平和を創り出す宮古ネット通信

宮古島の平和を願う3人の市民が始めたブログ。平和を阻む政治状況とたたかう市民の行動を載せる。美しい自然、環境問題も。

宮古島を売る

2015-06-26 14:48:09 | 日記
画像 止めよう、「自衛隊配備」宮古郡民の会


 25日の記者会見で下地敏彦宮古島市長が配布した文書。署名もなければ公印もない。こんな紙切れ1枚で宮古島を売ろうというのか。
 昨年の台風時の特別警戒警報発令下の飲酒問題をはじめ、数々の第3セクターの破たん、直近では性懲りもなくアルコール検知器購入費の市議会での否決、また今回のゴルフ場の売買もちかけなどでもう開き直ってしまっている。
 いま建設の準備が進むドーム型多目的交流施設も完成後は赤字が確実視されている。だから下地市長の頭の中には自衛隊誘致しかないのだろう。完成後は退役した自衛隊員のゲートボールにでも使うつもりか。(普)


6月21日~6月27日

2015-06-26 14:27:04 | 日記
6月27日(土)宮古毎日新聞

ドーム型施設  予算額40億円超見込む 市議会総務財務委 事業費の増加を懸念 当初30億円「一点集中」指摘
衆院特別委 安保法案、今国会成立に決意 (安倍晋三)首相「決めるときは決める」
自民の報道規制論に批判 首相「事実なら遺憾」
百田氏発言 「市民感情逆なで」 (佐喜真淳)宜野湾市長が不快感
〇報道規制発言 安保信義にまた重荷 野党、自民を猛批判
首相、戦闘想定せずホルムズ海峡での機雷掃海

6月26日(金)宮古毎日新聞
「自衛隊配備は必要」(下地敏彦宮古島)市長が見解表明 賛否は市議会判断を尊重

6月25日(木)宮古毎日新聞
自衛隊誘致 賛成、反対の陳情書審査へ (宮古島)市議会6月議会きょう開幕
安保、来月上旬の採決焦点 国会きょう審議再開
【シドニー時事】中国岩礁埋め立て「懸念」 (岩田清文陸自幕寮長、米豪と協議
ジプチ駐留部隊を拡充へ 危機対応に活用 防衛省

6月24日(水)宮古毎日新聞
忌まわしき戦、もう二度と 宮古島市 初の合同慰霊祭 全戦没者追悼式 平和記念式
平和につながる行動へ 市合同慰霊祭 戦後70年新たな誓い 児童生徒も出席、世界へ訴え
「戦争は人を鬼にする」 市総合博物館 宮沢(貞子)さんが戦争体験語る
沖縄戦から70年、誓い新たに 翁長(雄志)知事 辺野古移設見直しを要求 「慰霊の日」
〇辺野古移設、根深い対立 政府と沖縄 慰霊の日に火花
糸満摩文仁 遺族「寂しい思いしないでね」 「平和の礎」で70年目の祈り
*その他「慰霊の比」の記事多数
【ワシントン時事】南シナ海埋め立てに懸念伝達 日米戦略安全対話 サイバー攻撃も提起
【香港時事】中国軍 南沙に戦闘機配備か 香港紙
米世論調査 5割超、同盟国防衛を支持 中国と武力衝突の場合

6月23日(火)宮古毎日新聞



6月22日(月)宮古毎日新聞(休刊)

6月21日(日)宮古毎日新聞
「慰安婦」「世界遺産」焦点 日韓外相会談
久松中で五勇士講話 栗国(恒広)さんが歴史を語る
*中学生ともなればWikibebiぐらいは読む
忘れられない70年前のあの日―②―「慰霊の日」特集 疎開船の恐怖に震える 
 夫の帰り、今も信じ 川満キヨさん(90歳)

われわれは日本人である!

2015-06-22 22:19:24 | 日記


2015年6月19日(金)宮古毎日新聞投稿欄  

 例によっての自衛隊誘致派の投稿である。いつもスールーするのが一番であるが、今回の「われわれ、特に沖縄の住民は『われわれは日本人である!』という意志をはっきり示し……」の一言には背筋の凍る気持ちになった。それは沖縄戦の中で組織された鉄血勤皇隊についてのある人の述懐を思い出すからだ。

  鉄血勤皇隊とはアジア太平洋戦争末期、南方諸島で14歳以上、17歳未満で組織された学徒隊である。もちろん事実上強制的動員であり 多くの少年らが命を落とした。だが、当時の皇民教育の中、自分らの島の言葉を使うことを禁じられ、それを使えば敵方のスパイの嫌疑をかけられる。そんな中で「一人前の日本人」になるには、日本人以上に日本人になること、日本人以上に勇敢に戦うこと、という意識があったのではないかというのだ。それには、日本人になりたいなんて思ったことはない。ただヤンバルの森の中を逃げ惑っていただけだ。という反論もある。

 どこで吹き込まれたのか、この投稿者の中国脅威論や鍵描け論はもう耳にタコができるほど聞いた。そこでひとつだけこちらか聞いてみたいことがある。それは、安倍晋三政権が、投稿者を含めた沖縄の人たちを、本当に日本人と思っているかどうかだ。

 宮古島諸島は沖縄島にくらべて日本人に対して差別意識は少ない。移住者にとって面はゆいが日本から来るものは「上等」という感覚があるらしい。女子高生など日本からの観光客に声をかけられたと嬉しそうだという。そんな素朴な宮古島に陸自の日本版海兵隊が700名から800名規模はいるとどうなるだろう。それなりの「精鋭?」であろうから。

 基地のあるところではまず性犯罪、事件事故が増える。そのうち米軍も必ず来るから、どこかの国のミサイルよりも、自分の島の軍隊から家族を守らなければならなくなる。800+その家族ともなれば選挙などの自己決定権は日本に握られ、宮古島が宮古島でなくなる。そんな宮古島からは人は出ていく。

 老い先も短く、第一はじめからその数に入っているかどうか怪しいが、あえて日本人として言う。投稿者の日本に対する思い込みは幻想であり、片思いだ。(普)