である「世界境域誌」に書かれているハザール人たちの諸都市の項目(首都イティル)には、ハザールのハーカーン(可汗)は「アンサーの子孫に属す」とあり、この「アンサー」とは突厥王家である阿史那氏が訛ったものだな(@wぷ

それに両者の風習も似ている。
「周書」異域伝によれば、可汗が即位するときは重臣が彼をフェルトに乗せ、太陽の回る方向に9回回し、毎回臣下の全部が拝み、拝み終えると介添え して馬に乗せ、絹のきれで気絶寸前まで首をしめ、緩めるとすぐに「お前は何年可汗になっておれるか?」と問う。可汗が意識の乱れる中口走る答えで臣下は在 位年数を知るという。

10世紀のアラブの地理学者イスタフリーによれば、ハザール人も同じである。「・・・年」と答えてその年に達すれば、可汗は殺されるという(@wぷ

ハザールはキリスト教のビザンティン帝国とイスラム教のサラセン帝国の間に挟まれ、バランスを取るためにユダヤ教を採用する。しかし、首都イティ ルでは住民に応じてイスラム・キリスト、ユダヤ教の裁判官が2人ずつ、それ以外におそらくトルコ伝統のシャーマニズムの裁判官もいたというので、ユダヤ教 の浸透が完全だったということはないだろう(@wぷぷ

さて、黒海から川を辿るとやがてキエフに到着するが、バイキング商人たちがロシアに到達してから後、ハザールの皇子が亡命し、バイキングの姫と結婚する。それで出来たのがキエフ・ルーシであり、ロシアの始まりだな(@w荒

ルーシ汗国とも呼ばれていたのは、そのような起源があるからだ(@wぷ

このキエフ・ルーシが最終的にハザールを滅ぼすが、国を失ったハザール人たちはやがて東欧やトルコなどに広がっていく。

この「改宗ユダヤ人」たちこそ「アシュケナージ」と呼ばれる欧米のユダヤ人の正体なわけだ(@w荒
つまり、巷間言われている「ユダヤ人」で勢力を持つ彼らアシュケナージは、聖書に出てくるセム系の言語を有するヘブライ人の子孫ではなくトルコ系 の人々である。前にこのブログでもトルコ語で文章を書いたこともあるが、トルコ語は膠着語であり母音調和を行う点で、日本語とも共通性を持っている。た だ、ここで日ユ同祖説に関して論じるつもりはない。それについてはここで論じてある。

さて、トルコのスミルナに生まれたユダヤ教の「偽預言者」サバタイ・ツヴィ以後、「ユダヤ人」たちの目的達成のためのキリスト教やイスラム教への「偽装改宗」が盛んとなった。

ビザンティンとサラセンの間でユダヤ教に改宗したハザールっぽい臭いがプンプンしてくるね(@wぷ

サバタイ・ツヴィは自らを救世主とし、1666年に救済が起きるとしてユダヤ人のパレスチナ帰還を主張した。現在の「シオニズム」(イスラエル建国運動)の原型そのまんま(@wぷ

だが、ユダヤ人たちが居住地域を離れて移動することを恐れたオスマン・トルコ帝国はサバタイ・ツヴィを逮捕したが、ツヴィはあっさりイスラム教に改宗してしまって難を逃れたわけである。

宗教に関する「アシュケナージ」たちの二枚腰、三枚腰ぶりには笑えるな(@wぷ


サバタイ主義の後に注目すべきユダヤ思想は、ハシディズムである。

これはカッバーラの大衆化といってもよい。ドイツ系のアシュケナージの子であり、エルサレムに移住したイサク・ルリアが主張し、ユダヤ人一人一人が「小さなメシア」であるとしている。
そして、その一人一人の「小さなメシア」の共同体こそがメシアであり、メシアとは団結するユダヤ人たち自身のことを言うわけだな(@wぷ

さて、そしてヤコブ・フランク(1726-1791)だ(@wぷ
ポーランドに生まれた彼は、やはり自らをメシアを称したが、その思想は極めてラジカルだ。
すなわち、この世界に悪をはびこらせ、この世界の既存秩序を完全に破壊したときにメシアはやってくるとするものだ。

フランキストたちは、自らを「改革派ユダヤ教」という名前に変え、今もユダヤ教の中では一大勢力となっている。

フランス革命時に、フリーメーソンのトップにまでなった「モーセ・ドブルカ」はヤコブ・フランクの甥でフランキストだった。

フランキストたちは近親結婚を行い、ポーランド上流階級にフランキズムは盛んとなった。

フランキズムは、タルムードやトーラーを拒否し、ゾハールを評価する。その思想は共産主義とくにトロツキズムに近い。

フランキストたちは、サバタイ・ツヴィのやり方を真似て、多くのものがキリスト教へと「偽装改宗」した(@wぷ

ユダヤ教改革派はフリーメーソンを生み出した。

よく、初期のフリーメーソンはユダヤ人を入れなかったので、フリーメーソンとユダヤ人は関係が無いとする俗説がある。

しかし、ここにトリックがある。

改宗したユダヤ教徒はキリスト教徒であり、ユダヤ人とはされていなかったということだ。つまり、「そのまんまのユダヤ教徒」は当初フリーメーソンに入れなかったが、「改宗キリスト教徒」であるユダヤ人が入れなかったということではない。

フリーメーソンはフランス革命、そしてアメリカ独立革命を主導し、現在の欧米社会の権力の核となっている。

フリーメーソンがユダヤ教改革派によって作り出されたものならば、偽装改宗を認めるサバタイ主義に基づき、フランキズムとハシディズムを根本思想としていることになり、その目的、目的追求態様、その理由は以下のようになる。

「現在の世界の宗教、経済、政治体制を悉く破壊し、メシアを招来すること。ただし、そのメシアとは個々のユダヤ人たちの集合体である。破壊が終了した後、偽装改宗者たちは仮面を脱いで新しい宗教と思想を広めるだろう」

ただ、この「改革派」の中のどこかに
ハザールの「シャーマニズム」に結びついた結節点があるわけで、問題の焦点はそこだな(@wぷ

アシュケナージ由来のユダヤ人金融資本家たちは、
ただのエージェントであり傀儡にすぎない(@wぷ

ベンジャミン・フルフォードが言っているような、世界に1万人ほどいる彼らを皆殺しにするという手段は全く無駄なことだ(@wぷ

つまり、彼らはいくら金を持とうが権力を持とうが、
自らの欲望をガソリンにして内在的または外在的に「操作」されているわけであり、 全体的な設計図を書いたり、歴史の流れを作り出している者たちではないと思う(@wぷ

つまり、ロックフェラーだろうがロスチャイルドだろうがパシリにしかすぎないということだ(@wぷ

金儲けに走る人々が、既存の秩序や体制が完全に崩壊されたところで何ができるのだろうか?彼らの狙いを見ればわかるように、最終的に「自由主義体制」が殺される以上、自由主義体制の中で栄えてきた主体も力を失い滅ぶのは明らかなことである。

ルイ・フィリップもフリーメーソンに入っていたが、結局追放された。また、ロベスピエールもやはりフリーメーソンに入っていたが結局はギロチン送りとなった。

陰謀集団に入っているからといって、全ての者が黒幕というわけではない。財産、地位をいくら持っていようがその人物の精神的格によっては使い捨てにされるのである。

また、歴史において陰謀論を否定するのは愚か者のすることだが、陰謀が常に成就していると信じるのも愚かである。複数の陰謀が並行的に進行し、成 就したり挫折したり、その合成であったりというのが歴史の本当の姿である。問題なのは陰謀の表面的な成功や失敗ではなく、また陰謀を誰が実際に実行してい るかでもない。陰謀を支える枠組みとその目的はどこにあるかということだ。

ベンジャミン・フルフォードは、
彼が現象面、つまりパシリしか追っておらず、
また彼がユダヤ人であることを考えると
むしろその追求方法には不可思議と思われる部分もある(@w荒

本当の第一動者すなわち歴史の動かし手は、もっと精神的性質をもった人物または集団だろう。場合によっては思想そのものと言ってもよいかもしれない。

ハザールのシャーマニズムからくるインスピレーションに富んだ予言的才能をもった人物か、それとも「改革派」、シオニズム、フリーメーソンそのも のと対立的地位にあることで疑われることがない局外の安全な地位にいるどれかのグループまたはそれに属する人物というのがヲレの読みだな(@wぷ>