若い頃は肩こりなんて・・・ってほざいていたんですが、最近では肩こり、腰の痛みで困っっている殿であります。そもそも凝りはなぜ起きるの? どうしてそうなるのだろう? そんな疑問の数々に答える形で、「凝りの解消バイブル」を何回に分けて紹介します。(以下、nikkei WOMAN onlineから一部抜粋)
『 肩こり、首こり、腰こり。体の中にはいろいろな凝りがあるけれど、結局、凝りって何なのだろう? 「筋肉が無意識に固く緊張して、自力ではゆるめられなくなった状態です」
首都大学東京の准教授で理学療法士の竹井仁さんはこう説明する。なるほど、確かに、意識して力を入れた筋肉、例えば二の腕の力こぶなら、力を抜けばすぐにゆるむけれど、凝り固まった肩や腰の筋肉は、ゆるめたくてもゆるまない。
なぜ、固くなるのだろう? どうして自力でゆるまないのだろう? その答えはちょっと複雑なのであとでゆっくり説明することにして、まずは凝り固まった筋肉の内部で何が起きているのかを見ていこう。
■ 血流が悪くなるから凝り症状が起きる
体の中のあらゆる組織と同じく、筋肉も細胞が集まってできている。「筋線維(きんせんい)」と呼ばれる繊維状の細胞が束になっていて、細胞一つの太さは数十~100µm(マイクロメートル)、長さは10cmを超えることもあるというから、肉眼でも見える巨大な細胞だ。その中に、収縮するための特殊なしくみが組みこまれている。
■ 血流が悪い筋肉はエネルギー不足でゆるめなくなる
筋肉細胞(筋線維)の中には、アクチンとミオシンという細長いたんぱく分子が、整然と並んでいる。このたんぱく同士がスライドするように互いのすき間へ滑りこむことで、筋肉細胞の長さが短くなって筋肉全体が収縮するしくみだ。だが、筋肉が凝って血流が低下し、細胞内のエネルギー(ATP分子)が欠乏すると、アクチンとミオシンがくっついて離れなくなるという。だから、凝った筋肉はゆるめないのだ。
細胞が生きて活動するには、酸素と栄養の供給が必要。それを運んでくるのが血液だ。筋肉の中には毛細血管が入りこんでいて、細胞に新鮮な酸素と十分な栄養を届ける。
一方、筋肉の活動によって発生した代謝物や、いらなくなった部品などの老廃物は回収され、静脈を通って筋肉の外へ出ていく。これが、正常なときの筋肉の姿。
筋肉が凝り固まるとどうなるか。毛細血管が圧迫されて血流がてきめんに悪くなり、代謝物が筋肉内部にたまる。これが外に染み出て周辺の神経を刺激することで、あのジーンというイヤな感じを起こすという。また、自力でゆるめなくなる原因も、実は血流不足。細胞に酸素などが届きにくくなってエネルギー不足になると、内部の収縮装置がフリーズしてしまうのだという。
つまり、「凝り症状」を引き起こす直接の原因は、血流の悪化。だから、逆に血流をアップさせれば症状は改善できる。「温める、もむ、ほぐすといった手法はどれも、症状を和らげるのに役立ちます」(竹井さん)。
■ 「ほぐす」のは対症療法 凝りの根本原因は?
これで一件落着? いや、一番根っこの問題が残っている。そもそもなぜ筋肉は凝り固まるのだろう。そこを解決しないければ、いつまでも「凝ったらほぐす」という対症療法に頼るしかないことになる。「各人の原因と症状に合わせた根本的な対策が必要」(竹井さん)。
凝りの原因は一般に「姿勢」「運動不足」「ストレス」といわれている。これはその通りなのだけれど、では「姿勢を正し、運動をして、ストレスを減らす」を心がければ凝らなくなるのかというと、そうともいえない。そこでカギを握るのが「筋膜(きんまく)」だ。
3大原因をアップしますね。
一般に「凝りの3大原因」といわれるのがこの三つ。ただ、意識して改善できるのは「運動不足」ぐらい。 』
あとの二つに関してどうすればいいのかは第2回以降で。
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P.S.
10/25に続いて、昨日26日もランクインしました。2009/12/3から693日間で、684回ランクインしたことになります。164万gooブログ中の2,485位で、通算727度目、訪問者数302名(累積212,418名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)
『 肩こり、首こり、腰こり。体の中にはいろいろな凝りがあるけれど、結局、凝りって何なのだろう? 「筋肉が無意識に固く緊張して、自力ではゆるめられなくなった状態です」
首都大学東京の准教授で理学療法士の竹井仁さんはこう説明する。なるほど、確かに、意識して力を入れた筋肉、例えば二の腕の力こぶなら、力を抜けばすぐにゆるむけれど、凝り固まった肩や腰の筋肉は、ゆるめたくてもゆるまない。
なぜ、固くなるのだろう? どうして自力でゆるまないのだろう? その答えはちょっと複雑なのであとでゆっくり説明することにして、まずは凝り固まった筋肉の内部で何が起きているのかを見ていこう。
■ 血流が悪くなるから凝り症状が起きる
体の中のあらゆる組織と同じく、筋肉も細胞が集まってできている。「筋線維(きんせんい)」と呼ばれる繊維状の細胞が束になっていて、細胞一つの太さは数十~100µm(マイクロメートル)、長さは10cmを超えることもあるというから、肉眼でも見える巨大な細胞だ。その中に、収縮するための特殊なしくみが組みこまれている。
■ 血流が悪い筋肉はエネルギー不足でゆるめなくなる
筋肉細胞(筋線維)の中には、アクチンとミオシンという細長いたんぱく分子が、整然と並んでいる。このたんぱく同士がスライドするように互いのすき間へ滑りこむことで、筋肉細胞の長さが短くなって筋肉全体が収縮するしくみだ。だが、筋肉が凝って血流が低下し、細胞内のエネルギー(ATP分子)が欠乏すると、アクチンとミオシンがくっついて離れなくなるという。だから、凝った筋肉はゆるめないのだ。
細胞が生きて活動するには、酸素と栄養の供給が必要。それを運んでくるのが血液だ。筋肉の中には毛細血管が入りこんでいて、細胞に新鮮な酸素と十分な栄養を届ける。
一方、筋肉の活動によって発生した代謝物や、いらなくなった部品などの老廃物は回収され、静脈を通って筋肉の外へ出ていく。これが、正常なときの筋肉の姿。
筋肉が凝り固まるとどうなるか。毛細血管が圧迫されて血流がてきめんに悪くなり、代謝物が筋肉内部にたまる。これが外に染み出て周辺の神経を刺激することで、あのジーンというイヤな感じを起こすという。また、自力でゆるめなくなる原因も、実は血流不足。細胞に酸素などが届きにくくなってエネルギー不足になると、内部の収縮装置がフリーズしてしまうのだという。
つまり、「凝り症状」を引き起こす直接の原因は、血流の悪化。だから、逆に血流をアップさせれば症状は改善できる。「温める、もむ、ほぐすといった手法はどれも、症状を和らげるのに役立ちます」(竹井さん)。
■ 「ほぐす」のは対症療法 凝りの根本原因は?
これで一件落着? いや、一番根っこの問題が残っている。そもそもなぜ筋肉は凝り固まるのだろう。そこを解決しないければ、いつまでも「凝ったらほぐす」という対症療法に頼るしかないことになる。「各人の原因と症状に合わせた根本的な対策が必要」(竹井さん)。
凝りの原因は一般に「姿勢」「運動不足」「ストレス」といわれている。これはその通りなのだけれど、では「姿勢を正し、運動をして、ストレスを減らす」を心がければ凝らなくなるのかというと、そうともいえない。そこでカギを握るのが「筋膜(きんまく)」だ。
3大原因をアップしますね。
一般に「凝りの3大原因」といわれるのがこの三つ。ただ、意識して改善できるのは「運動不足」ぐらい。 』
あとの二つに関してどうすればいいのかは第2回以降で。
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10/25に続いて、昨日26日もランクインしました。2009/12/3から693日間で、684回ランクインしたことになります。164万gooブログ中の2,485位で、通算727度目、訪問者数302名(累積212,418名)でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)