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月齢進行表

~aki's diary~

【ライブ終了】IMPROVISE Jazz Live @ Blues Cafe'

2012-09-30 19:09:18 | バンド・音楽

楽しかった反面、猛省することが満載のライブでした。


Handysharecapturefile


-1st Set-
1.  East of the Sun(West of the Moon)(instrumental)
2.  Sunset Moon(instrumental)
3. Fly me to the Moom
4. Moonlight in Vermont
5. It's only a paper moon
6. You'd be so nice to come home to
7. I've got you under my skin


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-2nd Set-
1. Old Devil Moon(instrumental)
2. My one and only Love(instrumental)
3. Moon River
4. Blue Moon
5. My Foolish Heart
6. How High the Moon
7. Arthur's Theme(New York City Selenade)


- encore-
Moonlight Selenade


Musicians are ....
Vib. 浅井 豊、Gt. 服部 靖、Ds. 中野春樹、Vo. aki、ゲスト Ba. 北川弘幸



ライブが始まる少し前から雨が降り始めて生憎の空模様でしたが、翌日は中秋の名月ということで、月にちなんだ曲を集めたライブでした。
セットリストの中には、タイトルにも歌詞にも、いっこも月が出て来ない曲もありますが、私の独断で「月夜の似合う曲」という括りになっております。


今回のライブで良かったと思うのは、テーマをちゃんと持てたこと。
なんとなく曲を持ち寄るのではなく、インストもボーカル入りも「月」をテーマにすると決めてあったので、全体のMCも組立てやすかったし、それなりにストーリー性をもたせたライブになっていたと思います。


アカンかったなと思うのは、完全に練習(打合せ)不足だったこと。
事前リハなし、当日打合せ&軽く音だしで本番に臨んだのですが、そんなプロのようなやり方は私には100年早い!(つまり、一生やっちゃイカンてことですw)
今回のライブは、ゲストとしてプロミュージシャンの北川弘幸さんに入って頂いたんですが、北川さんは現場合わせで充分できる方です。
でも、それ以外のメンバーは、ある程度「前準備」がないと本番に余裕が出ないわけで…
個人練習をしてればそれでいいってわけでもなく、バンドはバンドとしての空気とかバランスがあるわけで、それをその場で瞬時に掴んでいくことができない(または、そのスピードが遅い)のであれば、やっぱり練習である程度の雰囲気を掴んでおく必要があるなぁ、と思いました。


ゲスト以外のメンバーで、ちゃんとリハで詰めるところ詰めておいたら、ゲストで来て頂いた北川さんのベースに もっといい感じに遊んでもらえるライブに出来たはずだなぁと思うと、今回のバンマスから「リハなしで」て提案された時に、ちゃんと抵抗しておくんだったなぁと、反省することしきりです。
実際、ライブ音源を聞いてみると、北川さんに色々きっかけを出してもらっているのに、その半分以上に気付けずスルーしている自分がいて、聞いてて痛いのなんのって、そりゃぁもぅ…
耳に入ってきた音やリズムに対する反射神経は悪い方ではないと思っていたので、これは なかなかのショックです。
こんな余裕のない状態でライブしちゃイカンです、私。
個人練習の量も足りてないから、余計だわね。
ここまでくると反省ではなく猛省です、ホント。


ただ、も一つ良かったことがあって…
それは、緊張感に飲み込まれてなかったこと。
アウトプットしたライブ音源を客観的に聞いてみてどうこうってのは確かにあるけれど、ライブで歌っていた瞬間は間違いなく楽しかったし、歌うことや表現することに集中できていたはず。
初対面のお客様から「楽しかった」と直接話しかけて頂けたってことは、それが出来てたってことなんだと思います。


今回のライブでの心残りは次回のライブへの課題ってことで、次回はまた少し先に進める自分でありたいと思います。


お越しいただいた方、たまたま居合わせた方、一緒にプレイしてくれたメンバー、そして多忙な中 ご参加いただいた北川さん、皆様 本当にありがとうございました。


今回のライブのMCでも少し語りましたが…
私が生まれた日の月は三日月の夜でした。
新月から2日目の、細くて頼りない月の夜でした。
私が、色々なメディアで「月の子供」と名乗っているのは、月齢2歳の細い月がじょじょに満ちて行くように、色々な出会いを通して満ちて行く自分でいたいという思いがあるからです。


そんな私を、今後ともよろしくお願いします。




台風の影響で、外は大荒れ。
せっかくの満月も、厚い雨雲の上ですね。
明日はどんな日になるんかな。
十六夜(いざよい)の月は見られますように。


自信

2012-09-28 23:47:49 | 日記・エッセイ・コラム

嘘をつくひとは信用できない。
何も特別なことではなく、ごく当たり前のこと。


「自信」とは『自分を信じる』と書く。
だから、どれだけ自信を持つことができるかは、自分との約束をどれだけ守ったかに比例する。


以前、そんな講話を聞きました。
その時も「なるほどなぁ」と思ったんですが、今週はそれを身をもって実感することの連続です。


表面的にどんなに取り繕っても、ホントの自分がどうなのかは自分が一番よく知っている。
他の誰かはごまかせても、自分をごまかすことはできない。
自分をごまかすために表向きの立ち振る舞いを器用にすればするほど、武装解除した時の自分はどんどん脆くなる。
肝心なのは外を固めることじゃなくて、軸を持つことなんじゃないかなぁ。
自分で決めた軸をぶらさないこと。
それによって多少困難が多くなったとしても、軸はぶらさないこと。
それが、「自分との約束を守る」ってことになるんだろうと思います。



まぁ、考えてるだけじゃダメで、実行しないと何のチカラにもならないけど…。
考えながら、多少ジタバタともがいてみたおかげで、すこーしだけ、ホントに少しだけ、妙なプレッシャーからの抜け道が見えた気がします。
チカラをつけるのは、ここからかな。


そんな今週のシメ、明日はライブです。
楽しんで歌ってきたいと思います。



大型の台風17号が接近中ってことだけど、今は そんな気配もなくキレイな夜空。
いつ頃 最接近するんかな?
明日はライブだから大雨強風になったらイヤだな。
でも、日曜は中秋の名月だから晴れて欲しいし。
だからって、月曜までひっぱっちゃったら、通勤が大変だし…。
急に進路変更して、どっか消えてくれればベストなんだけどな。


今夜は十三夜。次の満月まで、あと2日。


意識と無意識

2012-09-24 02:44:17 | バンド・音楽

樹里からん のライブを観てきました。
2セット、アンコールも含めて2時間ちょっと。
3回くらい泣きました。


ヴォーカルの樹里さんはもちろん、バンドの方たちも本当に素晴らしかったです。
樹里さんのライブはオリジナル曲が少なめで、80~90年代の洋・邦楽popsをジャズアレンジしたカバーが中心。
泣けた理由には、元ネタになっている曲が持っている良さというのも当然ありますが、その楽曲の持っているパワーや魅力を増幅させるのが個々のプレーヤーの持つ「表現力」で、それが感動につながるんだなぁと、至極当たり前のことを改めて痛感するライブでした。



自分がLunnaを始めたばかりの頃。
ライブを見た人から「泣けた」「鳥肌が立った」と、よく言われていたことを思い出しました。
そういや、最近あんまり ないな?
あの頃より音域も広がってるし、ブレスも上手くなったからロングトーンの伸びもよくなったし…
でも、決定的に「何か」があの頃から欠落しているんだろうなぁ。


無意識にやっていることって、結構あります。
で、それが案外良かったりすることも、よくあります。
でも、本当に無意識にやってることは、いざ発揮しようと思っても取り出せない。
「無意識にやってるいいこと」を自分のものにしないと、無意識のものは いつか「そんなこともあったねぇ」という、過去の遺産になってしまう気がします。



何が良かったのかをちゃんと振り返って、たとえそれが仮説でも構わないから「これが良かったんだ」と思うことを繰り返しやってみて、無意識のものが意識的に使えるようになり、更にもう一度無意識に発揮できるところまで突き詰めてみる。
意識が無意識になったものは、反射的に発揮されるだけじゃなくて、使いたいと思ったときにちゃんと使えるようになる。
「身に付く」とか「力がつく」って、そういう状態の事を言うんだと思います。



あの頃の私のうたは、何が良かったんだろう?
思い出せる限りを思い出して、少しずつ意識的に試してみたいと思います。




ライブ告知です。


●9月29日(土)IMPROVISE JAZZ LIVE
 Blues Cafe'(揖斐郡池田町)
 OPEN 18:30
 Live Time 20:00~(2セット入替無し)
 チャージ:無料
 メンバー:Vib.浅井豊、Gt. 服部靖、Ds. 中野春樹、Vo. aki
ゲストミュージシャンとして、ベースに北川弘幸さんをお迎えします。
そして、この日は中秋の名月の前夜ということで、月がモチーフになっている曲や、月の綺麗な夜に聞きたい(と私が勝手に思っている)曲をセレクトしてお届けします。
アッパーな曲は少なめにして、Bossaやバラードが多くなりそう。
しっとりと大人な「お月見ライブ」にしたいと思っています。
お時間あれば、是非♪


キャリアカウンセラー

2012-09-23 14:04:02 | 言葉

私の名刺の肩書きは「キャリアカウンセラー」です。
私がこの仕事に就いた頃は「キャリアカウンセラー」という名称でしたが、ここ数年、厚生労働省から「キャリアコンサルタント」という名称で分類されている職業です。


昨日、キャリアカウンセラーの勉強会があって、立教大学大学院教授の渡辺美枝子先生が この名称変更の背景を説明してくださいました。
カウンセラーというのは深く心理的に関わるものであって、私たちはあくまでキャリアに関する情報提供とアドバイスによって支援する者であるから「コンサルタント」と呼ぶのだと。
渡辺先生は、このことに非常に違和感をお持ちだとのことでした。
「情報提供やアドバイスは、心理的に影響を与えていないのか?」
全く仰る通りです。


「事務職の求人倍率は0.3倍です」と情報提供した場合。
事務職にこだわりのない人は「ああ、事務は選ばない方がいいな」と思うでしょう。
どうしても事務職に就きたい人だったら「私は就職できないかもしれない」と、強く動揺するかもしれません。
動揺するかしないかの問題もあるけれど、情報提供によって人が何かを決断したり迷ったりすること全て、「心理的に影響がある」と言えるのでは?
相手の状況やパーソナリティをよく見極めた上で「何をどのように伝えるのか」を考えることは、この仕事の不可欠なことだと思うのですが。



日本語教師の養成講座で講師に言われたひとこと。
「類義語であっても、必ず1つ1つに何かしら違う『意味』がある。全く同じ意味や使われ方をする語ならば、2語存在する必要はないのだから。」
例えば「美しい」と「きれい」。
よく似た言葉だけれど、「美しい」の方が上品な感じがし、「きれい」はもう少しカジュアルな感じがする。
会話の中で「きれい」はよく使うけれど、「美しい」はあまり使わない。


日本語は、語の持つ意味以上に、語感(ニュアンス)が心理的に与える影響も大きい言語です。
誰かにお願いした作業の進捗を確認する時、「あとどれくらい?」と聞けば、進行度合いの事実を確認していることになるけれど、「まだ?」と聞くと、『私は待っているのよ』と 少し相手を責めるようなニュアンスを含んでしまう。



言葉を多用する生業である以上、こういうことを度外視して仕事をすることは出来ないと思うのです。


こういうことが 結構普段から気になるので この仕事が性に合ってるのか、こういう仕事をしているので気になるようになったのか、どっちが先だったか もう覚えていませんが、発話・文章ともに「言葉」を発することが多い私なので、それが相手に与える影響を気にせずにはいられないし、言葉に対するこだわりも持ち続けたいと思います。



私の名刺の肩書きは「キャリアカウンセラー」です。
「キャリアコンサルタント」という名称が一般的になっても、私の名刺の肩書きはずっと変わらないと思います。




今日はこれから、豊橋までライブを見に行って来ます。
朝からの雨は上がって、雲の間から青い空がチラリ。
帰ってくる頃には上弦の月が見えるかな。
次の満月まで、あと7日。


なりたい自分

2012-09-20 23:35:23 | ひとりごと

「こんな人になりたい」という目標は大事だと思う。


でも、「こんな人だと思われたい」なんて思って、
アウトプットの形を狙いすぎると、
案外思ったような評価は得られない。


「なりたい自分」のイメージは、
できるだけ具体的なのがいい。
でも、狙って作り込むんじゃなくて、
何はともあれ、素で一生懸命なのが基本だと思う。


必死で頑張った自分と なりたい自分が近付けば、
評価はおのずとついてくる。
そういうもんだよね、多分。



4日間の出張を終えて、今はベランダでまったり。
夜風が気持ちいい。
次の満月まで、あと10日。