今日から16日まで、仕事は完全にOFFです。
初日の今日は、寝溜めの日。娘と妻は、電車に乗って福岡へ行ってしまいましたが、
ここ10日ほど足りていなかった睡眠時間を取り戻すべく、僕はガンガン眠っていま
した。
ついさっき起きだして窓から東の空を見ると、耳納連山の北側に虹がかかっていまし
た。その向こう側は真っ黒い雲の壁でしたので、田主丸・吉井か、または、そのもっ
と向うの杷木・朝倉方面で激しい夕立となっているものと思います。
昨日の落雷停電で当社は若干の被害を被りましたが、あの手の雷雲(積乱雲)の数倍
の規模になるという、合衆国のプレーリーやグレートプレーンズに発生するスーパー
セル(巨大積乱雲)やそれを母体として、壊滅的被害をもたらすトルネードの写真を
アップしてみます。
ネブラスカ州在住のStorm Chaser" Mike Hollingshead氏のHP Extreme Instability
から
(04年4月12日.ネブラスカ州.ハイウェイ12号線沿線でのスーパーセル)
(スーパーセル下部がいぼいぼの状態になっています。ここからダウンバーストや
拳大の雹・大量の雨、そしてもしかするとトルネードが発生します)
(雨が降り始めました。雲全体が渦を巻いているのがわかります)
(晴天の大平原に、ここだけ、異常な巨大積乱雲があるわけです)
(04年7月12日.ネブラスカ-サウスダコタ州境の北側付近。まるで、雲の津波
です。この真下に入るにはかなりの勇気が必要かと)
(05年5月10日.ネブラスカ州コロンバスからグランドアイランドにかけての
付近。「凄みのある美しさ」などと形容するのは不謹慎なのでしょうか)
(05年6月9日.カンザス州ヒルシティー付近。トルネードの右側に地面に平行
に雲が渦を巻いています。これもトルネード一種だろか?)
(ズームした写真を見るとこのトルネードの規模が実感できます)
(05年8月17日.ネブラスカ州南西部インターステート80号線沿線付近での
スーパーセル。夕陽を背景にしています)
ここから下の写真の出所は申し訳ありませんが不明です。以前、ストックしておい
たもの。
(地上の物を巻き上げ、進路の周囲に巻き散らしている様子がよくわかります)
(ストームチェイサーというかトルネードハンターです。トルネードのコアの分析
をする為に観測装置をトルネードの進路ドンピシャの位置に設置しようとしていま
す)
実は、僕もストームチェイサーになりたかったりするのですが、日本では無理です。
もし、ストームチェイスを体験させてやるからアメリカへ来い、とお誘いいただく
としたならば、間違いなく必ずすっ飛んで行きます。
根っからの野次馬根性を持っていますので。
僕と同じ野次馬気質の有名気象予報士、石原良純氏が書いた文を引用します。
カンザス・オクラホマ・テキサスでトルネードチェイスを体験したことがあるらしい。
心底うらやましいです。時間と金をふんだんに持ってる奴はいいよな~。
『 僕は以前、本物の竜巻をこの目で確かめたくて、竜巻の本場であるアメリカに
出かけたことがある。
カンザス州、オクラホマ州、テキサス州をはじめとするグレートプレーンズ
(中西部大平原)。そこには五月から六月初旬にかけて、ロッキー山脈を越えて
吹き下りる冷たく乾いた風と、メキシコ湾から北上してくる湿った暖かな風がぶ
つかって巨大積乱雲(スーパーセル)が発生する。そしてその下には、巨大竜巻
(トルネード)がしばしば発生することが知られている。
何も遮る物がなく地平線まで真直ぐに伸びたフリーウェーを、時速百マイルで
ふっ飛ばし竜巻を追い求める姿は、映画『ツイスター』に登場したトルネード・
チェイサーそのものだ。
実際、僕が参加した『クラウド9』(最大級に発達した積乱雲の意味)の主催
者も、ツアー客を案内すると同時に、トルネードの写真や映像を自分の手で撮影
することに命をかける、本物のトルネード・ハンターなのだ。
グレートプレーンズは、日本の国土の約十五、六倍もある。竜巻を追っての一
日の走行距離は千キロにも達する。朝、東京を出発し福岡に向ったが、新潟に雲
が出るからと途中の大阪で北陸道に乗り換える。トルネード・ハンティングはそ
んな壮大なスケールだ。
トルネードは、南西から北東へ進行する積乱雲の右最後尾に発生することが解
明されている。
つまり、竜巻を安全に観察するには、積乱雲の下の暴風雨を避けるために、後
ろ右側から雲に接近することが必要なのだ。
現れる巨大積乱雲は東京二十三区ぐらいの大きさ。
ちょうど、二十三区の羽田空港あたりに発生する竜巻に、北の東北道や西の中
央道から近づくのではなく、一旦神奈川県へ下り、横羽線か湾岸線を使って羽田
を目指せということだ。
だが、いくら安全を期していても大雨や雷に見舞われることはもちろん、時に
は突風が車を揺すり、ピンポン球ほどの雹がボンネットに叩きつけることもある。
そんな悪戦苦闘の二週間で一万キロ以上走っても、僕は結局、竜巻と出会うこ
とができなかった。
それがひょっこりと、土佐湾の沖に現れたのだ。それも三本。三本同時に竜巻
が現れた映像は世界的にも大変珍しく、研究機関に提供されたという。 』
ISHIHARA-YOSHIZUMI.COMから
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