楽しかった反面、猛省することが満載のライブでした。
-1st Set-
1. East of the Sun(West of the Moon)(instrumental)
2. Sunset Moon(instrumental)
3. Fly me to the Moom
4. Moonlight in Vermont
5. It's only a paper moon
6. You'd be so nice to come home to
7. I've got you under my skin
-2nd Set-
1. Old Devil Moon(instrumental)
2. My one and only Love(instrumental)
3. Moon River
4. Blue Moon
5. My Foolish Heart
6. How High the Moon
7. Arthur's Theme(New York City Selenade)
- encore-
Moonlight Selenade
Musicians are ....
Vib. 浅井 豊、Gt. 服部 靖、Ds. 中野春樹、Vo. aki、ゲスト Ba. 北川弘幸
ライブが始まる少し前から雨が降り始めて生憎の空模様でしたが、翌日は中秋の名月ということで、月にちなんだ曲を集めたライブでした。
セットリストの中には、タイトルにも歌詞にも、いっこも月が出て来ない曲もありますが、私の独断で「月夜の似合う曲」という括りになっております。
今回のライブで良かったと思うのは、テーマをちゃんと持てたこと。
なんとなく曲を持ち寄るのではなく、インストもボーカル入りも「月」をテーマにすると決めてあったので、全体のMCも組立てやすかったし、それなりにストーリー性をもたせたライブになっていたと思います。
アカンかったなと思うのは、完全に練習(打合せ)不足だったこと。
事前リハなし、当日打合せ&軽く音だしで本番に臨んだのですが、そんなプロのようなやり方は私には100年早い!(つまり、一生やっちゃイカンてことですw)
今回のライブは、ゲストとしてプロミュージシャンの北川弘幸さんに入って頂いたんですが、北川さんは現場合わせで充分できる方です。
でも、それ以外のメンバーは、ある程度「前準備」がないと本番に余裕が出ないわけで…
個人練習をしてればそれでいいってわけでもなく、バンドはバンドとしての空気とかバランスがあるわけで、それをその場で瞬時に掴んでいくことができない(または、そのスピードが遅い)のであれば、やっぱり練習である程度の雰囲気を掴んでおく必要があるなぁ、と思いました。
ゲスト以外のメンバーで、ちゃんとリハで詰めるところ詰めておいたら、ゲストで来て頂いた北川さんのベースに もっといい感じに遊んでもらえるライブに出来たはずだなぁと思うと、今回のバンマスから「リハなしで」て提案された時に、ちゃんと抵抗しておくんだったなぁと、反省することしきりです。
実際、ライブ音源を聞いてみると、北川さんに色々きっかけを出してもらっているのに、その半分以上に気付けずスルーしている自分がいて、聞いてて痛いのなんのって、そりゃぁもぅ…
耳に入ってきた音やリズムに対する反射神経は悪い方ではないと思っていたので、これは なかなかのショックです。
こんな余裕のない状態でライブしちゃイカンです、私。
個人練習の量も足りてないから、余計だわね。
ここまでくると反省ではなく猛省です、ホント。
ただ、も一つ良かったことがあって…
それは、緊張感に飲み込まれてなかったこと。
アウトプットしたライブ音源を客観的に聞いてみてどうこうってのは確かにあるけれど、ライブで歌っていた瞬間は間違いなく楽しかったし、歌うことや表現することに集中できていたはず。
初対面のお客様から「楽しかった」と直接話しかけて頂けたってことは、それが出来てたってことなんだと思います。
今回のライブでの心残りは次回のライブへの課題ってことで、次回はまた少し先に進める自分でありたいと思います。
お越しいただいた方、たまたま居合わせた方、一緒にプレイしてくれたメンバー、そして多忙な中 ご参加いただいた北川さん、皆様 本当にありがとうございました。
今回のライブのMCでも少し語りましたが…
私が生まれた日の月は三日月の夜でした。
新月から2日目の、細くて頼りない月の夜でした。
私が、色々なメディアで「月の子供」と名乗っているのは、月齢2歳の細い月がじょじょに満ちて行くように、色々な出会いを通して満ちて行く自分でいたいという思いがあるからです。
そんな私を、今後ともよろしくお願いします。
台風の影響で、外は大荒れ。
せっかくの満月も、厚い雨雲の上ですね。
明日はどんな日になるんかな。
十六夜(いざよい)の月は見られますように。