http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-08-30_53477 沖縄タイムス
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211760-storytopic-111.html 琉球新報
*ハードランディングとは便利な言葉だ。(普)
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http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-211760-storytopic-111.html 琉球新報
*ハードランディングとは便利な言葉だ。(普)
オスプレイ着陸失敗、米ネバダで訓練中 普天間と同型
2013年8月28日 琉球新報
普天間飛行場に配備されている、米国ネバダ州で着陸に失敗した機体と同型のMV22オスプレイ=12日、米軍普天間飛行場
着陸失敗の内容についてミラマー基地は「ハードランディング(激しい衝撃を伴う着地)」と説明したが、機体損傷の度合いや事故原因は明らかにしていない。乗員4人にけがはない。事故は通常の訓練中に起きた。
米海兵隊は昨年10月、オスプレイ12機を米軍普天間飛行場に配備した。今月に入り、岩国基地(山口県)に陸揚げした配備第2陣の機体を順次、普天間へ移動させており、既に計23機が配備された。最終的に24機態勢となる。
事故を受け仲井真弘多知事は27日、記者団に「こういう事故が起こらないようにと思ったが」と事故への懸念を示した。その上で「少し事故状況などを確認させてほしい」とした。又吉進知事公室長は「日米両政府はオスプレイは安全だと言うが、なぜこうした事故が起きたのか。今回の事故は衝撃を与えている」と述べ、日米両政府に事故原因の公表を求めていく姿勢を示した。
普天間への追加配備に向け岩国基地に一時駐留しているオスプレイ1機について、米軍は27日午前、防衛省などに「27日中に移動する」と通達したが、午後になり急遽(きゅうきょ)飛行を取りやめた。事故を受け、県民のさらなる反発を避ける目的があったとみられるが、在日米軍は本紙の取材に「ネバダの事故とは関係ない」と説明している。
離島防衛強化をアピール 陸自の富士総合火力演習
2013年8月25日 琉球新報
陸上自衛隊で国内最大規模の実弾射撃訓練「富士総合火力演習」が25日、静岡県の東富士演習場であり、陸海空3自衛隊が連携した離島防衛作戦の際に展開する最新鋭の10式戦車や迫撃砲からの射撃を約2万8千人の観衆に披露した。
演習は離島に上陸した敵を排除するとの想定。雨や霧による悪天候で、航空機やヘリコプターを使うプログラムは大半が取りやめになったが、尖閣諸島をめぐる中国との緊張関係を背景に防衛省が進める離島防衛強化をアピールした。
(共同通信)
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*まるで花火大会ではないか。一体どんな人たちが観に行くのだろう。さすがに旭日旗は見えなかった(だけ?)が、一見それと分かるのは入れていないのかも。一般の人ならなお怖い。離島防衛強化というが、無人島でもない限り、あの砲弾の下には私たちがいる。こんなことが起こってしまえばおしまいである。そのことを、68年前に沖縄は経験した。それへの想像力がまったくないのだろう。
そして沖縄はいまでも毎日、こういう状態にあるのだ。(普)
来間中学校が廃校の危機
8月16日の当該新聞に「学校規模適正化 来間中学校が廃校 教委定例会 9月議会に審議依頼 地元住民から反発の声」という記事が出た。傍目から見ても唐突で、すでに廃校が決まったかのような見出しにも違和感があり、「市教委は信用できない」と、議案提出に憤慨する住民の気持ちに共感する。
教育環境の整備に必要というが、形式的な説明会だけで、そのじつなんら合意を得ないまま、小さなところ、弱いところを、市議選前のどさくさに紛れて強引に潰そうとする感覚で何が教育かという気がする。これでは宮古島の中の「沖縄問題」ではないか。
来間島では仮想の風力発電を含めてだが自然エネルギー100%自給の実証実験が進められている。ただ、そうした先進的取り組みも地域文化の中心としての学校がなくなれば、いまよりもっと子どもたちの声は聞こえなくなり、来間大橋を渡って人はますます出ていく。電気設備会社に利益をばらまくだけでなく、小規模校の特色を生かし、他からの生徒を呼び込めるほどの教育を試みるなど、積極的対策をとらないと、真の地域振興にはつながらない。(普)
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8月31日(土)宮古毎日新聞
○来間中廃校議案 (宮古島)市議会 賛否きっ抗も 与党2人「検討」、賛成は12人
野党は6人全員「反対」 新風会5人は「検討中」
○市議会9月定例会 来間中廃止など31議案提出へ 市当局が議員に説明
○与党「教育環境整備必要」 野党「合意形成が図られず」 来間中廃校で賛否両論
○市議選控え慎重派も
○「水陸両用準備隊」新設 オスプレイ15年度導入 防衛省概算要求
○防衛省改革 「装備庁」新設を検討 運用部門、統幕に一元化
○普天間の県外移設要請 仲井真(弘多沖縄県)知事が(安倍晋三)首相に要請
○政府 「普天間」進展に懸命 沖縄振興予算で配慮
8月30日(金)宮古毎日新聞
○オスプレイの分散配備を 仲井真知事、(岸田文雄)外相に要請
○オスプレイ、普天間戻る展開先の岩国基地から―米海兵隊
○過半数が「領有権問題なし」知らず 尖閣諸島で特別世論調査 政府
○【テルアビブ時事】ガスマスク無料配布に市民殺到 イスラエル
○廃校議案取り下げを 来間自治会など 市教委に要請
8月29日(木)宮古毎日新聞
○来間中存続で請願書と署名 自治会が市議会に提出
○学校規模適正化問題 中学廃止案「拙速だ 来間島で意見交換会
○【ワシントン時事】米国 軍事介入へ最終調整 新たな証拠、週内に公表 シリア化学兵器攻撃
○【ワシントン時事】将来の化学兵器使用に警告 対シリア攻撃 「懲罰」に力点
○【バンダルスリブガワン時事】敵基地攻撃力 日米で協議 (小野寺五典、ヘーゲル両)防衛相が会談
8月28日(水)宮古毎日新聞
○沖縄振興 400億円増を要求 内閣府、普天間進展狙う
○中国軍艦2隻、宮古島沖通過太平洋で定期訓練か
○はだしのゲン閲覧制限撤回 「手続きの問題」と判断 松江市教委
○国立療養所の看護充実を 全国療養所協南静園支部 市議会に要請
8月27日(火)宮古毎日新聞
○宮古島市 来間中廃校の議案提出へ 議会上程を庁議で確認
○陸上自衛隊の総合火力演習
○予備費活用を検討―(菅義偉)官房長官 福島(第一)原発の汚染水漏れ対応
○【ワシントン時事】ワシントン 50年前の大行進再び 差別解消訴え、キング牧師長男も
○南靜園の悲惨な歴史など紹介 【ハンセン病療養所」展始まる 平良庁舎ロビー
8月26日(月)宮古毎日新聞(休刊)
8月25日(日)宮古毎日新聞
○地域の歴史、後世へ 上野地域づくり協 35人が史跡、戦跡巡る
2013年8月21日 沖縄タイムス
【宜野座】米軍HH60救難ヘリが墜落した宜野座村の米軍キャンプ・ハンセン周辺で19、20の両日、琉球大学の矢ヶ崎克馬名誉教授(物理学)と市民団体「オキュパイ普天間」の平良夏芽氏が空間放射線量を調査し、墜落現場から約1キロの地点で最大毎時0・25マイクロシーベルトを観測した。
矢ヶ崎氏によると、那覇市内の約6倍、法令で定める被ばく基準の年間1マイクロシーベルトを超える値。自然界にないストロンチウム90とセシウム137を観測した地点もあった。
矢ヶ崎氏は「米軍ヘリ墜落によるものか識別できないが標準よりはるかに高い値。県民の健康を守るため、県が詳細な調査をする必要がある」と指摘した。
調査地点は米軍ヘリ墜落現場から約1キロの76、77、103ゲートの3カ所。空間線量と地表線量などを測る線量計2種を用い、地面から高さ1センチと同1メートルで30秒ずつ3回調べた。
空間線量は最小で毎時0・06マイクロシーベルト、最大で0・25マイクロシーベルトだった。77ゲートでは自然界にないストロンチウム90を1平方センチメートル毎0・01ベクレル、セシウム137を同0・06ベクレル観測した。
今回の測定結果について矢ヶ崎氏は「短時間で被ばく量が大きくなるような状況ではない」と説明。ただ、「たとえば原子炉で作られた放射線が年間1ミリシーベルト超だと法令上では住んではいけない場所になる。住民が生活する空間としては高い線量だ」とも指摘した。
測定結果が墜落事故によるものか自然放射線か現段階では特定できていないという。矢ヶ崎氏は墜落事故現場の土壌と草を採取し調査する必要性を強調した。
平良氏は「異常な数値が出たことは事実。どの放射線物質で汚染されているのか精査する必要がある。県に調査するよう求めたい」と話した。