平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

10月29日~11月4日

2012-10-30 12:22:13 | インポート

11月4日(日)宮古毎日新聞
普天間飛行場隣接地 警備理由に提供の駐車場を封鎖 オスプレイ抗議で報復か
【北京時事】対日強硬路線変わらず 温(家宝中国)首相、ASEM出席へ
新体制下、人権状況改善せず (ダルスマン国連)担当報告者

11月3日(土)宮古毎日新聞
オスプレイ、月内に本土訓練 防衛相が知事会に協力要請
(佐喜眞淳)宜野湾市長 引き続き配備撤回求める オスプレイ配備1カ月
オスプレイ、来月本格運用 防衛相が見通し
米兵、飲酒後に住居侵入疑い 夜間外出禁止令中 中学生に暴力も
仲井真(弘多沖縄県)知事、綱紀粛正を要求 「日米同盟にひび」と懸念

11月2日(金)宮古毎日新聞
韓国政府  竹島の地図表記で抗議 アップルが「独島」単独変更
中国監視船、接続水域を航行 海保

11月1日(木)宮古毎日新聞
沖縄 訓練常態化、日米合意守らず オスプレイ配備1カ月 運用本格化、本土飛行へ
米兵事件抗議で市民集会 再発防止、綱紀粛正訴え 沖縄市

中國開始船、接続水域離れる 「漁成」は依然航行

10月31日(水)宮古毎日新聞
入砂島での(離島奪還)訓練を正式断念 日米共同統合演習/防衛省
*記事なのか解説なのか、他紙ではコラムのある場所に時々載る。見出しに続いて「代替の訓練を行う方向だが、統幕は実施するか明らかにしなかった。「演習は11月5~16日、日本周辺の海空域で実施。自衛隊から3万7400人、艦艇30隻、航空機240機、米軍から約1万人が参加する。訓練内容は▽陸上、海上、航空作戦▽基地警備▽統合・共同輸送▽捜索・救難活動―などとしている。報道陣には後悔しない」とある。オスプレイも参加するであろう(普)

三菱自工と市が協定書締結 連携しEV(電気自動車)インフラ整備へ EV車市に提供
*このごろ三菱の名前が目立つ(うちのソーラーシステムもそうだが)、軍需への布石か(普)
小型EVを島内製造 市小型電気自動車製作協 13年度にも走行実証

10月30日(火)宮古毎日新聞
【北京時事】中国 「デモ政治」に危機感 安定優先で報道禁止
*法的な整備と意識がついていかない中国と、やはり法治国家とは名ばかりで無能な政治家と自己保身にのみ奔走する官僚、財界、マスコミで何も動かない日本(普)

10月29日(月)宮古毎日新聞(休刊)


シンボルカラー「赤」

2012-10-28 21:20:26 | インポート

反基地の心結ぶ赤リボン 普天間ゲート

2012年10月28日 沖縄タイムス

普天間飛行場のフェンスに、抗議のリボンなどをくくり付ける参加者=野嵩ゲート前

 【宜野湾】第2次普天間爆音訴訟原告団や「カマドゥー小たちの集い」ら市民は27日、普天間飛行場の野嵩・佐真下の両ゲート前で「沖縄人の命を守るフェンス行動」を実施した。参加者は、フェンスに赤いリボンや英語のメッセージボードをくくり付けたり、ガムテープで大きく「×」の形を作って張るなど、オスプレイの強行配備や2米兵の暴行事件に対する抗議の意思を示した。

 長時間の座り込みだけでなく、気軽に参加して抗議の意思を示そうと初めて取り組まれた。市内外から家族連れを含め、計60人が集まった。

 野嵩ゲートでは「カマドゥー」の上原美智子さんが「日米は、ウチナーンチュの命を差し出している。きょうは赤いリボンで普天間を封鎖し、ノーの意思を示そう」と呼び掛けた。

 那覇市から来た沖国大大学院2年の西江千尋さん(26)は、米国の歌手マービン・ゲイのベトナム反戦歌の歌詞を布に書き、フェンスに結んだ。

 「日米とも、私たちを同じ人間と思っていない気がする」と話す西江さんは23日夜、自宅近くを散歩していると、オスプレイ2機がごう音を響かせて飛行するのを目撃した。「有無も言わさず、沖縄の日常にオスプレイが切り込んできている。私たちの世代も、もっと意思表示しなければ」と力を込めた。

 佐真下ゲートに両親と訪れた那覇市の保育園児、崎原春煕(しゅんき)ちゃん(4)は「オスプレイが飛ぶ音、ドンドンドンってうるさかった」とまゆをひそめ、熱心に手を動かしていた。

 次回のリボン結び行動は、野嵩が11月2日午前9時から10時、佐真下が毎週土曜日午前9時から10時に行われる。

*今回の一連の行動のシンボルカラーが「赤」と聞いて、少し違和感があった。「日の丸」を連想するからだ。しかし、「……おらが息子の血で赤い」という詩にもあるように、沖縄の怒りにはふさわしいのかもしれない(普)


宮古島でも

2012-10-25 11:21:52 | インポート

 オスプレイ配備と米兵による女性暴行事件に抗議し、<o:p></o:p>

 離島の軍事化に反対する声明

 復帰40年のこの年に、沖縄の基地負担はますます増大しています。去る9月9日、10万人を超える県民の結集で反対の意思を一丸となって示したにもかかわらず、日米両政府は、普天間基地の固定化の上に、欠陥機オスプレイを強行に配備し、初日から市街地の空を飛び、何ら「安全のための合意」などは守られていません。

 好き勝手にふるまう米軍に対し、沖縄県民の側に立ってものを言わない、言えない日本政府。そうして16日、米海軍兵2名はまたもや沖縄県内の女性を襲い、集団強姦致傷事件を起しました。8月には米兵による強制わいせつ致傷事件が起きたばかりです。復帰後~現在に至るまで在日米軍犯罪は5790件に及び、その内、性的犯罪は明らかになっているものだけで127件ですが、これは氷山の一角にすぎません。まるで戦場か占領地さながらの沖縄ではありませんか。空からも陸の上も、県民は日々、命の危機に晒され、人としての尊厳を奪われた生活を強いられています。

 さらに、米軍と自衛隊は合同で、11月に渡名喜島周辺の無人島で、「離島奪還訓練」を行うとの報道が先日ありました。「尖閣問題」を理由付けて、あたかも離島が近隣の国から武力攻撃でも受けるかのような非現実的な想定をもとに訓練するようですが、国境付近の島々では、これまで先人たちの培った努力の結果、近隣諸国とは平和裏に友好的な関係を維持してきました。領土問題は、国境近くの離島の生活圏内では何ら問題は起こっていません。問題を起こしているのは、思惑を持った各国政府や、それを理由に軍事化を進めることに利害関係を持つ集団や人々なのです。<o:p></o:p>

 私たち離島の住民は、アジア近隣諸国に緊張を生み出すだけの「離島奪還訓練」など望んではいません。島の軍事武装を望んではいません。平和な友好的な交流と交易を望んでいるのです。<o:p></o:p>

  与那国島への自衛隊新基地建設が進められようとしています。一方、宮古島・石垣島への陸上自衛隊配備も取りざたされていますが、すでに明らかなように、自衛隊は今や米軍の手先となってアメリカやグアムやホルムズ海峡で合同の訓練をし、テニアン島には合同の基地も作られようとしています。今後の戦場では自衛隊に米軍の肩代わりをさせようとしています。自衛隊と米軍は統合され、一体化が進んでいます。南西諸島への自衛隊配備は、米軍の軍事戦略のもとに画策されています。陸上自衛隊の駐屯基地ができれば、必ず米軍の共同使用があり、やがて軍隊の本質である暴力による事件・事故が多発することになります。<o:p></o:p>

 島人の、とりわけ女性の生命と人権は危機に陥れられ、尊厳が踏みつけにされるのです。<o:p></o:p>

 自衛隊は音楽会、航空ショーの公開、体験航海など宣撫工作をする一方で、住民の監視や個人情報収集を暗に行っています。軍隊は住民を守らないことを沖縄県民は血の犠牲の上に教訓として忘れることはありません。<o:p></o:p>

  私たちは、沖縄全体が日米両政府と軍隊に蹂躙されているこの屈辱の状況を決して許さず、自衛隊新基地建設・配備強化を認めず、以下のことを要求します。

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1 私たちは、オスプレイの撤去はもとより、沖縄県民を犠牲にする日米安保体制に反対し、すべての軍事基地の撤去を要求します!<o:p></o:p>

 2 私たちは、集団暴行した米兵の厳正な処罰と、被害女性への謝罪と誠意ある救済を求めます!<o:p></o:p>

 3 私たちは、自衛隊と米軍の合同「離島奪還軍事訓練」と離島の軍事化に反対します!  <o:p></o:p>

 20121023<o:p></o:p>

 

 宮古平和運動連絡協議会 共同代表 上地照子                                                                    星野 勉<o:p></o:p>

 


お片付け終了

2012-10-25 11:19:10 | インポート

Okatazuke


台風17号の風でめちゃめちゃに荒れた庭、迷走の21号が引き返してきたときにあわてて片付けてもらった。すっかり風通しがよくなったが、すぐまた草木が生い茂る。

自然が壊したものは元に戻るけど、人間が壊したものは元には戻らない(普)


女性暴行事件、県議会抗議決議(全文)

2012-10-23 15:47:22 | インポート

米軍人による女性暴行事件に関する抗議決議

 沖縄県警察は、10月16日午前3時30分ごろに沖縄本島中部で発生した女性暴行事件について、米軍人である被疑者2名を逮捕した旨発表した。

 被疑者2名は、きょうぼうのうえ、被害者の女性に暴行を加えたとのことである。

 復帰後の米軍構成員等による犯罪件数は2011年12月末現在で5747件にも上り、本県議会は、事件・事故の発生するたびに、綱紀粛正、再発防止及び関係者への教育等を徹底するよう米軍等に強く抗議してきた。

 しかし、再び事件は起きた。むしろ悪質さを増している。

 現在の米軍における再発防止の取り組みや、軍人への教育のあり方等はもはや機能していないと言わざるを得ず、激しい憤りを禁じ得ない。

 県民の声を無視し、オスプレイが強行配備される中で、またしてもこのような事件が起きたことは、県民の我慢の限界をはるかに超え、県民からは米軍基地の全面撤去を求める声も出始めている。

 よって、本県議会は、県民の人権・生命・財産を守る立場から、今回の事件に対し厳重に抗議するともに、次の事項が速やかに実現される強く要求する。

                       記

1、被害者及び家族への謝罪及び完全な補償を行うこと。
2、加害者の厳正なる処罰を行うこと。
3、米軍人・軍属等の徹底した綱紀粛正及び人権教育のあり方を根本から見直すこと。
4、日米地位協定の抜本的な見直しを行うともに、基地の整理・縮小・返還を促進すること

 2012年10月22日 沖縄県議会
 駐日米大使
 在日米軍司令官
 在日米海軍司令官
 在日米総領事 あて