地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

ニューロコミュニケーター

2011年01月04日 19時25分43秒 | 時事ネタ
 今年の正月はずっと天候悪いです。昨年の正月は、暖かい日差し
の下、天草の龍ヶ岳登ったものでした。危うく放火犯と見なされかけたりもしまし
たが。




頭の中で念ずれば、それを表示したり動作として代行したりする脳波読み取り技
術が実用化前夜まで来た、との報道が昨春なされていましたが、その動きが早
められた様です。

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脳波ゲーム 集中だけで操作、ボール宙に スポーツへの技術応用に期待

配信元:産経新聞 2010/09/16 12:38

手を触れることなく気持ちを集中させることでボールを空中に浮かせる、キーボー
ドを操作しなくてもパソコンの画面上で自動車を投げ飛ばす…。こんなSF映画の
主人公のようなことができるゲームが話題を集めている。脳波を使い、まるで超
能力者になった気分を味わえる新感覚のゲーム。脳波を測定する仕組みは将来、
さまざまな分野への応用も期待され、近未来を切り開くゲームといえそうだ。
(太田浩信)

 ●集中力を高めよう

セガトイズ(東京都渋谷区)から7月末に発売された「マインドフレックス」(1万26
00円)は、昨年のアメリカのクリスマス商戦で爆発的な人気を呼んだ。額と耳たぶ
から脳波を読み取るセンサーを備えたヘッドセットを装着し、本体のファンを回転
させてボールを浮かせる。そのときの集中の度合いによってファンの回転数が変
化するため、慣れてくればボールを自在に上下動させることができる。

ボールをコントロールしてコース内に置かれた障害物をクリアするなど4つのゲー
ムが大人から子供まで楽しめる。緊張したり、力み過ぎたりすると思うようにボー
ルを浮かすことができず、集中力とは何かを考えるきっかけにもなる。親子で集
中力について考え、好奇心を養える科学玩具(がんぐ)だ。

 ●自分だけのリラックス法

東芝パソコンシステム(千葉市美浜区)が7月5日に発売した「MindTune(マイン
ドチューン)」(2万1千円)は、生体信号センサー付きのワイヤレスヘッドホン。額
用と耳用のセンサーでアルファ波やベータ波など脳から出る微弱な生体信号を検
知し、電位差を分析するなどして集中力や瞑想(めいそう)度などをグラフィカルに
表示する。

付属の専用ゲームソフトでは、気持ちを集中させることでディスプレー上のキャラ
クターが動き、現れる樽(たる)や自動車を持ち上げたり、投げ飛ばしたり、燃や
すことなどができる。まるでSF小説の主人公になった気分が味わえる。

また、音楽を聴きながらリラックスしていくときに脳の活動の変化を記録し、自分だ
けのリラックス法を見つけることもできる。

アスリートが勝負をかけるとき、集中力を極限まで高めると同時に最もリラックスし
た状態にあるといわれる。実際にゴルフのパット時などに脳波の経時変化を測定
・記録するソフトを開発中で、将来は競技力アップへの応用も期待できそうだ。

 ■ヘルスケア、医療へも広がり 

脳波は脳細胞が出す微弱な電気信号。脳波を測定するセンサーは医療現場でし
か使われていなかったが、技術の進展により高性能、低価格な製品が出たことで
ゲームへの活用が実現した。センサーが拾った信号から脳波を取り出すデータ処
理の技術が格段に進んだことも脳波測定を身近な技術にしつつある。

単なるゲームの域を超えた「MindTune」は、開発で得られた成果を睡眠障害の
分析などに活用する方向で研究が進む。MindTuneで得られる脳の生体信号の
データが睡眠分析にも利用できるためで、実現すれば現在では大がかりとなって
しまう睡眠時の脳波測定の簡便化が図れるという。

「測定が大変だった脳波が技術の発展で大量のデータを得ることができるように
なり、さまざまな分野での活用に期待ができる」と、MindTuneを開発した東芝デ
ジタルプロダクツ&ネットワーク社の徳田均デジタルライフ事業推進室長。Mind
Tuneの発売をその第一歩と位置付け、「エンターテインメントの世界から出発し、
ヘルスケアや医療などさまざまな分野への応用も時間をかけて進めていきたい」
と話している。


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念じれば伝わるシステム、この夏にも製品化


産経新聞 1月3日(月)0時9分配信

言葉や身体が不自由でも、念じるだけで意思を伝えることのできるシステムが、今
年夏にも製品化されることが2日分かった。開発した独立行政法人・産業技術総
合研究所(産総研)が平成25年の発売を予定していたところ、進行性の神経系難
病患者らの要請が相次いだため、計画を前倒しする。医療機器メーカーを通じて
発売する予定で、価格は50万円以下になる見込みという。

システムは「ニューロコミュニケーター」と呼ばれ、身体や言語機能を使った意思
伝達ができない患者らを想定して産総研の長谷川良平グループ長が開発した。
利用対象となる患者は、脊髄小脳変性症(推定患者数は約2万人)や多発性硬化
症(同約1万人)といった神経系難病患者のほか、脳卒中などを含め国内で数十
万人とみられる。

患者は脳波が測定できる8つの電極がついた特殊な帽子(ヘッドキャップ)をかぶ
り、モニター画面に向き合う。頬に力を入れると電源が入り、画面に「飲食する」や
「移動する」など複数の項目が順番に点滅する。選択したい項目が点滅するとき
に強く念じると、コンピューターが脳波の形状を読み取り、次の画面に進む。

歯磨きをしたいときには第1画面で「移動する」、第2画面で「洗面所」を選び、第3
画面で「手洗い」「洗顔」などとともに表示される「歯磨き」を念じれば、コンピュー
ターの音声で「歯磨きがしたいです」と告げることができる。

昨年春に発表したところ、脊髄小脳変性症などの患者から「早く利用したい」といっ
た問い合わせや相談が相次いだ。このため計画を繰り上げ難病患者らの期待に
応えることにした。

システムは昨年12月に厚生労働省を通じて日本生活支援工学会の倫理審査の
承認を取得。産総研では月内にも在宅患者を訪問し、使い勝手の検証などを急ぐ。

開発をめぐる研究事業は21年度補正予算で10億円の助成金対象となり、22年
度から実用化に向けた取り組みが本格化していた。


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元々、平成25年頃実用化するとの発表だったのが、使用者であると想定されてい
る難病患者から早期の実用化要望が上がったことから、実用化予定時期を前倒
しするとのこと。

おそらく、ここ1年以内に医療用品として出回るものと思われます。

ケチなことを言いますが、この技術、外国への安易な移転などしないことです。近
隣諸国など、涎垂らしてノウハウ吸い取ろうとするはずですし、まず第一に軍事利
用に転用される可能性大。さらには、犯罪に使用されかねない技術であるのも事
実です。

ハードウェアとその第一目的を想定するだけでなく、正しくも邪であろうとも、可能
となってしまうその応用についても想像する必要があります。

と言ったところで今更遅いのかもしれません。オモチャとして既に輸出までし始め
ているのですから。

重大犯罪やテロリズムの道具にされぬ様、使用者免許制などの措置をとるべき、
などと言うと心配性に過ぎましょうか?



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● ㈱東洋硬化へのお問い合せは当社ホームページの「お問い合せ」欄、
   または、TEL:0942-34-1387  FAX:0942-36-0520
   所在地:福岡県久留米市津福本町1978-1 へお願い致します。

● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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