地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

南オセチアで紛争が

2008年08月09日 10時19分00秒 | 時事ネタ


昨日午後、待望の夕立となりましたが、激しすぎました。稲光と雷鳴多数の
附録付き。久留米の時間雨量は50㍉を超えたらしいです。

当社近所の柳川県道平島ガード下が浸水し一時通行止めとなりまして、大渋滞
発生でした。

雨とともに頭上でバシャンバシャンと雷鳴が数知れず。

近所の変圧器にでも落雷し停電したら、その時点で入槽しているクロムめっき
施工中の品が全てオシャカになりますので、ヒヤヒヤもの。

城島や広川町では落雷で火災発生しています。

お湿りは欲しいもののもう少しまろやかな夕立となってもらえないものやろか。



懸念していたグルジア国内での、グルジア軍と少数民族分離独立派との衝突が
始まってしまいました。

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グルジア:南オセチアで独立派勢力と治安部隊が交戦

 【モスクワ大木俊治】グルジアからの分離独立を求める南オセチア自治州で
6日、独立派勢力とグルジア治安部隊が交戦し、本格的な戦闘の再燃が懸念さ
れている。ロシア外務省は同日、双方に自重を呼びかけるとともに事態収拾の
ためグルジアに特使を派遣した。現地に駐留するロシア平和維持軍は事実上、
独立派勢力を保護しており、90年代の紛争が再燃すれば、北大西洋条約機構
(NATO)加盟を目指すグルジアと、これに反対するロシアの武力衝突に発
展する可能性も懸念されている。

 インタファクス通信によると、南オセチアを実効支配する独立派政府は、勢
力圏内の要衡をグルジア治安部隊が占拠したため、砲撃戦の末に奪還したと主
張。一方グルジア側は、グルジア支配地域の村が砲撃されたため反撃したと主
張している。独立派政府はグルジアの砲撃で住民3人が負傷したと発表。グル
ジア側は死傷者はなかったが、数十軒の住宅が破壊されたとした。

 南オセチアでは92年の和平合意後も散発的な衝突が続いてきたが、今月1~
2日に独立派の6人が死亡する戦闘が起き、南オセチアの子供数百人がロシア
に避難するなど緊張が高まっている。

 同様にグルジアからの分離独立を求めるアブハジア自治共和国の独立派政府
も5日、南オセチアへの軍事支援の可能性に言及。また欧米の仲介で15日に
ベルリンでグルジアと和平交渉を行う予定だったが、グルジアが南オセチアへ
の攻撃を中止しなければボイコットすると表明している。

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旧ソ連から独立したグルジア国内の少数民族であるオセット人がグルジアから
の独立を求め、それを支援するロシアと、オセット人を押さえにかかるグルジ
アとの全面紛争に発展してしまいそうな様子です。

この南オセチアでの紛争、まず間違いなくグルジア西部のアブハジア自治共和
国へも飛び火します。ほぼ断定できるほど確実に。

背景として考えられるのは、EU諸国と接近しつつNATO加盟などを指向する
グルジアに対し、その動きを阻止するべく、CISの盟主たるロシアが圧力を加
えているという図式。

あわよくば、南オセチア(とアブハジア)をグルジア領からロシア領に変更して
しまいたい、との思惑も垣間見えます。

元々は、グルジア国内での少数派であるオセット人やアブハズ人が自民族の権
利拡大と民族自決を画策して行動しているのですが、隣接する大国ロシアが絡む
と、どうしても軋轢が拡大する方向に動いてしまいます。

国内経済が上向いてきたここ数年、ロシアの復古調帝国主義的対外政策の強面
ぶりが目につきます。今回の南オセチアでも、地元民たちの対立を利用して紛争
拡大の流れを作っていきそうな予感があります。

このまま時間が経過していくならば、狭量な民族主義がエキセントリックに高揚し
紛争は激しさを増すばかりかと考えられます。

泥沼に陥ったチェチェン紛争の再来とならぬ様、ロシア・グルジア両政府、さらに
オセット人・アブハズ人たちの自制が望まれるのですが。



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