地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

とりあえず、喫緊の課題

2010年09月16日 06時26分44秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


一昨日、当社クロムめっき8号槽用整流器が復活。無事に生産を再開することが
出来ました。安堵..。さらなる雷被害を避ける為、先般当社においで下さった避
雷用機器メーカーの紹介部品を設置するつもり。

昨日は、「中小製造業経営研究会CRAFT」の9月例会&年次総会を実施しまし
た。年次総会では、全ての審議事項と新しい事業計画が認められ、新年度がス
タート。「平井鍍金工業」さんが入会。年次総会後の懇親会にも出席となりました。

一昨日から始めた「日本硬質クロム工業会誌」用の原稿作成、昨日までに原稿
用紙3枚程度やっつけ終わり。さらに3枚程度書き、大枠は終了する予定です。
そして、数日寝かした後に一度読み直して、細部調整してから工業会事務局へ
送信することになります。テニオハや文章連結・流れに違和感がある場合が往々
にしてあり、時間おいて読み直し訂正していくことが僕の場合必要ですので。

さて、早朝、パソ開いてみると医療系新技術報道が目白押しでした。

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臍帯血から、がん死滅の免疫細胞 治療法開発に期待

ヒトのへその緒にある臍帯をもとに作製した免疫細胞が、がん細胞の中に入り
込んで内部から細胞を死滅させたと林原生物化学研究所(岡山市)が15日発
表した。

こうした現象が確認されたのは世界で初めて。新たながん治療法の開発が期
待されるという。

この免疫細胞は2006年に同研究所が発見し「HOZOT(ホゾティ)」と名付け
た。

研究で、ヒトのがん細胞とHOZOTをまぜたところ、HOZOTががん細胞に近づ
き、侵入。

その後、約2~4時間で徐々にHOZOTが死滅し始め、同時にがん細胞の生
存率も低下した。死滅したHOZOTから細胞を死に至らせる物質が漏れ、がん
細胞の構造を壊すのが原因とみられる。正常な細胞には侵入しなかった。

記者会見した同研究所の竹内誠人主任研究員は「がん患者の血液で、
HOZOTと同様の働きを持つ細胞を作りだし、治療につなげたい」と話した。5~
6年後をめどに臨床研究を始めたいとしている。

研究結果は22日から大阪市で開かれる日本癌学会で報告する。

2010/09/15 17:46 【共同通信】


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<ミドリムシ>目的の細胞だけ抽出・運搬 がん検出に応用も

毎日新聞 9月15日(水)15時1分配信

植物と動物の性質を併せ持つミドリムシに、目的の細胞だけを抽出・運搬させる
方法を、名古屋大の馬場嘉信教授と岡本行広・助教のチームが考案した。患者
の検体からがん細胞や病原体を検出したり、再生医療で必要な細胞だけを分離
するのに役立つ可能性があるという。16日、仙台市で開催中の日本分析化学
会で発表する。【須田桃子】

チームは、ミドリムシが光合成で自ら栄養を作り出すため簡単に培養でき、光に
反応して液体中を移動する性質に着目した。

実験では、特定の細胞を認識する分子などをミドリムシの表面に付着させた。そ
の上で、二つの容器を約5センチの管でつなぎ、一方の容器に、2種類の疑似
細胞(蛍光物質)各2万個と、ミドリムシ3000匹を投入。ミドリムシは2種類のう
ちの目的としていた疑似細胞のみをくっつけ、光を当てると、もう一方の容器に移
動した。約90分後、その疑似細胞は自然にミドリムシから離れ、35%にあたる
約7000個の疑似細胞を回収することに成功した。疑似細胞には他の物質は付
着しておらず、ほぼ100%の純度だった。

岡本助教は「基本的にあらゆる細胞に適用できる。ミドリムシは安価に大量培養
できるので、医療機器の不足しがちな途上国で病気の診断や再生医療に応用
できるかもしれない」と話す。


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iPS細胞、歯科再生医療にも 歯茎から作製成功 阪大チーム

産経ニュース 2010.9.15 09:03

ヒトの歯茎(はぐき)の細胞から、さまざまな細胞に変化する人工多能性幹細胞
(iPS細胞)を作製することに、大阪大大学院歯学研究科の江草宏助教(歯科
補綴(ほてつ)学)の研究チームが初めて成功した。世界で初めてiPS細胞を作
製した京都大学の山中伸弥教授らとの共同研究で、歯科分野での再生医療や
創薬への貢献が期待される。研究成果が15日付の米科学誌「プロスワン」(電
子版)に発表された。

研究チームは、歯周病やインプラント(人工歯根)治療の際に切除され、不要と
なった歯茎を利用。iPS細胞の作製に必要な4つの遺伝子を導入すると、神経や
軟骨などに分化することを確認した。

これと並行して、マウスの歯茎からもiPS細胞を作製。マウスの場合、皮膚細胞
よりも歯茎からのほうがiPS細胞の作製効率が7倍以上高く、骨や精子にも分化
しうる質の高い細胞になることも確かめた。

もともと歯茎の細胞は増殖するのが早く、傷ができても治りやすい特徴があり、
iPS細胞作製には比較的適していると考えられていた。

当面は遺伝性疾患をもつ患者の病態解明や創薬などへの応用が期待され、ヒト
の歯茎から作製したiPS細胞を骨に分化させることが研究課題になるという。江
草助教は「将来的に、歯周病などで消失してしまったあごの骨の再生などにもつ
なげていければ」と話している。


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数ヶ月前の早朝、関西営業活動に出かける途中、山陽道上の車中のNHKラジオ
で抗がん医療について語る専門家のお話を聴いていますと、「仮に体内にがんが
発生してしまっても、半年間でも延命出来れば、その間の抗がん技術の進歩で、
以後の生存可能性が大幅に向上していく現実がある。現在、そういう時代にさし
かかっていることを認識するべき」との内容でした。


一昨年の顎怪我以来中断してしまっている虫歯治療と、後回しにしている人間ドッ
ク入りを実施せにゃなりません。

とりあえず、喫緊の課題。



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは、当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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