地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

パイプ内面ホーニング加工、作業要領掴まえつつペースアップ

2008年02月27日 21時33分43秒 | 今日の東洋硬化


今日は10時から入社希望者の面接・適性検査でした。ハローワーク鳥栖から
の紹介でした。クロムめっき部門、猫の手も借りたい状態なのですが、それでも
適性の低い方を、後は宜しく、と職場に放り込んでしまっておしまい、という
わけにはいきません。

明日も10時からクロムめっき部門希望者の面接です。こちらはハローワーク
玉名からの紹介。玉名市内からの通勤はかなりしんどいこたーないですか?、
と電話口のハローワーク職員さんに申した処、ご希望者のお住まいは荒尾なの
で大丈夫、とのご返事。玉名よりゃちっとは久留米に近寄りましたが、それで
もかなり遠方です。

このあたり、明日、本人に直接うかがってみることにします。

最近ブログアップ回数が激増しているパイプ内面ホーニング加工の写真を、午後
一番に撮りました。



(パイプ内面で回転&スライドし装着されている砥石で研磨していくホーニング
ヘッドです。パイプ内径サイズにあわせて数段階、用意されています)

そして、ホーニングヘッドを加工品の中に入れます。


(高速高硬質クロムめっきを300μm近く成膜したパイプ内面の研磨加工です)


(砥石の粒度を小さくしていきながら、鏡面に近づけていきます)


(研削油の粘度、激しく高くドロドロベタベタです。毎度使い慣れている円筒
研削作業での水溶性研削液とは大違い。この研削油は機械メーカー指定の
言わば「紐付き指定消耗品」です。ちなみに当社で日頃使用している水溶性
研削液は「ノリタケクール」)


(ホーニング作業は終了。ご覧の通り、厚付クロムめっきが鏡面に近い状態
まで研磨されています)


(研削油を拭き取り、機械から降ろしました。磨いた内面、やや霞がかかった
状態であることが見て取れます。表面粗度データ的観点からすると既にOKな
品質にまで到達していますが、当社ではもう一工程、手を加えます)

何するかっつーと、「パイプ内面自動バフ研磨機」での仕上げ研磨加工。


(これも今日午後の写真。上記品物とは別物をバフ研磨する処です。上記品は
明日か明後日バフ研磨し、お得意先へ発送する段取りです)

上記品が仕上げ終わった段階の写真は、その時までオアズケです。


夕刻、ホーニング盤担当のI君が、加工途中のシリンダーチューブを機械に載せ
始めていました。


(この品は内径120㍉前後、クロムめっき施工品ではありません。写真奥部
に見えるシリンダーヘッド装着部分が溶接熱にて収縮変形しますので、その部分
付近のパイプ内面寸法矯正の為にホーニング加工します。この手のホーニング盤
で慎重にサイズ補正する必要があります)


(この機械ですと、パイプ内面寸法は円筒度・真円度ともにきっちり矯正出来
ます)



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生が得意です。
● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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