手作りシフォンケーキのお店「庵」でのライブ、無事終了いたしました。
初めてのお店で、初めての入替え2部制のライブ。
「お客様は変わるかもしれないけど、1日に同じ曲を2回も歌うのって、なんだかダレるなぁ」と思って、昼の部と夜の部で全く違うセットリストを用意しました。
が、お店の雰囲気そのものが、昼と夜で違う顔になるんですね。
まるで違う店でライブをしているような気分で、両方とも新鮮な気持ちで臨むことができました。
先日、千代菊酒造でライブした時もそうだったのですが、今日も目を閉じて、じっくり聴き入ってくださるお客様がたくさんいらっしゃいました。
じっと聴かれちゃうと緊張するんですが、その反面、嬉しくもあります。
お客様の耳に届いた音が、その閉じた目の裏側にどんな情景を映しているんだろう?
そう思うだけで、わくわくしてきます。
「表現力」って、自分の思い描いた世界を相手に伝える力なんじゃなくて、相手の持っている記憶や感情を引き出す力なのかもしれない。
ふと、そんなことを思い、そういう表現力をもっともっと身に付けたいと思いました。
「耳が幸せでした」
という、ステキ・オモロな感想もいただきました
どんだけ集中して聴いとったん?
そんな聴き方をしてもらえて、私も幸せです
嬉しかったこと、もうひとつ。
夜の部で着たこの白いドレスは、庵のオーナーの富士子さんから頂きました。
なんでも、映画情報誌で女優さんが着ている衣装を模して、富士子さんがご自分で作られたドレスなんだとか。
「好みもサイズもわからないけれど、一度試着だけでも」と言われて着てみたら、まるで私のために誂えたのかと思うぐらい、すべてがピッタリ!
こんなミラクルはあり得ないと思い、そのまま夜の部の衣装にさせて頂きました。
お客様からリクエスト曲を頂いたりすると、その人にとって思い入れのある大切なものを託されたのだと思って、また格別な気持ちで歌ったりするのですが、この衣装もそうだなぁと思います。
誰かの思いを受けて引き継ぐ。
その受け手として選んで頂けたことに、心からの感謝をしたいと思う私なのです。
期待を裏切らないように、頑張らないとね。
次のライブは、6日(日)
岐阜市長住町の、これまたステキな空間「コルクのきまぐれ」で。
21時スタート、チャージはチップ制です。
今の私が、心から愛おしいと思う曲たちを連れて行きます。
よろしくお願いします♪
今夜の月は、下弦の月。
大きく、金色に輝いていたのが印象的でした。
次の新月まで、あと9日。
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