わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第三十七段 (隔てなく馴れたる人)

2021-09-23 07:06:54 | 徒然草

「隔てなくれたる人」、気兼ねなく話せる人は、此の世にどれだけいるでしょうか。かみさんと子供たちはそうですが、他人にはそんなにはいません。年上ならば、敬語を使い、年下は敬語を使われます。同い年となると、学生時代の同窓生や会社の同期ですが、現役時代はなんの拘りもなく談笑してましたが、今となっては、当時との境遇の違いに気持ちが遠ざかります。結局、肉親だけになりますが、そんなものかもしれません。

再就職して仕事で話す人は増えましたが、それ以外では、定期的に行く医者、散髪屋のマスター、習いごとの先生ぐらいです。お金のやり取りのない付き合いはほとんどありません。仕事だから、お客様だからと、その立場をわきまえた会話になります。「親しき仲にも礼儀があり」という諺が当てはまるような場面は、やはり肉親だけでしょうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

男の育児

2021-09-23 07:02:30 | 思い出

先日、ドラマを見ていて、旦那が出産に立ち会えないというシーンがあり、そういえば、私も息子の時は、会社の上司のお葬式を手伝っていて立ち会えなかったことを思い出しました。かみさんもそのことをしばらく愚痴ってましたが、娘の出産後に母子ともに長期入院することになり、息子の育児に孤軍奮闘したためか、その後はあまり云わなくなりました。

あの時代、まだ男性の育児休暇なんてのはなく、ようやく出産に伴う時短勤務の制度が出来たばかりでした。会社に申請すると、男性社員を想定していないと断れるかもと心配しましたが、上司が根回ししてくれて認められました。ただ、その後のボーナスが減額されたのは納得できないところです。

人事部の知り合いが、男性社員としての育児の苦労を社内報で紹介して欲しいと頼まれ引き受けました。記事が載ると、女性社員から「あの記事読みましたよ」と声を掛けられました。社内では、育パパで有名になっていたのかもしれません。

そんな息子も一児のパパですが、どうも育児には積極的ではないようです。親の背中を見て子は育つといいますが、そうでも無さそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする