goo blog サービス終了のお知らせ 

月齢進行表

~aki's diary~

2004-10-22 10:25:25

2004-10-22 10:25:25 | 日記・エッセイ・コラム
今日は勤務時間調整のため、午後からの出勤。
久々に朝のーんびりしてたら、仕事にいきたくなくなりそうだ(笑)。
やっぱ、物事は勢いで片付けているんだなぁ・・・と、しみじみ想う秋の朝。
「波に乗る」って、そういうことなのかしらん。

しかし・・・
つい最近、「成り行きにも、きっかけがあるのよ。」と人に対して言ってみて、まさにその通りだと自分で納得してしまった。私の得意技の「自己完結」。(笑)

偶然は突き詰めると必然だって前にも書いた覚えがあるけど、結構いろいろ検証してみると「なんとなく」って、なんとなくじゃなかったりする事が多い。
私は、「なんとなく」の裏側にある理由を求め続けて生きているような気がする。
答はいつわかるのかなんて、ぜんっぜんわかんないけど。



2004-10-14 14:15:27

2004-10-14 14:15:27 | 日記・エッセイ・コラム
何年か前、インドに行った。
カースト制の下層階級に属する人たちは、働く場所がない。彼らは物乞いをして生きている。
下層階級の人は、五体満足の子供が生まれるとわざと手足を切って不自由な体にする。普通の身体では、誰も憐れんでくれないからだ。そして、意図的に不自由な身体になった彼らは、旅行者の前で自分の不幸を精一杯アピールして金品をもらう。それが当たり前の生き方だと言う。
この人たちは、何のために生きているんだろう?自分の身体の一部を切り落として、「生きる」ということそのものをテーマに生きている。生きて何をしようという目的は、そこにはない。生き続けるために生きている。そんなことがあり得るんだろうか?
安易な旅行者達は、カースト制の下層階級であることを憐れむのではなく、不自由な身体を憐れんで金品を恵む。しかし、彼等にとっては何を憐れんでいようと関係ない。とにかく、その日を暮らさなければ、夜中の寒さに路上で凍死してしまうのだ。地べたから私を見上げる彼の目に見えた、ギラギラするほどの「生」に対する執着に鳥肌が立った。

治らない病にあらゆる薬を投入することにも、それに近いものを感じてしまった。
あなたは、何のために生きますか?やはり、生き続けるために生きるのですか?
生きて、その先の夢を、ちいさな夢でいいから聞かせてください。
夢を持つことが、人としての尊厳ではないだろうか?そんな風に思ってしまいました。

今までのどの瞬間より、今日の私は泣きそうです。