goo blog サービス終了のお知らせ 

月齢進行表

~aki's diary~

【映画】ガレキとラジオ

2013-09-03 19:19:44 | 映画・シネマ

Gare_radi

9月1日の防災の日、特別上映された「ガレキとラジオ」を見てきました。


東日本大震災から2ヶ月過ぎた頃に、南三陸町にできた災害情報用FMラジオ「FMみなさん」。
ラジオ制作の経験はゼロ、そして自らも被災者である9人の番組スタッフと、震災で孫をなくしたリスナーの幸子さんを軸に、2012年3月31日の放送終了までの10ヶ月を記録したドキュメンタリー映画です。


南三陸町の人に笑顔をと奔走するスタッフたちと、震災の日から時間が止まったような生活をしている幸子さん。


元気になろう、元気にしようと頑張ることは、素晴らしい。
でも、頑張らないことは悪いことではない。
まだそのタイミングにないだけのこと。
「FMみなさん」の放送終了間際、ずっと聞いているだけだった幸子さんが、初めてリクエストはがきを書きます。
幸子さんもまた、ここから少しずつ動き始めるのです。
そういう、様々な人たちのペースや思いを受け止めているというか、包み込んでいる感じがこの映画にはあって、その感覚をどう表現していいのかうまく言葉が見つからないのだけれど、敢えて言うなら「心地よさ」が存在していたように思います。


「FMみなさん」は、10ヶ月の放送の中でいくつかのイベントを企画します。
それらは、クリスマスツリーの点灯式だったり、震災で挙式ができなかった人を集めた「出発式」だったり、こうやって文字にしてしまうとありがちなものに見えてしまうけれど、大事なのは「誰のために、何のために」の思いの部分。
思いがあるイベントは、ささやかでも人の感動を呼ぶなぁと思いました。


いい映画でした。


カリスマ

2012-12-01 02:01:00 | 映画・シネマ

映画監督のウディ・アレンは、演技指導を一切しないそうです。
アメリカの映画監督なのにハリウッドが嫌いで、アカデミー賞を受賞しても式には出ません。
それでも人気俳優たちはアレンの映画に出演することを熱望し、彼の映画はアカデミー賞のノミネート21回と最多記録。


Woody
映画と恋とウディ・アレン


ドキュメンタリーの中で、ウディの映画に出演した俳優たちが語っていた言葉。
「ウディに褒められたくて」
「ウディに好きになってほしくて」
「ウディに認めてもらいたいんだ」


そして、撮影監督は言います。
「皆、ウディのために こぞっていい演技をするんだ」


凄い人だなぁ。
存在そのものが周囲のモチベーションになるって、とてつもない影響力。


でも当のウディは、俳優たちをどうこうしていい映画を撮ろうとしてるのではなく、脚本とか撮り方とか、そちら側を徹底的に追求しています。
そして、どんなヒット作にも満足せず「もっと面白いものが撮りたいんんだ」と言います。
そんなウディの姿が、また周囲にとってはたまらなく魅力的なんでしょうねぇ。


カリスマって、こういう人のことを言うのだと思います。
人を動かそうと思って動かすのではなく、そこに存在するだけで人を魅了し、勝手に周囲が動き出す。
だから、カリスマになりたくて努力してる人とか、「自称:カリスマ」って人は、一生かかっても本物のカリスマにはなれんのだと思います(笑)
カリスマは自分でなろうと思ってなるものではなく、周囲がそう感じるものなんですよ、きっと。


つい最近、某ミュージシャンと「肉食系」「草食系」について語っていたのですが…
私、肉食系って見た目がワイルドとか、性格や行動に勢いがあるとか、そういうこととはちょっと違うと思うんですよね。


決め手は「色気」です。
色気があるか ないか。
それは異性にモテるってだけじゃなく、同性をも魅了するような色気。
その人の為なら多少無理や無茶をしても構わない。
そんな風に思わせてしまうものを持っている人が「肉食系」なんだと思ってます。
そういう色気も、出そうと思って出るものじゃないよねぇ。
というわけで、カリスマになれる可能性のある人は、天然肉食系だと思います。


ウディ・アレンも、そんな感じの人だよなぁ。


今日から12月。
12月1日はウディ・アレンの誕生日らしい。
知らずにブログネタにしたけど、タイムリーだったわぁ。


【映画】クレイジーホース★パリ 夜の宝石たち

2012-08-19 09:12:26 | 映画・シネマ

Crazy_horse_2

クレージーホースホース★パリ 夜の宝石たち


クレージーホースは、パリにあるキャバレー。(実在します
そこのダンサー達を中心に、舞台監督や衣装担当などのスタッフの、ショービズ精神溢れる様を記録したドキュメンタリー映画。


日本でキャバレーショーっていうと、なんとなく場末感が漂ってしまうのですが、ここは違います。
凱旋門に近いジョルジュ・サンク通りにあって、「ムーランルージュ」「リド」と並ぶ、パリの老舗キャバレーであり、この3つの中では最も前衛的な店。
世界中のダンサーがオーディションに訪れ、ダンサーを最高に美しく見せるための振付、衣装、照明を徹底的に考え抜いています。
映画の半分くらいは、実際のショーの様子なんですが、そりゃぁ、もうステキ。
ぞくっとする色気の中に、何か絶対に崩れない鉄壁の美しさがある、そんな感じでした。
あそこまで高めれば、ただのヌード・ショーではなく、芸術の域でしょうねぇ。


パリに行く機会があれば、ぜひライブで見てみたいです。


しかし、上映時間130分は長かった!
もうちょっとコンパクトにならんかったんやろか?
面白かったけど、ちと疲れました。


孤独と孤独

2012-07-27 23:50:46 | 映画・シネマ

This_must_be_the_place


孤独な娘と孤独な青年をカップルにしようとしてるんだけど、うまくいかないんだ。
多分、孤独と孤独は相性が悪いんだ。


ショーン・ペン主演の映画「きっとここが帰る場所」で、やけにこの台詞が印象に残ってしまいました。



孤独と孤独は相性が悪い。
じゃ、孤独と相性のいいものって、何だ?


多分、
孤独って、相性のいいものがないから「孤独」なんだろうな。


自分も昔、孤独だった頃があったっけ。
仕事が休みの日なんかに、誰とも話さずに1日が終わっていくことに気付いた瞬間、そこはかとなくさみしくなって、「このまま年を取って、仕事がなくなって、身体が動かなくなって。その時、私はどうなるんだろう?」なんて考えたら、孤独は不安を通り越して恐怖だったなぁ。


「人」に会える場所に出かけて、自分から人の中に飛び込んで、「私に歌わせてください!」ってお願いをして、その1ヶ月後にステージに立って。
あの辺りから孤独の塊が溶解していったんだなぁ。


趣味があるから孤独じゃないとか、そういうことじゃなくて、待ってるだけの生活が「孤独」なんだろう、と思う。
誰かが迎えに来てくれる。
誰かがなんとかしてくれる。
そういう甘えが、自分を孤独にしていたんだろうな。
そう考えると、相手に要求するばかりの「孤独な人」同士、相性がいいわけないのも合点がいく。


あの頃とは逆に、今の私には所属する会社もないし、一人暮らしも10年以上になったけど、こうやって一人でパソコンの前にいる夜も、自分を孤独だとは思わない。
自分が存在する場所は、誰が用意するでもなく自分で求め決めるもの。
映画も、そんなメッセージだったような気がします。



映画のタイトルを見てピンと来た人もいると思うけど、テーマ曲はトーキング・ヘッズの「This Must Be the Place(きっとここが帰る場所)」でした。
しかも、デヴィッド・バーンが本人役で出演してました
映画は全体的に抽象的で難解だったけど、音楽は良かったな。
久しぶりに、ブライアン・イーノとかトム・トム・クラブとか聞きたくなってきた。
Youtube漁ったら出て来るかな?



昨日は上弦の月、今日は土用丑。
明日はハワイアンのライブだ。
ぬぅ、寝不足厳禁。そろそろ寝なきゃ。


次の満月まで、あと6日。


【映画】恋と愛の測り方

2012-07-19 00:05:15 | 映画・シネマ

Koi_ai
恋と愛の測り方


結婚3年目の夫婦、ジョアンナとマイケル。
ジョアンナは夫婦で出かけたパーティの会場で、マイケルが同僚の女性ローラと魅かれ合っていることに気付いてしまう。
結婚して初めて訪れた危機。
小さな諍いを曖昧な仲直りで収め、ローラと泊まりがけの出張に出かけたマイケル。
それを見送ったジョアンナの前に、ジョアンナのかつての恋人アレックスが現れる。


物語は、ジョアンナとマイケルが、それぞれの「気になる人」と過ごす一夜を交互に追いながら進んで行きます。


が、


「まぁ、そうでしょうね、そうなるでしょうね」という展開でした
特に意外性もなく、割と予定調和的な感じ?
そのくせ、結論に至るまでのジョアンナとアレックス、マイケルとローラ、それぞれの駆け引きが長すぎ
そういうのを「大人の恋」って見せたかったんかと思うけど、ありゃ ただの優柔不断やし…、むぅ。


と、内心ブツブツ言いながら見ていたわけですが…
最後の最後にちょっとした意外性が。
この後、ジョアンナとマイケルはどうなったんだろう?と、考えずにはいられない終わり方でした。


ご覧になる方は、是非、最後まで我慢して見てください。(笑)


しかし、キーラ・ナイトレイは やっぱり可愛いなぁ
もうパイレーツ・オブ・カリビアンのシリーズには出ないのかなぁ?