わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

鳥羽旅行 2日目

2024-07-13 18:52:20 | 日記

朝食はバイキングです。まだ、昨夜の夕食が、お腹に残っているような感じはありますが、お通じもあり、何とか食べることはできそうです。皿に取る一品の量を控えめにして、まんべんなく食べることにしました。


天気も良くなり、二見ヶ浦にいくことにします。到着したら、まず、賓日館を見学しました。皇族の宿泊所として建てられたもので、今は一般公開されています。日本人にとっては、一見の価値があります。夫婦岩までいくと、外国人が増えてきて、昔、修学旅行できたころの風情はありません。

 

次に、伊勢神宮に参拝します。いつも、おかげ横丁のある内宮に行ってましたが、初めて外宮を参拝しました。神社なのに、外国人観光客がいるのは、違和感があります。さすがに、せんぐう館に、入場料を払ってまで入る外国人はいないようです。
ガイドさんの解説タイムがあり、社殿の建築様式を詳しく説明してくれました。高床式の建物は、本来、穀物倉庫で、蒸した米は20年間保存できることから、20年毎に遷宮されるとの説があるそうです。なるほどと納得しました。
屋根に並べられた鰹木は、台風などで吹き飛ばないためのものですが、地震が多いことを考えると、柱では支えられず、壁で支えているとのことです。それが1300年も昔の知恵だというのだから驚きです。それに、同じ方法で、20年ごとに建て替えられ続けてきたのは、将に、神の成せる技だと思いました。
長い間、日本人に引き継がれてきた精神は、明治以後のピリピリした国家神道の精神ではないと思います。今の日本人が忘れかけている日本古来のおおらかな精神に立ち返り、人や自然を愛する心を大切にしたいものです。

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鳥羽旅行 1日目

2024-07-12 18:45:53 | 日記

去年に続き、今年も鳥羽に旅行しました。今回は車で行きます。おそらく、車で行くのはこれが最後になるでしょう。来年には、車に乗るのを止めようと思っているからです。そのことは、またの機会に書くことにします。
梅雨が明けていないので、屋内で楽しめるところを探しました。
鳥羽から、かなり車で行かなければなりませんが、鳥羽市立海の博物館にしました。雨が降っていることもあり、人はまばらでした。人が少なく、外国人観光客がいないのは最高です。


なかなか魅力的な建物で、日本建築学会賞を取ったみたいです。その点も評価できますが、神話をまじえた古代からの海の歴史の展示は興味深いです。神話の時代の話は、日本人の心の原点のように思います。伊勢地方では、門口に「蘇民将来子孫の家」と書かれたしめ縄を飾ります。それは、疫病を避けるのが目的で、その由来となった話は、実に日本的な昔話です。

 
海と言えば船です。体育館ぐらいの建物の中に、いろんな木の舟が、折り重なるように陳列されているのはすごかったです。

 
宿泊は、昨年、下見したホテルです。食事はホテルの和食のレストランで伊勢海老などの食べました。あわびや松阪牛の追加を勧められましたが、値段もさることながら、この歳になると、とても量は食べられません。お酒の方は、ちょっと贅沢しました。案の定、身動きできないぐらい、お腹いっぱいになり、ベッドにゴロ寝し、苦しむことになりました。

 

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