八重山毎日新聞の熱烈ファンの(ya)さんからまたくわしい報告があるかもしれないが、ひとまずおとといの集会のミニ報告。
まず講師の滝本 匠氏(琉球新報記者)から、当日新報にも掲載された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(ことし普天間に配備の計画)の危険性から始まり、南方シフトの防衛大綱に基づく自衛隊の先島配備計画、動的防衛力など、政府・防衛省の思惑の説明があった。
ついで比嘉 盛友氏(八重山毎日新聞記者)からは、主に八重山教科書問題について、これらの動きをもっと早く察知できなかったという反省をふくめて、報告がなされた。これは先の滝本氏からも指摘があったが、自衛隊配備について教育面からのアプローチも懸念され、その表れが今回の八重山の情況であろう。会場から多くの質問があったが、与那国が自衛隊誘致の傾く原因は、やはり「過疎」の問題が大きいという。
一方、宮古島を振り返れば、現職の校長が任期途中で教育長に転身するなど、石垣市の場合と酷似している。これから学校規模適正化という合理化&利益誘導の問題と共に、教科書の問題も目が離せない。
最後に、竹富町の方たちとどう連帯していけばよいのか、少し見えてきたのも収穫の一つである(普)