goo blog サービス終了のお知らせ 

月齢進行表

~aki's diary~

リハビリ奮闘記

2010-12-19 23:57:47 | 日記・エッセイ・コラム

映画の感想もまだ残っていますが、たまには日常のことも。


右の手首から先の動きが麻痺してから2週間。
2日に1回リハビリに通い、いただいたお薬もきっちり飲み、先生の指導通り自宅でも機能回復のトレーニングをしているおかげで、随分良くなってきました。


しかし、日常の動作はこんなにも手首を使っていたんだなぁ、と、不自由になることでよくわかりました。
例えば、水道の蛇口をひねることができない。
洗濯バサミを開くことができない。
コップを持つことができない。
ストーブの自動点火用の乾電池が切れていたのでライターで点けようとしたら、ライターも点けられない。
現状 指は動くようになっているので、これらの動作は未だちゃんと回復していない手首の力を使っていると思われ。
うーん。


でも、初めはできなかった動作で出来るようになったものもあります。
家の鍵が開けるられるようになりました。
PCのマウスのクリック、キーパンチができるようになりました。
袋菓子の封が開けられるようになりました。
缶ビールのフタが開けられるようになりました。
あ、ワインのコルクを抜くのはまだ無理っぽいです。
コップは持てるようになったけど、ジョッキは無理です。
(機能回復確認も酒中心かいっ!)


そんなこんなで、少しずつ回復中です。



ところで、ワタクシのリハビリ担当の先生が面白い方でして…


 先生「リハビリ、順調ですね。」
 私 「そうですか?」
 先生「ええ。驚異的な回復力です。人間じゃないみたいですよっ♪」
若干、褒められていない感じがするのは気のせいでしょうか?


 先生「治療計画書にサインをしてもらえますか?」
 私 「あー、こんな手なんでヨレヨレの字になっちゃいました。」
 先生「じゃ、綺麗に書けるようになったらリハビリ終了ですね。」
 私 「うっ、私、字汚いから、リハビリ エンドレスかもー。
 先生「そこはリハビリじゃなくて、ペン習字やろ~!」
ツッコミですか、先生。(笑)


そんな先生をちょっと悩ませてしまったことも。
 先生「今日は握力測ってみましょうか。」
 私  ー 右手で握力計を握る ー
 先生「んー…。じゃ、今度は左で。」
 私  ー 左手で握力計を握る ー
 先生「ん? んー。右が12kg、左が28kg。右利き?」
 私 「はい。普通だったら右は30kgちょっとあると思います。」
 先生「あ、そう。じゃ、この数値だと低い方なのね…
女子は握力10kg台って子も結構いるので、先生は一瞬 正常値が出たと思ったようです。


こんな感じで、リハビリ通院も楽しくやってます。
あと1週間くらいで、お箸が使えるようになるのを目指そうと思ってます。
頑張るぞ、おーっ!



ところで話は変わりますが…
先日「体組成計」なるものを購入しました。
Img_4281

体重や体脂肪率だけでなく、体内水分率・筋肉率・基礎代謝量・BMIが測定できるという代物。
これで計測した私の筋肉率は64%。
体組成計についてきたガイドブックによると、40代女性の筋肉率の平均は33%。
ワタクシ、平均の倍あるってことですね。
『華奢』という言葉には縁のないことが、数値で立証された瞬間でございました。



夕べはWorkin'でライブを見、今日の午後はバンドの練習で4時間スタジオに籠り、その後はSoulDynaでライブを見るという、音楽漬けの週末でした。
楽しかった。
25日はBluseCafe' でクリスマス・ジャズライブ。
リハビリ共々、こちらも頑張りますよ。



今夜は十四夜。
今年最後の満月まで、あと2日。


【映画】ヤギと男と男と壁と

2010-12-17 23:58:47 | 映画・シネマ

Yagi
ヤギと男と男と壁と


この奇妙なタイトルに「もしかして、アタシ好みかも 」と思って観に行ったのですが、これは外しました。
どんな映画を見ても、大抵「面白くなかった」ていう感想を持たないタチなんですが、アカンかったわぁ、これは。
主演にユアン・マクレガーとジョージ・クルーニーという豪華キャスティングを使ったのに、なんでこうなっちゃったかなぁ?


ジョン・ロンスンのベストセラー・ノンフィクション「実録・アメリカ超能力部隊」をベースにした映画なので、大筋は実話らしいです。


ベトナム戦争で心に傷を負った帰還兵のビルは、セルフヒーリングの過程で思いついた超能力部隊「新地球軍構想」を打ち出す。
それは、当時のソ連による超能力研究に対抗するプロジェクトとして国防総省に取り上げられることになった。
が、その実態は、超能力を兵器にする「サイコ戦」ではなく、“ラブ&ピース”の精神で戦争を終わらせるという算段だった。
ビルの指導の元、“ラブ&ピース”の超能力部隊が育成されていくのだが、その中に超能力を悪用する者が現れ、部隊はビルの思惑と違う方向に動きだしてしまう。


多分、すごく真摯に「反戦」を訴える映画だったのだろうと思います。
でも、「アメリカがソ連に対抗するために超能力部隊を養成していた」なんて話なんで、ちょっとコメディタッチにして、説教じみた重いメッセージは止めようみたいな意図があって…。
そういう映画だったような気がします。
宣伝文句もポスターも、コメディ色を前面に打ち出していました。


が、


笑えない。
なんでしょうか、生真面目な人が無理矢理笑いを取ろうとしてスベってしまった、なんかそんな感じでした。
むしろコメディにせずに、ずっしり重い映画にしてしまった方が、この監督さんの味が出たのかもしれないなぁ、と。
もしくは、94分も使って描くのではなく、『アンビリーバボー』とか『ベストハウス1・2・3』のような番組の1テーマでサクっと取り上げられた方が、笑いと熟考のきっかけになったのかも?


いや、ピンと来なかったのは、私がこの手の映画慣れていないせいなのかもしれませんが。


何にせよ、映画は¥1000でしか見ない主義でよかったなぁと思いました。
これで¥1800は ちょっとキビシイわ。



12月も折り返しを過ぎ、1週間後はクリスマスイブ。
年内のライブはあと2本。年明け1月にもライブ予定が2本。
ホントにアタシってば、『仕事・映画・バンド』で出来てる感じだわ。


今日の月は十二夜。
次の満月まで、あと4日。


【映画】そして、わたしたちは愛に帰る

2010-12-16 23:25:07 | 映画・シネマ

Ayten
そして、わたしたちは愛に帰る


定年を迎えた老人アリと、その息子で大学教授のネジャット。
アリをお客に持つ娼婦イェテルと、その娘で反政府活動家のアイテン。
アイテンとレズビアンの関係にあるロッテと、保守的な母のスザンヌ。
この3組の親子が遠く近く関わり合い、時に親を、時に子を失いながら、その喪失から もう一度「親子愛」を再生していく物語。


3組の親子に絡みを持たせる設定に少々無理が感じられ、「いや、そんな強引に関わらせなくても…」と思わんでもなかったのですが…。
ネジャットがスザンヌに言われたひとことから、自分の父親が自分に傾けていた愛情に気付くシーンは、「あぁ、親子って近すぎて見えなくなってることが確かにあるなぁ」と思いました。
で、そういうのって、他人から諭された方がすんなり入ってきたりするんですよね。
その点で共感できる映画でした。


結局のところ、愛するということは 許す(もしくは「赦す」?)ことに尽きるのかなぁ… と、そんなことを思う映画でした。



今日は一段と寒かった~。
雪は降りそうで降らず…。
雲が多くて、今夜は月が見えません。


満月まで、あと5日。


【映画】REDLINE

2010-12-15 23:37:30 | 映画・シネマ

Redline
REDLINE


映画、アニメ、木村拓哉
このキーワードを並べたら「宇宙戦艦ヤマト」を思い浮かべる人がほとんどなのでしょう。
その中で「REDLINE」が出て来る人がいたら、かなりマニアック。
はい、そんなマニアックなアニメ映画を見てきました。


時は遥か未来。
タイヤを持たないエアカーが当たり前になった世の中で、四輪にこだわり、全宇宙をまたにかけてレースに出場するレーサー達のお話。
宇宙中から凄腕レーサー達を集め、5年に1度開催される祭典「REDLINE」は、勝つためなら何をしても良いというレース。そのため、レーサー達はマシンを改造して武器を搭載し、ありとあらゆる手を使ってライバルを阻止することが許されています。
そんな中、かたくなに武器使用を拒み、エンジンの馬力とドライビングテクニックだけで勝負に挑むJP(声:木村拓哉)と、JPが思いを寄せる女性レーサーのソノシー(声:蒼井優)を主軸に、ストーリーは展開します。


全宇宙のレースファンのリクエストで決まった、今回のREDLINE開催地になる星は「ロボワールド」。
諸事情あってREDLINEを阻止したいロボワールド星の軍隊は、レースの最中に全てのレーサーを走行不能にすることを目論みます。


てな話なので、レースものの要素と、スペースバトルの要素と、JPの恋物語の要素と、まぁ、なんでもアリの盛りだくさんなアニメでした。(笑)


なんぼ「遥か未来」という設定でも、それはないやろー!
という突っ込みどころもありつつ、最初から最後まで楽しみながら見ました。
面白かったです。
今、改めて思い出しても、ストーリー自体は深いものでもなかったし、「ふぅん、そうなの…」という感想になりかねない映画だったと思います。
が、絵が細かいところまでしっかり描き込まれていたことと、展開のテンポの良さ、ノリのいい音楽のおかげで、印象的な映画になっていたと思います。


しかし、まだ感想をアップしていない映画が2本あるのに、新たに見たい映画も満載。
ネタに事欠かないのはありがたいが、「見る」に「書く」が ついていきません



夕べは流星が、今朝は大きな虹が見られました。
なんか、ラッキー。


今日は十日夜。
次の満月まで、あと6日。