「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

あんな歴史 こんな歴史 Long Good-bye 2021・10・31

2021-10-31 06:00:00 | Weblog



  今日の「お気に入り」は 、昨日のつづきで 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」

  日本語版 に掲載されている 、中国の「 文化大革命 」に関する記事の中から 、いくつか 、勝手に 、

  アット・ランダムに選んで 、以下に引用いたします 。

  朝日新聞の購読を何年も前に止めて以来 、文革 について 、久しぶりに 、今 を 理解する 上で 、と

  ても 参考になる 、コンパクトにまとめられた情報を 、包括的に 得ることが出来ました 。

  当時の新聞の一面には 、載っていなかったようなことも沢山あるような気がするなあ 。

  「 防火長城 」・ ” Great Firewall ” のない インターネットのお蔭 。

  情報操作しないと 、保てない 国って 、移民は出しても 、どこからも 移民 来ないよなあ 。

  究極の 「 既得権益 保守 」体制 。

  
  平和な島国 ジパング は 、四方を海に囲まれて 、諸外国の軍艦 が行ったり来たり 、毎日 徘徊したりして 、

  津軽海峡 や 大隅海峡 を 熊さん とこと 虎さん とこの 黒船 が 仲良く 、列になって 、

  通って行きましたとさ 、どこかの国の ミサイル と 同じで 、「 見て見て光線 」 発しながら 。

  「 泰平の眠りを覚ます上喜撰( たいへい の ねむり を さます じょうきせん ) 」 。・・・ 幕末 か ! ? 。

  「 じょうきせん 」は 、日本茶の「 上喜撰 」 と 「 蒸気船 」の 掛け詞 ( かけことば ) 、下の句 の

  「 たつた四杯で 夜も眠れず 」と 続きます 。

  黒船来航で 、太平 の 眠り を 覚まされた 鎖国 日本 、同じく コロナ で 鎖国 してる お隣りの国 や

  遠くの国 から「 目を覚まして 、こっち向いて 」と 急かされてる みたい 。

  米・英・露・ 仏 が 来航した 「 幕末 」と違うのは 、「 中 」が 加わっていること 。「 杯 」は 、

  船 を 数えるのに用いるので 、「 四杯 」は 、ペリーさん率いる 米艦 「 4隻 」を 意味します 。

  お江戸の人 は ウイット がありますね 、とっても 文化人 。

  「 文革 」のことなんぞ 、忘れてしまいたいけど 、よたへろ に なる 前 くらい は 覚えとこ ・・・ 歴史 は 大事 。

   ラジコ は 聴けないけど 、ラジオ は 聴ける 、防火長城 を 越えて 。

   好奇心 ある限り 、したたかな ヒト の 耳目 は 塞げない 。アナログ も ある ( ^ω^)・・・ 。

   
   引用は ここから 。記事 の ほんの 一部 。


  「 展 開

   文化大革命は大きく3段階に分けられる 。第1段階は 1966年5月16日 の「 五一六通知 」伝達 から

  1969年 の 第9回党大会 で 林彪 が 文化大革命を宣言するまで 。第2段階は 1973年8月 の 第10回

  党大会 における 林彪事件 の 総括 まで 。第3段階は 毛沢東 の死の直後 、即ち 1976年10月6日 の

  四人組逮捕 までである 。

   期間については 、林彪・四人組ら文革派 は 1969年 の 文革呼号の成功までが文化大革命 であり 、

  その後は 文革路線を維持する継続革命段階に入った としているが 、一般には 周恩来 を標的として

  1976年まで続いた 批林批孔運動 の 時期 も含める 。

   発 端 ・・・ 」                                        


  ( 中 略 )


 「 殺戮と弾圧

    文化大革命中 、各地で大量の殺戮や内乱が行われ 、その推定死者数は 数百万人 から

  2000万人 以上ともいわれている 。またマルクス主義に基づいて 宗教 が徹底的に否

  定され 、教会や寺院・宗教的な文化財が破壊された 。特に チベット ではその影響が大

  きく 、仏像が溶かされたり 僧侶が投獄・殺害されたりした 。

  内モンゴル自治区 においても 権力闘争に起因し 多くの幹部・一般人 を弾圧 、死に追

  いやった 内モンゴル人民党事件 が起こり 、モンゴル人ジェノサイド が 発生 したほか 、

  旧貴族階級 などの 指導階級を徹底的に 殺戮 した 。新疆 でも ウイグル人 による抗議

  活動 が 完膚なきまでに 弾圧された 。

  毛沢東 の1927年 に記した

  『 革命は 、客を招いてごちそうすることでもなければ 、文章を練ったり 、絵を描

   いたり 、刺繍をしたりすることでもない 。そんなにお上品で 、おっとりした 、み

   やびやかな 、そんなにおだやかで 、おとなしく 、うやうやしく 、つつましく 、

   ひかえ目のものではない 。革命 は 暴動 であり 、一つの階級 が 他の階級 を打ち

   倒す 激烈な行動 である 。』

  という言葉が 『 毛主席語録 』に掲載され 、スローガンとなって 、多くの人々が

  暴力に走った
。」


  ( 中 略 )


 「 日本への文革の輸出

    中国共産党と日本共産党との関係にも亀裂が生じた 。毛沢東は『 日本共産党も

   修正主義打倒を正面から掲げろ 』『 日本でも文化大革命をやれ 』と革命の輸出

   路線に基づく意見を述べた( 無論『 意見を述べた 』だけに止まらず 、この毛沢

   東の号令を合図に 中国共産党 と 中国政府機関 を動員した 対日干渉 が始まった 。

   日中貿易 、北京放送 、『 日本の真の共産主義者 』への国家機関からの財政援助

   など )。

    日本共産党 は内政干渉として関係を断絶 、激しい論争となった 。その一方 、日

   本共産党内から日本共産党路線に反対し 、文革を賛美し 、日本での 文革引き写し

   の暴力革命 持ち込み を掲げた 分派 が生まれ 、発覚と同時に 党から除名 された 。

    その最初のものが 、山口県委員会 から移行した 左派の日本共産党 である

   ( “ 県委員 ” 機関クラス の 知己仲間内 のことであり 、同県の党組織 は 即座に

   再建されている )。

    ほかにも当時の日本において 毛沢東思想 が 新左翼の一部 で流行していた 。

   山岳ベース事件 や あさま山荘事件 を起こした 連合赤軍 も 武装蜂起 、軍に

   よる遊撃戦争 、農村による都市の包囲を謳い 、『 軍隊 』による 武装闘争 を

   掲げた マオイスト集団 であり 、リーダーの 永田洋子 は 遊撃戦の革命根拠地

   を求めて 妙義山 に アジト をつくり 、委員長 の 森恒夫 は『 銃口から政権が生ま

   れる 』さながらに『 銃による殲滅戦 』を掲げ 、拠点になる 秘密基地 を作るた

   めの 関東の山岳地帯への移動 を 、毛沢東 にならって『 長征 』と称す ほどで

   あった 。

    日本共産党 は 中国共産党側の対日内政干渉態度への自己反省 がない ことから

   関係断絶 していたが 、その後 1998年に 、『 誤りを誠実に認めた中国共産党

   側の態度 』によって 日中共産党 は 32年ぶりに関係を修復 している 。

    日本共産党 と 疎遠となった ことで 、日本の左派における影響力 を 保持したかっ

   た 中国共産党 は これ以降必然的に 日本社会党 との関係を強化していく ことに

   なる( 親中派以外の 新左翼 は 元来 ソ連や中国などの既存の社会主義体制に批判的

   であったため )


    文革中は 中国の外文出版社発行の日本語雑誌である『 人民中国 』、『 北京

   周報 』、『 中国画報 』や『 毛選( 毛沢東選集 )』などの出版物 や北京放送

   などの 国際放送 で 文革を礼賛する対日世論工作 の 宣伝 がなされ 、それらの

   購読者・聴衆者 や 日中友好協会の活動 を通じて 、安保阻止運動 や 米軍基地

   反対闘争 などの 社会運動 に 影響を及ぼし 、また 学生運動の 武闘化傾向を助

   長 し 、新左翼運動 の 理論的根拠 となった
。」
  


   引用 、ここまで 。

   隠すより現 ( あらわ ) る 、黒歴史 。

   毛沢東さん の お言葉を 目にするのは初めてですが 、随分と monomaniac な 、根暗な方だったような 。

   大人 ではなく 、根に持つタイプ 。

   時代は 、「 なんでもありの 自由民主(社会)主義 」vs. 「 あれもだめ これもだめ の 社会主義 一党 独裁有理 」

   の 仁義なき戦い 。

   市場経済って 、資本主義 の 名残り なの ? 必要悪って位置付け ?

   資本主義→社会主義→共産主義

   現世→あの世

   此岸→彼岸

   地上 = 地獄 →天国

   とわに 行き着けそうにありませんね。

   
コメント
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