わさびの日記

老後の暮らしを模索しています。健康のためランニング、楽しみにクラリネット、それに古文書解読を趣味にしたいと思っています。

徒然草第三十ニ段 (朝夕の心づかひによるべし)

2021-09-17 06:59:15 | 徒然草

「朝夕の心づかひによるべし」、日々の心がけは人為ひととなりになり、そして品格になるということでしょう。私たちは、子供の頃から正しい習慣を身につけることの大切さを教えられてきました。正しい習慣とは何か、それは親や先生から教えられます。手を洗う、歯を磨くなど衛生面は習慣は確かに正しいでしょう。このコロナの時代に感染予防に活かされています。それ以外の習慣、例えば整理、整頓はどうでしょうか。散らかしたら片づける、不要なものは捨てるといったことも当たり前ですが、なかなかできない性格の人もいます。

私は、比較的、規則正しい生活をしないとリズムが狂うタイプです。同じ時間に起き、決まったパターンで準備をしないと落ち着きません。それが邪魔されると、朝から躓いた気分になります。リタイヤして時間が自由に使えるようになったとしても、決ったパターンで生活するでしょう。しかし、それでは空虚な時間が無駄に過ぎてしまうのではないかと思います。適度に変化のある生活を送らないと時間の過ぎ方を早く感じ、あっという間に人生のロウソクは短くなってしまいます。心掛けることは、習慣を守ることではなく、どのような変化をも楽しめる極意を身に付けることかもしれません。

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テレビはつまらなくなった

2021-09-17 06:39:09 | 日記

私が生まれる少し前にテレビの本放送が始まりました。数年後、我が家にもテレビがやってきました。新しもの好きだった父親にまだ勢いがあって、テレビに冷蔵庫、洗濯機、それにステレオやカメラなど次々と電化製品を買ってました。テレビを買った頃、ある番組を見るために近所の人たちが集まってきました。私が憶えているのはチキンラーメンのコマーシャルだけです。おそらく、番組は皇太子さまのご成婚だったのでしょう。

私の世代はテレビと共に大きくなったので、大人からテレビっ子と揶揄されたものです。その時代の子供にとってテレビは、今で言えばゲーム、一番夢中になれるものでした。大人になってからも、時間つぶしについテレビをつけてしまいますが、近頃はバラエティー番組ばらりで面白くありません。出演している人だけが大げさに騒いで、視聴者を参加させ無理やり笑いを作っているような、ムカつくのは芸人がいっぱしの知識人気取りでコメントしていることです。

さらに残念なのは、面白いドラマや時代劇が減ったことです。死人も生き返らせる神の手のドクター、人が死なないと始まらない刑事もの、やたらキーボートを叩くサイバー技術者、ほとんど仕事してない会社の人たち、現実を超越するのがドラマとしても、あまりにかけ離れてると白けてしまいます。ドラマには、自分に身近な部分、あるある感が大切な要素の一つではないでしょうか。

私が求めるのは、共感できる筋書きのドラマ、しっかりした時代考証の時代劇です。よろしくお願いします。

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