若殿の気ままな独り言

日常生活で見聞きしたこと感じたこと、はまってるマカオ/Macau/澳門のことなど、勝手気ままに書き綴ります。毎日更新!

パステルカラーのプラナカン建築を訪ねて  (シンガポールぷらぷら散歩~カトン~)

2011-03-13 10:00:00 | Macau、旅行
四日振りのシンガポールぷらぷら散歩ですが、今回はシンガポール市街の東部に位置するカトン(Katong)のプラナカン建築の様子をメインにお届けします。
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シンガポール二日目2月4日、ボタニック・ガーデンのナショナル・オーキッド・ガーデンでランの花を堪能した後、MRTでカトンまで足を延ばしました。プラナカンの美しい建物が立ち並ぶ街ということで、訪れたわけであります。


MRTユーノス(Eunos)駅そばの広場の旧正月の飾り。新年を祝うイベントが行われた様子が残っていました。


靴を脱いで、人々が集まっています。


イスラムのモスクです。まもなくお祈りが行われるようでした。

「プラナカン」とは、15世紀後半からマレーシアやシンガポールにやってきた、中国系移民の子孫のことです。彼らは現地の女性と結婚し、中国やマレーの文化とヨーロッパの文化をミックスさせた、独自の生活スタイルを築きました。東西交易の要衝であった、マレー半島やシンガポールならではの歴史です。


プラナカンは中国系移民の子孫ということで、当然のごとくチャイニーズ寺院というか廟もありました。

続いて、スナップしたプラナカン建物をいくつかご覧下さい。


プラナカンの建築物は一階が店舗や事務所、二階が住居になっており、「ショップハウス」と呼ばれます。


ちなみに、純粋に住居としているものは「テラスハウス」とも呼ばれます。






間口が狭くて奥行きが深い、まるで京都の町屋のような造り。


一戸単独で建つことはなく、数件が隣り合った状態で建てられます。






ジョー・チアット・ロードの、プラナカン建築のレストラン。


華やかなテラスハウス。


プラナカンの建築の特徴は、明るいパステルカラー。華やかな色で塗られた建築群には、ネオ・ゴシック様式やバロック様式などの西洋建築のスタイルが取り込まれ、よろい窓や瀟洒な柱で彩られています。


ファサードには花やつる草模様のレリーフが施され、ひとつひとつが宝石のような美しさ。中国やインド的なデザインを盛り込んだものもあり、まさに東西文化を融合させた住居になっています。


「ファサードとは、建築物の正面の外観のこと。道路側から見たときの建物の外観のことをいうので、いわば、その建物のもっとも見せ場となる「顔」ともいえる部分です。(ウンチク)」




カトン地区のジョー・チアット・ロード周辺をぷらぷらしたんですが、ここにはプラナカンや、ユーラシアン(アジア人とヨーロッパ人の混血)の子孫たちのコミュニティがあったため、今も往時の華麗な建築群が数多く残っていました。

午後1時半から3時頃までの赤道直下の強烈な陽射しに照らされてのぷらぷら散歩は、殿の体に深刻なダメージを与えましたが(このことは、日を改めて報告します。)、通りのいろんな建物を細かく観察していると、時間が経つのを忘れてしまうくらいでした。


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P.S.
3/11に続いて、昨日12日もランクインしました。2009/12/3から465日間で、456回ランクインしたことになります。155万gooブログ中の4,895位で、通算499度目、訪問者数222名(累積136,421名)でした。ということで先週(3/6~12)は、(2009/11/22~28)から(2011/2/27~3/5)までに続いて68週連続で、71回目の週間ランク入りを果たしました。155万gooブログ中の3,897位で、訪問者数は1,818名でした。みなさん、どうもありがとう。(目障りでしょうが、殿の記憶のためのメモです)