8月、一度も更新のないまま残り1日になりました(苦笑)
7月・8月と、たくさんのライブを通じてたくさんの出会いがあり、この夏も濃い夏でした。
去る8月28日は、和食「和らん」とワインバー「コルクのきまぐれ」のコラボイベント『和らんのきまぐれ』で演奏でした。
夕方4時にスタート、終わりは大体10時頃。
入退場自由、飲食はキャッシュオン、ライブはチップ制という、ゆるやかなイベント。
台風の影響で雨がパラつく時間もありましたが、会場となった和らんの屋上は、終始両店の常連さんたちで溢れていて、大盛況のイベントでした。
最終ステージが終了した後は、チップはもちろん、フードやドリンクの差し入れもあり、この夏最後の夏祭り気分を、演奏者の立場から満喫させていただきました。
昨年10月、大垣のソフトピアジャパンで開催された、「POST -テクノロジーと音楽で未来を届ける地方創生フェス-」というイベントのパネルディスカッションで、「音楽はいつからビジネスになったのか?」みたいな話が出て、パネラーのひとりが
「音楽って、もともとは村の祭りとかでみんなで音出してて、ちょっと太鼓とか歌とかが上手いヤツがそこにいて、『なんだオマエ、いいじゃん!オレの酒飲めよ』とか『アイツすげーから、ちょっと肉を余分に分けてやろうぜ』みたいなノリだったんじゃないですかね?」
て言ってて、あー確かにそうだよなー、妙に納得したのを思い出しました。
貨幣でモノを買うのが当たり前の現代、現物支給だけでは絶対暮らしていけないし、月々これぐらいと予測できる収入が見込めないと住む場所さえ決められない。
だから、給与や報酬を否定してるわけじゃないけど…
いくらと決まった値段はないのだけれど、お客様が目の前で楽しそうにしてくれていて、その上でチップや差し入れが頂けて、そういう場面に遭遇すると、なんだか原点に戻ったような気がして妙に嬉しかったりする私です。
写真は、そんな原点回帰の一コマ(笑)
自分が歌いたいと思う以上に、歌える場所から望まれるボーカリストになりたい。
歌い始めた頃の、私の目標です。
と、「和らんのきまぐれ」のライブMCで話したら、メンバーに「へぇ〜!」と言われてしまいました(笑)
うん、確かに最近はそういう話をしてなかったもんね。
これも、原点回帰の気分がさせた話だったのかも。
9月のライブスケジュールをアップしました。
http://tsukinocoaki.wixsite.com/asian-beauty/sept
9月もたくさん歌う機会をいただきました。
感謝。
9月は1日が新月。
新月から始まる月って、なんかいいなぁ。
次の新月まで、あと2日。