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月齢進行表

~aki's diary~

【映画】世界でいちばん幸せな場所

2010-12-14 19:47:28 | 映画・シネマ

Toie
世界でいちばん幸せな場所


ベトナム映画。
とってもシンプルな映画でした。
ストーリーも、ちっともひねってないし。
その分、描写が粗いって言えば粗いんですけど、素朴な味わいのある映画だと思いました。


世界でいちばん幸せな場所は、シンプルに考えればすぐにわかること。
でも、大人になればなるほど素直になれずに、迷子になってしまうんですね。
子供の方が、ホントのことを良く知ってる。
大人って、面倒くさくてヤだなぁ~、と、そんな映画でした。(笑)


ベトナムのホーチミンが舞台なんですが、街の喧噪の様子が「The 東南アジア!」て感じ。(笑)
めっちゃ憧れるわ~。
一度行ってみたい国なので、そのあたりも興味津々で観てました。


が、
多分この映画、ハンディカメラで撮ってると思うんですが…
臨場感がある反面、手ぶれがすごくて(汗)
酔いました。
手ぶれ酔いしやすい人は、DVD借りて小さい画面で観る事をオススメ。(笑)



そろそろ、双子座流星群のピークの時間ですね。
雲は多いけど、月も星も見える まずまずの夜空。
とか言いつつ、私はスタジオに籠ってバンドの練習ですわ。
どなたか、私の代わりに私の幸せを願っておいてください。←他力本願

1週間後は満月だなぁ。


【映画】レオニー

2010-12-13 23:49:55 | 映画・シネマ

Leonie
レオニー


以前に見てレビューを残していなかった映画が数本あるので、少しずつアップしていきます。


レオニーとは、彫刻家イサム・ノグチの母親であるレオニー・ギルモアのこと。
戦前のアメリカで日本人の詩人ヨネ・ノグチ(野口米次郎)と出会い、彼の詩集の編集を手伝いながら彼の唯一無二の理解者になったレオニーは、次第にヨネと魅かれ合い、彼の子供を身籠ります。
しかし、戦争の激化を理由にレオニーを置いて日本に帰国してしまうヨネ。レオニーは悲しみにくれながらも、未婚のまま一人で出産する決意を固めます。


この映画、レオニーの「母」としての強さを描いた作品として紹介されることが多いのですが、私は、アメリカ人のレオニーが日本文化の中で苦労しながら「異文化」の壁を越えて自分を伝えるにはどうしたらいいのかを知り、それを子供に伝えて行くお話という見方をしていました。

レオニーがイサムの芸術的才能の芽をおぼろげに見いだしたとき、幼いイサムにこう言います。
「あなたの芸術は武器。あなたの芸術は声。芸術家には限界がなく、国境も存在しない。」

ヨネに呼び寄せられ来日し、周囲から日本の文化・慣習に染まる事を強いられる中で、レオニーは日本文化の美しさを理解しつつも、アメリカ人として譲れないアイデンティティの中で苦悩します。
その結果として行き着いた考えが、イサムに語った言葉に集約されているように思えました。
そして、アメリカンの名前も持っているのに、イサムが自身を「イサム・ノグチ」と名乗ったのも、そんな母の思いを理解したからではないだろうか、と、そんな風に思いながら見ていました。


2~3回見たら もっと色々な視点が出てきそうな、深い映画でした。


明晩は ふたご座流星群が見られるそうですが、お天気はどうなんでしょうね?
条件が良ければ、1時間に50個くらい見られるとか。
1分に1個弱。すごっ!
晴れると いいんだけど。



雨で見えないけど、今日は上弦の月。
次の満月まで、あと8日。


【ライブ】Just One Night Concert

2010-12-13 00:14:20 | バンド・音楽

大垣駅前商店街に、にぎわいを。
そんな主旨で行われている様々な取組みの一環である「Just One Night Consert」。
今年で9回目になるこのイベントに、Jazzボーカルとして出演して参りました。


- Set List -
1. 黒いオルフェ(インスト)
2. 酒と薔薇の日々(インスト)
3. East of the Sun
4. Bye Bye Black Bird
5. The Look of Love
6. L-O-V-E
7. You'd be so nice to come home to
8. Tennessee Waltz
9. Day by Day
アンコール:All of Me


お客様は50名ほどいらっしゃったでしょうか。
会場になったカフェは満席で大盛況でした。
ありがたや、ありがたや。
全体的に、楽しく和やかなライブだったのですが、終了後「しゃべりが面白かったー!」という感想をいただくのも どうなんでしょね?
先日、京都でUn jour のライブをした後も、タイバンのソウノスケくんに「MC、美味しいっすね!」って言われたし…。
んー。
これからは、ライブにおけるMCの比率をもっと上げた方がいいってことか?
次回は もっと笑いが取れるよう研究してきます。(違)


アンコール直前のMCの最中にマイクが急に入らなくなり、アンコールはマイクを捨てて生声で歌いました。
どうせマイクなしなら、客席にまざっちゃえ!
と、歌いながら客席の通路を歩く様は、さながらホテルのディナーショー!


ウソ。


さながら、健康ランドの歌謡ショーでした。


そんなハプニングは ない方がいい(いや、あってはイケナイ)のですが 結果的にはお客様に楽しんでいただけたようで。
お客様、スタッフの方々、メンバー各位、ありがとう&お疲れさまでした



ライブの帰り、新築の建て売り住宅の前に、引越屋さんのトラックが2台停まっているのを見ました。
手際よく荷物が運び込まれていくのを見ながら「あー、このうちの人は、真新しい木の匂いのする部屋でクリスマスを迎えるのかな~」なんて思っていました。


クリスマスの少し前に、月は満ちます。
次の満月まで、あと9日。


2010-12-11 21:48:54 | 日記・エッセイ・コラム

Seed


たまたま入ったコンビニに置いてあった、朝顔の種。
「ご自由にお持ちください」の触れ書きにつられて、ほんの気紛れにもらってきて植えてみたのが、7月のこと。
おそがけに植えたんだけれど、すくすくと蔓を伸ばし次々に花をつけた朝顔は、咲き終えた後に たくさんの種を残しました。


偶然手にした一粒の種が生んだ、たくさんの種子たち。


今年 私が手にした収穫は、きっと過去の一粒の種が育った結果。
そして、今年巡り会った小さな種は、きっと来年に花をつけ、またたくさんの種を生むんだろう。
そんな風にして、つながったり広がったりしていくんだろうな。


大切に育てていこう。



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今年のライブスケジュール、残りは3本。


●12月12日(日)パピリオ(大垣市)
 Just one night Live
 14:00~15:00(チャージ¥500・1ドリンク付)
 Gt.中井奏志、服部靖 Ba.横浜コージ Ds.中野春樹 Vib.浅井豊 Vo.aki


●12月25日(土)Blues Cafe'(揖斐郡池田町)
 IMPROVISE JAZZ LIVE
 OPEN:18:30、START:20:00(2セット入替なし)
 チャージ無料
 Gt.服部靖 Ba.矢野良和 Ds.辻村勝 Pf.水戸香 Vo.aki


●12月31日(金)国営木曽三川公園 (海津市海津町)
 カウントダウンステージ
 START:21:30~(入場無料)
 ライブあり、イルミネーションあり、花火ありのイベント。
 ワタクシは、このイベントのために結成したアラフォー(いや、アラフィーか?)バンド「am:H3(エイエム エイチスリー)」で出演。ちょいマイナーな昭和のナンバーを歌ったりします。


神経麻痺の右手は まだ治療が必要な状態ですが、担当医から短時間ならギプスを取っても良いとの許可をもらったので、ライブの時は一見普通の状態でお目にかかれそうです。(笑)



次の満月まで、あと10日。



自分の方が

2010-12-09 22:36:16 | 日記・エッセイ・コラム

争いごとというのは、
自分の方が正しい、とか
自分の方が優れている、とか、
そんな風に思ったときに生まれるんじゃないかと思う。


知識や情報が多い人が正しいとは限らない。
というか、
そもそも、100%正しい人なんて、この世にはいない。
共存しようとする場面では、何人も同等。


自分の方が分ってるとか、
自分の方が上だとか、
そんな風に思うから、
相手を従わせたくなる。
でも、
分ってない人は、
分っていないからこそニュートラルになれる。
ポジションが下の人は、
下の立場でしか見えないものが見えている。
そういうものって、実は結構大事だったりするのよね。


違う感性を持った者同士が、それを持ち寄り、
お互いにそれを認め合い、
融合することで生まれる新しい何かを目指すことが出来たら、
世の中の争いごとの大半は、消えてなくなるのではないかしらん?



雨間に見上げた空には、綺麗なカーブの細い月。
次の満月まで、あと12日。