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月齢進行表

~aki's diary~

主役・脇役

2006-11-30 22:53:07 | 日記・エッセイ・コラム
ちょっとしたイベントで、司会をした。
ゲストにインタビューをして、その人やその人の仕事の魅力を引き出していく役目だった。
実はこれ、別の人が司会をやる予定だったのが、諸事情あって急遽本番2時間前にお役が私にまわってきたという状況。
急いで台本に目を通し、ゲストのプロフィールをホームページでチェックし、1時間のイベントの流れを頭の中でイメージするという、ゲストには申し訳ないほどの突貫工事。m(_ _)m
本番20分前に到着予定だったゲストの入りも遅れ、対面での打合わせ時間も15分足らず。

でもそのわずかな時間で、ゲストの個性や信念を感じ取ることができた。
ホームページや資料を見ていた時よりはるかに「この人、ステキだなあ」と思うことができた。
と同時に、「このイベント、絶対イケる」と確信した。

本番はゲストの人柄に相当助けられ、好評のうちに終了。
イベント終了後も、ゲストに個別に話し掛けにくる人がなかなか後をたたず、こじんまりした中に盛り上がりを感じることができたイベントになった。

ああいう人が「主役」になる人なんだなぁ、と思う。
一瞬のうちに、人の心を捕らえる何かを持っている人。
きっと一生懸命信じるものがあって、それは誰かの受け売りではなくてキチンと自分の信念に裏打ちされていて、そういう背景があるから、自分のことを語る瞬間に「主役」になれるんだなぁ。
でも、本人は自分が「主役」だなんて、これっぽっちも思っていなくて、ただただ、一生懸命自分の信じていることを語っているだけなんだけど。

そんなことを思っていたら、脇役としての役割もすごく見えて来た。
ゲストが大切にしていること、一番話したいと思っていることに、キチンとリーチして引き出せることが、脇役の務め。そして何よりも、ゲスト(主役)のことを信じることができなければ、良い結果を残すことができない。

仕事においてもバンドにおいても、自分の役割は主役・脇役がめまぐるしく入れ替わる。
役割に応じて「何を目指して、どうすればいいのか?」を知る、いいヒントをもらった気がする。


時差

2006-11-27 23:00:57 | 日記・エッセイ・コラム
「時の流れが解決してくれる」と最初に言ったのは誰だったか忘れてしまったけど、確かにそういうことってあると思う。

でも、
私がこだわっている事を既に忘れている人がいたり、その反対に、私の意識から抜け落ちてしまった事をずっと気にしている人がいたりする。
そういう時に、人によって時間の流れるスピードを捉える感覚に違いがあるんだなぁ、と思う。
言うなれば、人と人の間に存在する時差みたいなもの。

日本との時差が大きい国と行き来すると、体内時計の調整が大変になるように、感覚の時差が大きい人と接するのは大変なんだろう。
その時差を飛び越えることは決してできないのだから、歩み寄るとか待つとか、なんかそんな姿勢で人に接することができることが重要で、実際それが出来る人って、すごいなぁと思う。


バランス

2006-11-19 23:13:40 | 日記・エッセイ・コラム
ひとつ前の日記で「頭」ばかり使っていて「心」を使っていないということを書いたのだけれど、実は、もうひとつバランスが取れていないものがある。

それは「心」と「体」。
以前は、精神的にしんどくなると、同時に体調にも不調を来していた。
だから、精神的に無茶をしようにも、体がついてこないから、おのずと無茶できないようになっていた。

が、最近はどうも、精神力がパワーアップしたらしい。
気分的には全く「しんどい」と感じていないのに、突然立ち眩みが起きたり、持病の腎盂炎が出て腰痛と高熱と吐き気に苦しんだりする。実は、金曜の夜中から土曜にかけては、腎盂炎の苦痛3点セットでヘロヘロになっていた。
腎盂炎は3~4年に1回しか出ていなかったのに、今年に入ってもう2回。発症頻度が高くなってる。
やばいねぇ。このままだと、私はどんどん「体にムリするタイプ」になりそう。

「健全な肉体には健全な精神が宿る」っていうけれど、本当に「肉体」と「精神」が同様のバランスになっていないと、「気持ちはあるのに体は動かない」とか「体力には余力がありそうだけど、どうにも気持ちがついていかない」っていう、アンバランスな状態になるんだなぁ、と思った。

さしずめ、私は…、
精神的な勢いに任せて、ある時「ぱたっ」と倒れないように気をつけなきゃ。


頭と心

2006-11-18 00:08:47 | バンド・音楽
心で感じたものをアウトプットするためには、一旦頭で考える必要がある。
なぜなら、「アウトプットする」という行動に出る時点で『誰かにわかって欲しい』という欲求があるのだから、その欲求を満たすためには「どうしたら伝わるのか?」を考える必要があるから。

でも、
頭で考えたものをアウトするのに、心は使わなくても済むときがある。
ホントは心も使わなきゃいけないんだろうけど、頭でばかり考えていると、システマティックに考えることに慣れてしまって、「心」が何処かに行ってしまう。
そうなると、自分も含め、そこに介在する人たちの心を置き去りにしてしまうことがあるように思う。


最近、頭ばっかり使っている。
日記が滞るのが、その証拠。
ここ最近、曲を書いていない。作詞もしていない。
それどころか、鍵盤に触れることもない。

ダメだなぁ、私。
「心」を使う瞬間を、もっと自分で増やさないとね。


冬支度

2006-11-10 23:58:16 | 日記・エッセイ・コラム
ふらっと立ち寄った100円ショップで、毛糸を衝動買い。

高校生の頃に始めた編み物、22歳くらいまでは毎年1枚ずつセーターを編んでたんだよねぇ(注:自分用です)。
なんて事を思い出しながら毛糸玉を見てたら、無性に編み針を持ちたくなってしまった。
今の生活のペースでセーターにチャレンジしたら冬が終わってしまいそうなので、現実的なところでマフラーを編む事にして、毛糸を6玉お買い上げ。

うまく時間をやりくりしたら、この土日くらいで編めるんじゃないかなぁ?
寒くなってきたし、ちょっとした冬支度ということで。