平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

友、遠方より来る

2019-04-29 18:10:29 | 平和を創り出す宮古ネット通信
 先週は東京から友人が来ていた。私が来てから三度、都合四度目の宮古島来島だ。今回は釣りをするのだ、と言っていたのに、送った釣り竿が届かず、仕方がないのでこちらで買うなどドタバタ続き。釣果は??だったが、ちょうどこちらも一区切りついたところだったので、久しぶりゆっくりの楽しい5日間だった。

 しかし、この前の来島から三年のあいだの宮古島の変わりようはどうだ。千代田の陸自、野原の空自、保良などを回ってきて「ふざけんな」という言葉が口をつく。前浜で友人が世界でいちばん美しい砂浜と話していたけれど、昔の宮古島を知っている人には、比べものにはならないらしい。

 一週間前の土曜日、大雨が降り、ラムサール条約で世界的湿地として認定されている与那覇湾に大量の赤土が流れ込んだ。千代田の陸自の工事の影響もあるのだろう。宮古島での唯一の川、咲田川が流れ込む近く、写真は25日の木曜日に撮ってもらったものだが、だいぶ薄まってはいるものの、干潟への影響は避けられないだろう。

 去年の宮古島圏内入域観光客が百万人を超えたという。あちこちでホテルやアパートの建設が進んでいる。その工事関係者で住居は一杯、家賃は高騰。仕事を求めて島外に出た人は、いくら仕事があっても住む家がなくて島に帰れない情況だという。本末転倒で、一部の利権を持つものしか、利益をもたらさない。

 こういうバブルが長く続くはずがないことは島の住民は誰もが知っている。観光地宮古島の賞味期限は5,6年だろうと言われている。家賃の高騰はその時、宮古島から逃げ出すために、今のところは稼いでおこうということらしい。

 軍隊と資本主義は自然を破壊しつくす。そして次の獲物をもとめて拡大を続ける。友人とはお互いにこれが最後かなと笑ったが、次に来島することがあったら、どんな宮古島になっているだろうか。






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