月齢進行表

~aki's diary~

4年目

2010-03-31 23:27:28 | 日記・エッセイ・コラム

2007年4月1日付で個人事業主の開業届けを出しました。
そこから丸3年が過ぎ、明日から4年目に入ります。
だからと言って劇的に何かが変化するわけでもないのですが、何だかんだありながらも、なんとか3年生活できてよかったと思っています。

あの当時は勢いづいて独立なんてしてしまったけど、今改めて振返るとこれと言って確固たる信念があったわけでもないような?
今になって「なんでフリーになっちゃったんだろ?」と思わんでもないのですが(笑)、月によって収入がばらつくことに目を瞑れば、それ以外の部分は割と私の性に合ったワークスタイルだとは思っています。

ただ、上司も同僚も後輩もいない環境で、自分のモチベーションの維持管理をする大変さを、最近になって感じるようになってきました。
慣れてくるとうまく回るようになるばかりではなく、夢中で走っていた時には見えなかった難しさが見えてくるもんなのかなぁ。

そんな感じの、4年目のスタートライン。

今日は十六夜。
次の新月まで14日。


月がとっても青いから

2010-03-30 23:25:40 | 

Bluemoon
今日は満月。
3月1日も満月だったから、ひと月のうちの2度目の満月で、Blue Moon。
何気に夜空にカメラを向けたら、ホントに青い月の写真が撮れました。

「月がとっても青いから」は、菅原都々子のヒット曲。
小さい頃に聞いた記憶で「月がとっても青いから 遠回りして帰ろう」というフレーズしか覚えてなかったんだけど、調べてみたら3番の歌詞が意外に切ない。
うるんだような青い月を見上げて、「今日限りで会えなくなっても、あなたとの思い出は忘れない」と好きな人と誓い合いながら、遠回りして並木道を帰る。
と、そんな内容の歌詞。

元々「Blue Moon」とは『馬鹿げたこと』という意味。
月が青いなんてあり得ない。月が青いなんて馬鹿な事を!という意味合いで使われていた言葉が、いつしか『あり得ないもの』→『滅多にない特別なもの』という解釈に変化して、月に2度満月が見られる珍しい現象を「Blue Moon」と呼ぶようになったとか。

青い月は珍しくて特別なものだから、それだけで「遠回りしよう」と誘うのに充分な理由になるのね。
ホントの気持ちは、別れるのが名残惜しいんだったとしても。

海外でも日本でも、青い月に馳せる思いはよく似てるのかなぁ。


【映画】誰かが私にキスをした

2010-03-29 21:38:06 | 映画・シネマ

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誰かが私にキスをした
好きなんですよ、松山ケンイチ。(笑)
あとは、この映画の予告編で流れていた主題歌「キミがいるから」が良かったので(まじで、予告編でこの曲が流れると涙が出そうになりました)観に行ってきました。

階段を踏み外して転落したナオミ(堀北真希)は、頭を打った衝撃で過去4年分の記憶をなくしてしまいます。
そこに現れる3人の男性。転落現場から病院まで付き添ったユウジ(松山ケンイチ)、ナオミの親友だと言うミライ(手越祐也)、ナオミの彼氏だと言うアメリカ人のエース(アントン・イェルチン)。
ナオミに好意を持つ3人の男性が、とてもピュアに「好き」の思いを抱えながら、記憶のないナオミにそれぞれ何かを少しずつ隠している。
それは、ナオミ自身の力で思い出して欲しいことだったり、自分に都合が悪いので思い出して欲しくないことだったり。

という切ないお話だったのですが、切なさの部分がいまひとつ伝わってこなくて、気持ちの上では泣く準備ができていたのですが、泣かずじまいで見終えました。

良かったなぁと思ったのは、ナオミの父親(渡部篤郎)が、「人は少しずつ、本当に少しずつ忘れていく。愛していたということさえ、いつか忘れていく。だから、また誰かを愛せるんじゃないのか?」とナオミに語りかけるシーン。妻を亡くした日から数年を経て、再婚を目前にした場面でのセリフ。
そうなんだよねぇ。
すべてを覚えていることなんて到底無理な話で、忘れるからこそ未来もあるんだし、と思いました。
ただ、多分忘れるのは「痛み」の部分。以前あった辛いことの記憶が、長い時間を経て「美しい記憶」になったりするんだよねぇ、と。
そんなことをふと思ったら、映画を見ながら映画以外の世界に一瞬トリップしていました。ww

「誰かが私にキスをした」という映画は、私にとって「忘れる」について哲学した映画でした。



明日は、今年2度目のBlue Moon。
晴れるといいなぁ。


2010-03-25 18:37:11 | 日記・エッセイ・コラム

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ベランダのフリージアが蕾をつけました。
咲きかけた桜が、また「キュッ」と縮まってしまいそうな寒さの中、決して季節は逆戻りなんかしてなくて、ちゃんと春に向かってますよ、と教えてくれているように見えます。

少し前に、DJで音楽プロデューサーのNujabes(ヌジャベス)さんが亡くなりました。(注:日本人です。本名の瀬場潤(Seba Jun)を逆さに読んでNujabesです)
私の好きなclammbonというバンドと親交の厚い人だったので、たまたま私はその存在を知っていたのですが、Nujabesさん本人はマスコミ嫌いであまり表舞台に出てくる人ではなかったので、きっと知らない人の方が多いんでしょうね。(かくいう私も、そんなに詳しくはないです ^^;)
Nujabesさん、車の運転中に首都高を降りた所で突然の事故に遭い、死去されたそうです。clammbonのリーダーのミトさんが「彼はこんなところで終るなんて、絶対思ってもいなかっただろう」とブログに書いていましたが、私も同感です。Nujabesさんが事故に遭ったのは、彼の36歳の誕生日からちょうど1週間後。節目を迎えた直後、あれやこれや、未来に向けて色々考えていたところだったんじゃないでしょうか。(ワタクシ、Nujabesさんとは誕生日が1日違いなんで、余計にそんなことを思っちゃいます)

冷たい風の中で春に向かう強さも命なら、一瞬のアクシデントで失われる儚さも命。
願わくば、冷たい風の中で春にほころぶ日を待つ蕾のようでありたいなぁ、と思います。

そんなこんなで、今日のBGMはclammbon/Nujabesの「Folklore」

次の満月まで、あと5日。


【映画】シャーロック・ホームズ

2010-03-24 21:59:15 | 映画・シネマ

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シャーロック・ホームズ

ホームズはロバート・ダウニー・Jr、ワトソン博士はジュード・ロウ。
コナン・ドイルの小説では、ホームズは確か180cmを超える長身の男性という設定のはずだったんだけど、映画じゃワトソン博士よりちっちゃかったです。(笑)
でも、ジュード・ロウが好きなので気にしません。ww

シャーロック・ホームズと言えば「謎解き」でしょう! と思って見に行ったのですが、ミステリーと言うよりアクション映画になってました。
原作のファンにとっては、不満な展開かも?
私もコナン・ドイルは昔よく読みましたが、あまりに昔すぎてストーリーもうろ覚えでしたし、初盤で「あ、アクションなのね」と思って頭を切り替えたので、これはこれで結構面白いと思ってみてました。

ホームズは頭脳明晰、冷静沈着、武術・剣術の達人、バイオリンの名手というキャラクター。それは中学生の頃に読んだ小説の内容で覚えてました。 
なので、私の中で「ホームズ」と言えば、ちょっと小洒落たイギリス紳士というイメージだったのですが、この映画のホームズはどっちかっていうと小汚いです。(笑)
そして、どこかお茶目です。
ちょっと新しい「ホームズ像」なのかなぁ?(て、今までに映像化されたシャーロック・ホームズを見ていないので、何とも言えませんが)
私はこのホームズ、割と好きです。
小汚いホームズに、本来あまり好きではないはずのアクション映画。
なのに、見終わった後に「お洒落だったな」と思ったのはなぜなんでしょ?

余談ですが、来年には続編ができるそうです。

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以前一緒に仕事をした知り合いから電話があり、4月からの仕事を1つ紹介していただきました。
今までにお受けした別の仕事と合わせて、4月から半年間くらいは月18~20日の稼働がありそう。
ありがたいことだけど、普通の生活になっちゃうのねぇ~。(ぜいたく言うな!)
ま、映画は仕事帰りに通ったりするんだろうけど。

今日も雨ですねぇ。
次の満月まで、あと6日。