今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典
「 ウィキペディア 」掲載の記事「 擬声語 」から 。
備忘のため 、適宜 抜粋して 抜き書き 。
( ´_ゝ`)
引用はじめ 。
「 擬声語( ぎせいご )とは 、声などを字句で模倣したものである 。
本稿では便宜上 、擬音語( ぎおんご )と擬態語( ぎたいご )
の2つの総称として『 擬声語 』 を見出しに使う 。
一般的に 、擬音語 と 擬態語 を総称して オノマトペ という 。
擬音語は人 、動物 、物が発する音を表現し 、擬態語は音がない
雰囲気や状態を表現する 。
日本語では 、擬音語や擬態語は副詞であるが 、形容動詞と
しても用いられる ( 例 『 お腹がぺこぺこだ 』 ) 。なお 、声帯
模写( 物真似 )は 、人や動物の声や様子を真似することで
あり 、擬音語ではなく擬態語でもない 。 」
( ´_ゝ`)
「 擬音語
例
・メーメー( 羊の鳴き声 )
・ブーブー( 豚の鳴き声・ブーイング )
・ドキドキ( 心臓の鼓動 )
・ガチャン( ガラスの割れる音、錠がかかる )
・チリーン( 鈴が鳴る音 )
・チン( 電子レンジ )
・ドカン( 爆発音、衝撃音 )
・ズズー( ラーメンを啜る音 )
・カリカリ( サクサク )( スナック菓子の咀嚼音 )
・ゴロゴロ( 雷 )
・トントン( 肩たたき 、ドアのノック )
・ドン( ドーン )( 花火・衝突など )
・バタン( ドアの閉まる音など )
・ガタピシ( 機械や道具の滑らかでない動作 )
・ピッ( ポチッ )( 機械のボタン動作音など )
・ピポパ( 電話番号の入力 、DTMFなど )
・ガタン( ゴトン )( 電車など )
・ジュー( 加熱調理 )
・パチパチ( 拍手 、焚き火 )
・プシュー( 気体の吹き出す音 )
・ズルッ( 滑る )
・ビリビリ( 紙が破れる音など )
・ブリブリ( 排便する音など )
なお 音声を発する主体が同一の場合であっても 、言語が
違えば 表現も当然違うものになる 。また 言語によっては
存在しない物もある( 日本語の号泣表現 『 うわーん 』 は
英語には存在しない )。
例:犬が吠える声
・日本語 …… wan-wan( ワンワン )
・中国語 …… wang-wang( 汪汪 )
・ドイツ語 …… wau-wau
・オランダ語 …… waf, woef, waf waf, woef woef
・広東語 … wou wou
・英語 …… bow-wow, bark-bark, woof-woof,
arf-arf, ruff-ruff
・ラテン語 …… bau bau
・ハンガリー語 …… vau-vau
・イタリア語 …… bau-bau
・ノルウェー語 …… voff-voff
・スウェーデン語 …… voff
・サモア語 …… baw-gaw
・ヒンディー語 …… bhu-bhu
・カタルーニャ語 …… bub-bub
・ポルトガル語 …… au-au
・ポーランド語 …… hau-hau
・フィンランド語 …… hau-hau
・アラビア語 …… hau-hau
・ヘブライ語 …… hav-hav
・タガログ語 …… hao-hao
・タイ語 …… hong-hong, wob-wob
・ベトナム語 … gâu gâu
・スペイン語 …… guau-guau
・ロシア語 …… gaf-gaf
・インドネシア語 …… guk-guk
・スワヒリ語 …… gon-gon
・韓国語 …… meong-meong
・フランス語 …… ouaf-ouaf
擬音語が動詞化・一般名詞化する用例も多数存在する 。
例えば 、幼児期において 擬音語をもって 対象物を表現する
用例が挙げられよう( 例:『 ワンワン 』=犬 、『 ブーブー 』=自
動車 )。 この他にも コンピュータのマウスのボタンを押下する
動作を 『 クリック ( click ) する 』 、その鳥が発する鳴き声
から カッコウ ( en:cuckoo ) 、タミル語におけるカラス
( kaakam ) などが挙げられる 。 」
( ´_ゝ`)
「 擬態語
状態や感情などの音を発しないものを字句で模倣したもの
である 。( 本来 、擬声語には含まれない )。 『 擬態語 』を
さらに下位区分して 、『 きらっ 』『 ひらひら 』『 ぶるぶる 』のように
外面的なありさまを表す 『 擬容語 』 、『 ガーン 』『 ぎくり 』のよう
に内面的な感情を表す 『 擬情語 』 に分類する立場もあるが、
厳密な区別は難しい 。 また 、日本語には 『 たっぷり 』『 ちょう
ど 』 のように 擬態語と一般語彙の中間的なものもある 。
例
・ばらばら - 散らばっている様
・めろめろ - 惚れ込んでいる様
・たっぷり - 豊かで余裕のある様
・じろじろ - 何かを見る
・うようよ
・ふらふら
・ゆらゆら
・くねくね
・きゅん - ( 感情 )
・じーん - ( 感情 )
・むらむら- ( 感情 )
・キラキラ - 光 、輝き
・ギラギラ - 強烈な光 、強烈な輝き
・そよそよ - 穏やかな風
・メラメラ - 火
・モクモク - 煙 、漢語由来のモウモウ( 濛々 )もある
・ぴかぴか - 光 、新しさ 、きれいである様
・ぬくぬく - 温かいさまを表す 。または 怠惰な環境に甘んじるさま 。
・ぐずぐず
・ぴんぴん
・よろよろ
・よぼよぼ
・へなへな
・ぎゅっ( と )
・ぞっ( と )
・ふわふわ
・ほんわか
・くるくる
・ツルツル
・さらさら
・ちょうど - 『 丁度 』 は 当て字で 、元来は 刀が鞘に収まる擬
態語 、または 擬音語 。
・しいん/しーん - 静寂 。漢語由来の 『 しんしん 』( 深々、
森々 、沈々)や、 それが変化した 『 しんと 』 が
由来とされるが 、生理的耳鳴りの擬音語であると
する説もある 。
・◯ぶ◯ぶ - 山口仲美は 、歴史的に 、この形の擬音語・擬
態語 ( がぶがぶと・ざぶざぶと 、など ) は どれも
水分に関係のある音や状態をうつした語であること
を発見した 。 」
引用おわり 。
日本語は多彩だなー 。
( ´_ゝ`)