今日から11月。今週末から馬車道まつりが開催されるとのニュースを聞いたのがきっかけではありますが、天高く晴れ渡った青空に誘われて、文明開化の浪漫あふれる地、横濱・馬車道を目指して出かけました。
国指定重要文化財の神奈川県立歴史博物館です。(旧横浜正金銀行本店本館)
馬車道に面した関内ホール前の説明板です。昔の馬車道の様子が描かれています。
その説明板の前に建っているガス灯です。まだお昼なのに、ここのガス灯だけには明りが点っていました。
馬車道で見かけた野良猫
まだ11時過ぎと時間が早いためか、余り人通りは多くありません。ボチボチ露店の準備が進んでいます。明日以降は盛り沢山の催しが計画されているみたいですが、今日は特になく、馬車道には期待した程は浪漫があふれていなかったので、中華街、元町方面へと足を伸ばすことにしました。
横浜市開港記念会館です。この建物は、1909年(明治42年)の横浜の開港50周年を記念して、 市民からの寄付金を基に公募設計(コンペ方式)により建設されたものです。特徴的な煉瓦造の時計塔は、 神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、 横浜税関本関庁舎(クイーンの塔)と共に、 横浜の3塔として、「ジャックの塔」の愛称で市民に親しまれています。
神奈川県庁本庁舎です。昭和初期に流行した帝冠様式の先駆けとなりました。外壁のスクラッチタイル貼りと中央の高塔が特徴的で、先の説明のとおり横浜の3塔と一つとして、「キングの塔」の愛称で親しまれています。周りの銀杏の葉っぱが少し色づき始めています。
(イメージ)
今日、殿は出かけませんでしたが、これが横浜税関本関庁舎です。特徴的なイスラム風の曲線を生かし、まあるい先端の美しいフォルムが女性らしいイメージで、優雅な雰囲気のため、クイーンの塔と呼ばれています。 (この項、家老のウンチク)
三国志で有名な関羽を祀っている関帝廟(かんていびょう)です。屋根の形が台湾ツアーで訪れた孔子廟の隣の大龍峒保安宮と同じなので、国は違っても同じ中華圏の文化であることを痛感しました。
大龍峒保安宮(台北、イメージ)
ところで関羽は信義や義侠心に厚い武将として名高く、義に厚いということは、商売に一番必要な信用(約束を守る)を司どるという意味でも取られた事から商売の神としても知られています。そのため商売が繁盛する様にと華僑の居住区(中華街)に関帝廟が建てられており、世界中の中華街などで関帝廟を見ることが出来るそうです。(ウンチク)
この写真ではよく判らないと思いますが、お昼時になったので、通りにはかなりの人出があり、歩くのが大変でした。
媽祖を祀った「横濱媽祖廟」(よこはままそびょう)です。「天后宮」とも呼ばれます。2006年3月に、中華街内に計画されたワンルームマンション建設の回避をめぐり、以前から構想のあった媽祖廟が建立されました。
媽閣廟(マカオ、イメージ)
香港、マカオでは文化大革命の影響をほとんど受けなかったこともあり、一貫して民間信仰が盛んです。各地に媽祖を祀った天后廟あるいは媽閣廟がありますが、中でもマカオの媽閣廟は有名で、観光名所ともなっています。マカオの地名の由来は、この媽閣廟(広東語 マーコッミウ)近くで、ここはどこかと尋ねたポルトガル人が地名と勘違いしたことによると言われています。(再びウンチク)
元町商店街です。まだ人出がありません。
貴金属店が入っている建物の外観です。まだ11月なのにもうサンタクロースが壁をよじ登っています。
最後にはお馴染みの麻布十番に立ち寄り、例によって食材のまとめ買いをしました。今年の酉の市は3回もあるようですね。「三の酉」まである年は火事が多いと言われています。皆さん、火の元に注意しましょう。
国指定重要文化財の神奈川県立歴史博物館です。(旧横浜正金銀行本店本館)
馬車道に面した関内ホール前の説明板です。昔の馬車道の様子が描かれています。
その説明板の前に建っているガス灯です。まだお昼なのに、ここのガス灯だけには明りが点っていました。
馬車道で見かけた野良猫
まだ11時過ぎと時間が早いためか、余り人通りは多くありません。ボチボチ露店の準備が進んでいます。明日以降は盛り沢山の催しが計画されているみたいですが、今日は特になく、馬車道には期待した程は浪漫があふれていなかったので、中華街、元町方面へと足を伸ばすことにしました。
横浜市開港記念会館です。この建物は、1909年(明治42年)の横浜の開港50周年を記念して、 市民からの寄付金を基に公募設計(コンペ方式)により建設されたものです。特徴的な煉瓦造の時計塔は、 神奈川県庁本庁舎(キングの塔)、 横浜税関本関庁舎(クイーンの塔)と共に、 横浜の3塔として、「ジャックの塔」の愛称で市民に親しまれています。
神奈川県庁本庁舎です。昭和初期に流行した帝冠様式の先駆けとなりました。外壁のスクラッチタイル貼りと中央の高塔が特徴的で、先の説明のとおり横浜の3塔と一つとして、「キングの塔」の愛称で親しまれています。周りの銀杏の葉っぱが少し色づき始めています。
(イメージ)
今日、殿は出かけませんでしたが、これが横浜税関本関庁舎です。特徴的なイスラム風の曲線を生かし、まあるい先端の美しいフォルムが女性らしいイメージで、優雅な雰囲気のため、クイーンの塔と呼ばれています。 (この項、家老のウンチク)
三国志で有名な関羽を祀っている関帝廟(かんていびょう)です。屋根の形が台湾ツアーで訪れた孔子廟の隣の大龍峒保安宮と同じなので、国は違っても同じ中華圏の文化であることを痛感しました。
大龍峒保安宮(台北、イメージ)
ところで関羽は信義や義侠心に厚い武将として名高く、義に厚いということは、商売に一番必要な信用(約束を守る)を司どるという意味でも取られた事から商売の神としても知られています。そのため商売が繁盛する様にと華僑の居住区(中華街)に関帝廟が建てられており、世界中の中華街などで関帝廟を見ることが出来るそうです。(ウンチク)
この写真ではよく判らないと思いますが、お昼時になったので、通りにはかなりの人出があり、歩くのが大変でした。
媽祖を祀った「横濱媽祖廟」(よこはままそびょう)です。「天后宮」とも呼ばれます。2006年3月に、中華街内に計画されたワンルームマンション建設の回避をめぐり、以前から構想のあった媽祖廟が建立されました。
媽閣廟(マカオ、イメージ)
香港、マカオでは文化大革命の影響をほとんど受けなかったこともあり、一貫して民間信仰が盛んです。各地に媽祖を祀った天后廟あるいは媽閣廟がありますが、中でもマカオの媽閣廟は有名で、観光名所ともなっています。マカオの地名の由来は、この媽閣廟(広東語 マーコッミウ)近くで、ここはどこかと尋ねたポルトガル人が地名と勘違いしたことによると言われています。(再びウンチク)
元町商店街です。まだ人出がありません。
貴金属店が入っている建物の外観です。まだ11月なのにもうサンタクロースが壁をよじ登っています。
最後にはお馴染みの麻布十番に立ち寄り、例によって食材のまとめ買いをしました。今年の酉の市は3回もあるようですね。「三の酉」まである年は火事が多いと言われています。皆さん、火の元に注意しましょう。