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月齢進行表

~aki's diary~

ありがとう

2010-12-31 10:36:39 | 日記・エッセイ・コラム

Snow


今年最後の日は、大雪になりましたねぇ。
今年を振返ってみると、私にとって一番の出来事は、やはり姉が亡くなったことです。


姉の最後の言葉は「ありがとう」でした。
7年近くに及んだ闘病生活を常に気丈に受け止めていた姉でしたが、亡くなる少し前は意識や記憶が混濁して わけのわからないことを言ったり、看護している母に辛くあたることもしばしばありました。
そんな姉が、ある晩 習慣になっていた足のマッサージの途中で「ありがとう」と言いました。
「もう、いいよ。ありがとう。ありがとうね。」
あの頃の姉は体の自由がきかず、言葉もうまく話せなくなっていたので、もどかしさから苛立っていることが多く、ついぞ「ありがとう」なんて言ったことがありませんでした。なので、母とふたりで顔を見合わせて驚いたことを覚えています。


何度も「もういいから。ありがとう。」を繰り返す姉に、「わかったよ。じゃ、もう寝ようね。おやすみ。」と答えて各々眠りについたのですが、姉はその晩に眠ったまま静かに逝きました。
末期の癌患者は全身に酷い痛みがあるため、死に顔が苦痛で歪むと聞いたことがありますが、姉は穏やかな顔で亡くなりました。
あの時の「ありがとう」は、マッサージはもういいという意味ではなく、お別れの言葉だったのかなぁ、と、後から思ったものです。


「ありがとう」という言葉を言われると、ちょっと照れくさいけど嬉しい気持ちになります。
でも、「ありがとう」という言葉は自ら口にした時も、自分を暖かくて穏やかな気持ちにしてくれます。
姉が穏やかな顔で逝ったのは、そのことの証のように感じています。



今年はLunnaで7本、Un jourで5本、Jazzで7本、その他助っ人ボーカルで2本のライブをしました。
一緒に演奏してくれたメンバーに、見に来て下さった皆様に、ライブの場を与えてくれたお店やイベント主催の方に、そして、ライブを通して新しく繋がった方々に、改めて「ありがとう」を伝えたいと思います。


それから、山あり谷ありではありますが、今年も食いはぐれることなく生活できるだけの仕事を頂けました。
今年も、仕事を通して新しく学んだことが沢山ありました。
なので、仕事でお世話になった方々にも「ありがとう」。


外は寒波で冷え込んでいますが、「ありがとう」で心穏やかにして、新年を迎えたいと思います。
そして、来年も またたくさんの「ありがとう」を言えるように、前向きに動いていきたいと思っています。
何卒、よろしくお願いします。



夕方には今年最後のライブのため、カウントダウンイベントに行ってきます。
大雪の野外ですよ!
本当にイベントは開催されるんでしょか?
今んとこ中止の連絡は入っていないので、寒さに負けないよう夕方に向けて気合いを充電します(笑)


空の月が新しいスタートを迎えるのは1月4日。
亡くなった姉の誕生日。
生きてたら、来年は年女だったんだな、と、そんなことにさっき気付きました。


次の新月まで、あと4日。


今年見た映画

2010-12-30 18:07:48 | 映画・シネマ

●1月
・THIS IS IT
・AVATAR
・今度は愛妻家
・BANDAGE
・食堂かたつむり


●2月
・Dr.パルナサスの鏡
・幸せはシャンソニア劇場から
・パンドラの匣
・抱擁のかけら
・ゴールデンスランバー
・シャネル&ストラヴィンスキー


●3月
・恋するベーカリー
・SOUL RED
・パチャママの贈り物
・ライアーゲーム ファイナルステージ
・人間失格
・スイートリトルライズ
・NINE
・シャーロックホームズ
・誰かが私にキスをした
・板尾創路の脱獄王


●4月
・ソラニン
・ダーリンは外国人
・パレード
・アリス・イン・ワンダーランド


☆5月と6月は鑑賞なし


●7月
・告白
・アデル
・シーサイドモーテル


●8月
・ハナミズキ
・トイレット


●9月
・カラフル
・BECK
・オーケストラ!


●10月
・スープ・オペラ
・死刑台のエレベーター
・ブライト・スター ある愛の詩
・エレニの旅
・17歳の肖像
・インシテミル
・ちょんまげぷりん


●11月
・SP ~野望篇~
・さらば愛しの大統領
・戦場でワルツを
・そして、わたしたちは愛に帰る
・アルゼンチンタンゴ
・世界で一番幸せな場所
・映画は映画だ
・レオニー
・RED LINE


●12月
・ヤギと男と男と壁と
・ゲゲゲの女房
・武士の家計簿
・バーレスク
・ノルウェイの森
・ふたたび swing me again


合計55本でした。
手元に残してある半券を見ながらタイトルを連ねていると、それぞれの映画のシーンが蘇ってきます。
とりあえず、「え?こんな映画見たっけ?」ていうのはありませんでした。(笑)


その中で特に記憶に残っているといえば、コレでしょうか。
Kondowa_aisaika

今度は愛妻家
前半はほのぼの、後半は号泣の、本当にいい映画だったと思います。
見た時の日記はこちら



さて、来年は何本の作品に巡り会えるでしょうか。
今から楽しみです。


【映画】ふたたび swing me again

2010-12-30 01:47:48 | 映画・シネマ

Swing_me_again
ふたたび swing me again


大学のジャズ研でトランペットを吹く貴島大翔(鈴木亮平)は、かつてジャズトランぺッターだった祖父・貴島健三郎(財津一郎)に21歳で初めて会います。
なぜなら、祖父は若い頃にハンセン病を発病し、50年以上もの間 療養所に隔離されていたから。
完治して療養所から帰ってきた健三郎は、大翔をお伴に、昔のバンドメンバーとの再会を果たすための旅を始めます。
最初のうちは、多くを語らない上に頑固な健三郎に戸惑っていた大翔ですが、50年ぶりの親友との再会を目の当たりにしながら、徐々に健三郎と打ち解けて行き、この旅の大切な意味に気付いて行きます。


いい映画でした。泣けました。
家族の絆とか、夢を共に追いかけた仲間のつながりというものを描きつつ、病気に対する正しくない理解から生まれる差別の残酷さを指摘していました。
全く難しくない内容ですが、心の深い所にリーチしてくる映画だったと思います。


キャストも渋かった!
健三郎の旧いバンド仲間に、藤村俊二さん、犬塚弘さん(クレイジーキャッツのベース)、佐川満男さん(「今は幸せかい」の歌手)。健三郎が憧れていたジャズバー「ソネ」のオーナーに渡辺貞男さん。
なかなか一度に見られる顔ぶれじゃありません。
主題歌の「SO FARAWAY」を初め、劇中に流れる音楽も良かったです。


今年最後のに見た映画が、この映画でよかった


【映画】バーレスク

2010-12-29 10:20:53 | 映画・シネマ

Burlesque
バーレスク


ダンスと音楽をフィーチャーした、ショービズ界を舞台にしたサクセスストーリー。
アメリカは、こういう映画が得意ですね。
面白かったです。


歌手になることを夢見てアイオワからL.A.に出て来たアリ(クリスティーナ・アギレラ)。
アリは、セクシーなダンサーたちが魅力的なショーを繰り広げる「バーレスク・クラブ」でフロアスタッフをしながらステージに立つチャンスをゲットし、圧倒的な歌唱力とコケティッシュなルックスで、一躍バーレスクのトップスターへと躍り出ます。
そのバーレスク・クラブのオーナーは、自身も店の歌手を務めるテス(シェール)。
借金のカタに店を失いそうな危機の中、起死回生のチャンスをアリの歌声に賭け
彼女を支え、プロデュースします。
そこに、恋愛やらアリの先輩ダンサーのジェラシーやらが絡んでくるわけですが…。
ストーリーはよくある感じです。
でも、別にそれはどうでもいいんです。
とにかく、ショーのシーンの演出がゴージャス。
ダンサーの女の子達が可愛い。
クリスティーナ・アギレラって あまりよく知らなかったんですが、キュートなルックスと迫力の歌声の持ち主なんですね。
シェールも貫禄でした。カッコ良かった。深夜の店内で、翌日のショーのリハをひとりでするシーンがあったんですが、圧巻でした。
それで充分満足感のある映画でした。


年内に見た映画の感想、残りはあと1つ。
いやぁ、今年はホントにいっぱい見たな。
あとで何本見たか数えてみよっと。



今年も今日を含めて あと3日。
今年は早めに少しずつ掃除をして、年末は余裕で過ごそうと思っていたのに、今月初めに右手麻痺というハプニングがあったせいで、すっかり予定が狂いました。
先週ギプスが取れて、機能は随分回復してきたのですが、なんかタイミングを逸したら大掃除する気も失せてしまいました。
ま、普通に掃除します。(笑)


次の新月まで、あと6日。


【ライブ】Bluse Cafe' X'mas Live

2010-12-26 02:53:53 | バンド・音楽

心配された雪も ちらつく程度で、無事クリスマス・ジャズライブを演ることができました。


Bluse Cafe'って、私にとっては相性の良いハコかも。
あんまりアガらないし、毎回とっても気持ちよく歌わせてもらっています。
今回も楽しく演奏させていただきました。


以下、本日のセットリスト。


☆ 1st Set ☆
1. 星に願いを(When you upon a star)
2. My Romance
3. Georgia on my mind
4. Winter Song


☆ 2nd Set ☆
1. Night and Day
2. This Masquerade
3. Feel Like Makin' Love
4. The Christmas Song



動画を撮ってみたので、ちょっと公開。


</object>
When you wish upon a star



</object>
Georgia on my mind


Georgia on my mind は、10数年前、まだLunna結成前、大垣の「芋館」でうたった曲。
この曲と、パーシー・スレッジの「When a Man Loves a Woman(男が女を愛する時)」を歌った日が、今日の音楽活動に結びつくきっかけになっているという、個人的に思い入れのある曲です。


そしたら、たまたま今日のお客様の中に、10年前のワタクシのライブを芋館で見ていて下さった方がいらっしゃっていて、Georgia~ をきっかけに思いがけない再会を果たすことができました。
サプライズなクリスマスプレゼントでした。



クリスマスが終わったってことは、今年の残りが1週間を切ったということ。
でも、年末から1月にかけてもライブスケジュールがあるので、ワタクシ個人的には to be continue って感じですよ。


●12月31日(金)国営木曽三川公園 (海津市海津町)
 カウントダウンステージ
 START:21:30~(入場無料)


●2011年1月15日(土)ハックルベリー(滋賀県 堅田)
 open18:30/start19:00
 adv¥1500 / door¥1800(1D別¥600)
 出演:たたら、ASHCUP、Lunna、Collections


●1月22日(土)Soul Dyna(羽島郡岐南町)
 open19:00 / start19:30
 ライブチャージ:¥1500
 出演:Un jour ほか