若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

あれって「嫁ブリ」って言うんですね・・・  語呂合わせの九州北部の風習ですが。

2011-10-25 10:00:00 | 日々の出来事
歳をとるにつれ、田舎のこと、風習などを思い出すことがしばしばな最近の殿であります。殿の田舎では結婚して最初の正月は嫁さんの実家にブリを持っていくという習慣があることは知っていました。殿はその時分は既に東京暮らしでもあり帰郷もしなかったので、実行したことはなく、なんとなく忘れていたんですが、なぜそういうことをするかの理由をネットで見つけたので紹介します。興味ない人は読み飛ばして下さいね。
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ブリを持っていくのは、九州北部に古くから伝わる風習で、「嫁ブリ」、「よか嫁ブリ」というそうです。これは一種のシャレで、よく「男ぶりがいい」などと言うのと同じように、「そちらから嫁いだ娘さんの嫁ぶりがいい」という意味でブリを贈るのです。


福岡県はもちろん九州なんですが、留意しておきたい点は日本海側だということです。福岡というと温暖なイメージがありますが、実際には日本海に面し、結構寒いのです。その日本海側の代表的なサカナといえばブリ。太平洋側の関東ではマグロなどが重宝されますが、福岡ではブリがいろいろな料理で使われています。


もともと、玄海灘の漁村で、年末年始に欠かせないブリをヨメゴ(嫁さん)のサトに持って行っていたようで、所帯をもって初めて正月を迎える新郎さんから新婦の実家に「よか嫁さんをありがとうございました。」ということでブリを持って行く習慣が根付きました。

この漁師の習慣が博多商人の間にも広まり、ブリを用意して新郎の親ともども新婦の実家に正月の挨拶にいっていたようで、やがて博多を中心に九州北部に広くみられる慣習になりました。

ちなみに、よか嫁ブリの風習は九州だけかと思ったら、ブリの産地、富山の一部でも嫁ブリがあるそうです。でもこちら嫁方から婿方にブリを届ける慣わしなんだとか。九州のほうが女性に優しい慣習ですよね。

今年初正月をお迎えの新郎さん、「嫁ブリ」を嫁さんの実家に贈ってみたらどうですか。「よか嫁ブリ」できっと「よか婿ぶり」が伝わってきますよ。
 

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P.S.
10/23に続いて、昨日24日もランクインしました。2009/12/3から691日間で、682回ランクインしたことになります。164万gooブログ中の2,895位で、通算725度目、訪問者数294名(累積211,830名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)

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