goo blog サービス終了のお知らせ 

徒然にっき'18

OCNブログから引っ越してきました。
文華の日常を綴った、プライベート日記です。

新年度スタート!~避難生活終了

2011-04-01 21:04:00 | 日記・エッセイ・コラム
心の霧が晴れないまま、新年度を迎える。


よく考えたら、新年度準備の為の日は3日しかないことが分かった。
休む間もなく、仕事をこなしていく。
3月中は割と定時に退勤していたが、今日は定時を超えてもなお仕事していた。


実は、避難民が転入することになった。
原発近くではないが、町の一部が津波の被害にあい、学校再開のめどが立っていないとのこと。
全校生の少ない本校としては、転入は嬉しい限りだ。
本日保護者の方と面談したが、動揺と戸惑いを隠せない様子だった。
慣れない土地での生活は大変だと思うが、こちらはやれるだけの対応をするつもりだ。


そして、驚いたのが、毎年恒例の「鼓笛パレード実施」に関するアンケートが来ていたこと。
市は実施を前提としているのか?
いくら放射能測定値が下がったとは言え、5月に子どもを野外で長時間歩かせるイベントを実施できる状況にあるとは言えないと思うのだが…。
個人の調査なら、
「放射能が心配なので、実施したくありません!」
と書いてやりたいところだ。


話は変わるが、弟のアパートの給湯器交換が無事終了。
夕食を食べた後、弟は自宅へ戻っていた。
避難生活もめでたく終了だ。
気分的に町が「復興」に向かっているとは思えないが、新年度を機に、少しずつ周りが変わってきているのを感じる。


被災生活21日目~涙のお別れ

2011-03-31 22:16:00 | 日記・エッセイ・コラム
本来ならば離任式の日。
本日付けで2名の方が退職となった。
職員だけで、ささやかな昼食会(お弁当)を行った。


午後からはサプライズで、一部の児童と保護者との、簡単な離任式が行われた。
涙、涙の離任式だった。
明日からのことを思うととても寂しい。


帰宅後、職員の一人から電話が。
私が行きつけのGSが運営しており、行列もないとのこと。
震災から20日ぶりに給油した。
「ガソリンがなくなるかも。」という不安から久しぶりに解放された。


しかし、びっくりしたのが給油価格。
3月2日のレシートによると、1リットル137円だったのに対し、本日は1リットル168円。
これって、ぼったくりだよね…orz
まぁ、他の人のように、6~7時間の給油待ちを体験しなかっただけ、よしとしよう。


被災生活20日目~気分転換

2011-03-30 21:45:00 | 日記・エッセイ・コラム
買い物や通院のため、年休を取った。
この教員の年休に対して、一部の県民から苦情が寄せられているとのこと。


例→先生が休暇を取って、給油や買い物に行ったり、家事をしたりするのはおかしい。


これが、子どもが学校に来ている状態だったら問題であろう。
しかし、今は春季休業中。
必ずしも朝から晩まで学校にいる必要はない。
こう言ってはなんだが、我々は子どもが学校に来ている間、日常生活をいろいろ削って仕事しているのに…。
でも、避難民やその他の職種の方からすれば、この非常時に休暇を取っている状態を、うらやましく思うのかもしれない。


自分はどうしても退職する先生方へのプレゼントを購入したかったので、本日年休を取った次第。


弟を会社近くまで送った後、耳鼻科へ向かった。
平日の病院は空いていて嬉しい。
診察後、花粉症の薬を1ヶ月分もらう。
これで、何とかこの季節を乗り切れそうだ。


次に駅ビルへ。
プレゼントや食材などを購入。
久しぶりに牛乳をゲットした。
昼食は、駅ビル内の海鮮丼屋にて。
やっぱり海の幸はうまいね~。


朝営業を見つけた給油所は、帰る頃にはすでに品切れになっていた。
(その間、約3時間。)
震災から20日が経ち、Fit君のガソリンの減り具合はやっと半分といったところ。
この調子なら、あと20日は行ける気がする。


それにしても、とっても天気がよいのに、換気ができないのはつらい。
この生活、いつまで続くんだろうか。


被災生活19日目~悪夢にうなされる

2011-03-29 22:11:00 | 日記・エッセイ・コラム
今日は、サンマの開きを食べた。
うまかった。
いいことは、それぐらいかな。


今朝方、原発にうなされる夢をみた。
原発が危なくなり、北海道に避難。
(どうやって移動したかは謎。)
ホテルらしきところへ着いた後、大きな地震があり、福島の原発がさらに酷くなったという情報が入る。
携帯の警報がずっと鳴りっぱなし。
上空にはヘリが飛びまくる…。
結末がどうなったか分からないところで目が覚めた。


とても後味の悪い夢だった。


ニュースを見る限りでは、日本の外国への対応もあまりいいとは言えない。
そのうち、日本のやり方にしびれを切らした国が、どーんと爆弾でも投下するんじゃないかと思ってしまう。


もし、原発が…。
もし、戦争が…。


そんなこんなで、今日も疲れた。


被災生活18日目~暗闇の中で

2011-03-28 22:15:00 | 日記・エッセイ・コラム
今日も疲れた~。


ニュースを観るたび悲しくなるよね。
給油待ちのおじいちゃんが、(車の中で練炭を焚いていたために)一酸化中毒で亡くなったとか。
原発周辺から避難してきた子どもが、
「家には戻れないと思うけれど、(新しい土地で)がんばります。」
とコメントしていることとか。
原発周辺では、1000ミリシーベルト以上の放射能値が測定されているとか。


いくら福島県を応援するコメントをもらっても、事件収束に全くよい兆しが見えなければ、だんだん気持ちも暗くなってくるよね。


職場で遠足の予定を相談していたんだけれど、正直、
「4月の遠足って、放射能値的に可能なの?」
って思ってしまった。
子どもの登下校とか、運動会とか、鼓笛パレードとか、体育の授業とか…。
原発事故のせいで、我々の自由のすべてが奪われたような気がしてならない。